2012年の新年好!辰年ダルマとスカイツリー

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あけましておめでとうございます!
今年は「辰年」、「辰ダルマ」で新年です。

久しぶりに、1月1日はダルマの総本山?
群馬県高崎市の少林山達磨寺へ初詣に行ってきたのですが、
あいにく辰ダルマは1月6日の「ダルマ市」まで登場しないとか。

というわけで、物足りないけど製造元の「吉田だるま」でネット購入しました。

「吉田だるま」 http://www.yoshida-daruma.com/

予定どおり、1週間でちゃんと届きました。さすが日本だ…

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初詣で買ってきた元祖?のダルマ君と並んでごあいさつ。

本年も、よろしくお願いいたします!!

sun fuji bud

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2012年は、スカイツリーのオープンも5月22日に控えています
という訳で、東京でも初詣。
スカイツリーも一緒に拝める亀戸天神へ行ってきました。

この神社は、「天神」がついています。
これは、学業の神様・菅原道真が祀られていることで有名な
福岡県太宰府天満宮の兄弟神社、同じ神様がいらっしゃるということです。

「亀戸天神」 http://www.kameidotenjin.or.jp/

受験を控えた都内の皆さんは、亀戸天神をお勧めします。

そして、東京にも足を運べない受験生の皆のために、
1月4日、ある場所へ行ってきました。

続きは、また次のエントリーで・・・

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中国インディペンデント映画祭2011:私が観賞した3本は…

2011年12月3日~16日までの14日間にわたって、
東中野駅脇の「ポレポレ東中野」にて行われた
『中国インディペンデント映画祭2011』

映画というのは、テレビ番組よりも「ありのまま」を表現できる
映像ツールだと思っています。でも、いずれにしても情報統制の
厳しい中国という国では、社会問題などを表現することは
まず不可能だと思っていました。

そんな先入観を、この映画祭で取りあげた10本の映画は
見事に覆してくれました。

日本に住む中国人友人や、元中国在住日本人仲間の間で
話題になったのもありますが、その作品はどういう内容か、
どうやって、この統制が厳しい中国で制作することができたのか、
非常に興味を覚えたので、週末や平日昼間の空いた時間に
行ってきました。

私が見たのは、以下の3本。

・・・

『書記』

Shuji

あらすじ:中国の省や自治区に置かれ、全国で1500以上ある県。
その県において県長より高い地位にある共産党県委員の書記。
河南省にある固始県で区長から書記までを11年務めた人物の、
任期終了直前の3ヶ月間を密着したドキュメントには、陳情に来る
住民から、進出にくる海外の社長まで相手して多忙な日々を送る
書記の知られざる実態を通じて、現代中国の抱える深刻な問題が浮き彫りになる。

感想:最近、中国の辺鄙な街の郊外という郊外に、マンション群や
工業園区がボコボコ建っている話を聞いて気になっていたけれど、
この映画を見ると、その理由がわかってきました。
中国にいた時、田舎の町でこうした宴会を何回か経験した私は、
映像に出てきた皆さんの飲みっぷりや宴会の風景が懐かしくも・・・
監督の周浩監督は、主役の郭書記をどのように説得して、
あそこまでの密着取材を許してもらえたのか、気になりますね。

『ゴーストタウン(廃城)』 

Fch

あらすじ:雲南省の北西部の山中にある集落、政府の政策によって
廃村となり、捨てられたゴーストタウンである。しかしそこには、
昔から住み着いている少数民族の人々が当たり前の日常を過ごす。
朽ちかけた毛沢東の肖像を時々写し、
大自然に抱かれた廃村の不思議な町から、人間の本質が見えてくる

感想:標準語の字幕も欲しくなったほどの、少数民族・リス語が神秘。
四川大地震や東日本大震災の被災地を一緒にするのもなんですが、
「住めば都」どういう状況に追い込まれても、その土地を離れたくない
人々の気持ちが、何の加工もない素朴な映像に表れていました。

『天から落ちてきた!(天降)』  

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あらすじ:人工衛星の打ち上げが盛んな中国。四川省西昌の
衛星発射センターから上がるロケットは毎回残骸を地上に落とす、
政府は、その落下地点に湖南省綏寧県を選んでいる。
そのため、綏寧県の人々は打ち上げのたびに落下物の恐怖に
晒されており、過去には犠牲者をだしたことも…。
発展のために犠牲はやむを得ないという役人、打ち上げのたびに
避難する農民、そんな村人たちの様子をカメラは丁寧に写し撮る

感想:これもまた、驚くほどの密着ぶり。北京五輪に人工衛星と、
表向きではどんどん発展する中国、しかし一方で破片の落下に
おびえ、五輪のために電力を止められ仕事を奪われる国民。
このギャップは、まさに今の中国を表しています。

・・・

そして、「天から落ちてきた」「ゴーストタウン」を観賞した日は、
この映画祭の主催者・中山大樹さんを司会に、トークショーを行いました。
制作の舞台裏を伺いたかった私としては、嬉しいイベントです。

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(写真右から:中山大樹さん・劉健監督・張賛波監督・通訳さん)

残念ながら、劉健監督の「ピアシングⅠ」は見られなかったのですが、
インディペンデント映画祭の中でも稀な?
「中国で売れた作品?」のようで、それなりの収入を得ているそうです。
中国のアニメーション作品が、受け入れられることはすごいと思いました。

そして、張賛波監督は、私が上記3本の中でも最も考えさせられた
「天から落ちてきた!」の監督。北京オリンピック前後から、
湖南省のこの村に足繁く通い、かなりの数の村人を取材しています。

相当な取材力、そこに一途な根性を覚えました。

この作品を作ったきっかけは、張監督自身が湖南省の出身であることから
地元のニュース番組に出た小さなニュースを見つけたことから。
こういう事実があることに、何気に魅かれた監督は足を運び、
村人たちの信頼関係を築きながら、細かい取材を実現させたそうです。

農民、工場経営者、犠牲となった女性の両親、役人・・・
その中で、
「どうやって役人のコメントが撮影できたのか」と会場から質問が出た時の
彼の回答、
「最初は怖かったので、スイッチを入れてカメラを机に置いておいたら、
あまり関心を示さなかった」「途中で手に持って色んな角度で撮りだしたけど
それも何もとがめてこなかったので、撮ってしまった」とサラリ。

『書記』の主役になった書記さんもそうだけど、地方の人にとっては、
映像機器になじみがないのか、映像機器が回っていると、
それがどんな所に波及するかが、まだよくわからないのかもしれません。

ひょっとすると、映像で社会問題を問うことができる、
絶好のタイミングが、今のこの時期かもしれませんね…。

さて、そんな張監督ですが、ピアシングⅠの劉監督と違い、
出来あがった映画は中国でもひそかに水面下の映画祭や
海外のこうしたインディペンデント映画祭でしか上映できないという現状。

すると、まとまった収入に至っていないという現実があります。

こうした中、果敢にも次回作を企画中。
その製作費のために、あるものをオークションに出しました。

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実際に、天から落ちてきた人工衛星の破片です!!
翼の形をしているので、「翼」と名付けたそうです。

残念ながら、この数時間で買い手は現れなかったようですが、
応援できる方、応援買いいかがでしょうか・・・。

・・・

ともあれ、こうした中国のアンダーグラウンドでメッセージを
伝え続ける人がいることに、一縷の望みと希望を感じた映画祭。
主催の中山さん、お疲れさまでした。

「2011」というからには・・・来年も期待しています。

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11年ぶりの皆既月食@日本東京 世界中が観客の天文ショー!!

2011年12月10日は「皆既月食」が見られる。
前回の2000年7月16日以来、11年4カ月ぶりだそうです。

fullmoon moon1 moon2 moon3 newmoon moon3 moon2 moon1 fullmoon

満月の夜、一直線上に「太陽・地球・月」が並び、
満月が地球の影にすっぽり入る現象を「皆既月食」というのですが、
これが観察できる地点の中に、日本全国が含まれていたのです。

Geometry
国立天文台サイトを参照)

この日の東京、天気は晴れ。皆既月食はかなりの確率で見られます。
札幌は雪、大阪は曇り、という情報が入り、申し訳ない気持ちも含み、
それでは、と、記録を取ってみることにしました。

我が家は3階の南向き・ベランダ付きなので、
満月を見るには最適。さっそくベランダで月観測開始。

カメラはキャノンEOSのX2を使用、ピントはマニュアル、
シャッタースピード(以下SS)、絞りもマニュアルで調整します。

それでは、観測開始!!

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20時30分 まだ満月 ちょうどよく、雲も切れ始めてきました。
       (SS1/800秒、F18)

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21時38分 左端が欠け始めてきました。
       (SS1/640秒、F16)

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21時45分 ニュースに出ていた(国立天文台発表の)欠け始めの時間 
       調節は上記と同じです。

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22時20分 だいぶ欠けてきました。
     (上:SS1/640秒、F14 下:SS1/10、F14の2種類で撮りました)
     この先かなり暗くなりそうな予感をさせる欠け具合なので変えていきます。

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22時45分 更に欠けてきました。
       (SS1/20秒、F6.3最大)

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23時05分 全部欠ける最初の時間。でも、かなり光の筋を残していますね。
       (SS1/8秒、F6.3最大)

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23時15分 全部欠けているように見えなかったので、改めて10分後に再撮。
       (SS1/6秒、F6.3最大) 少し暗くなった程度でしたね…

Img_91062

23時31分 一番隠れると言われていた時間。下に一筋の明かりを残すのみ。
       これは、どうみても三日月じゃない!(SS1/4秒、F6.3最大)

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23時58分 再び満月に戻り始めたところ。左側に光を取り戻し始めました。
       (SS1/6秒、F6.3最大) 

そして日付が変わって…moon1

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11日00時30分 半分近く光を戻してきました。
       (SS1/25秒、F6.3最大)

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11日01時18分 ほぼ皆既月食終了。
       世界の天文ショーに参加した皆さん、お疲れさまでした。
       (SS1/800秒、F14)

fullmoon moon1 moon2 moon3 newmoon moon3 moon2 moon1 fullmoon

ちなみに、今回の皆既月食は、中国北京でも観測できたそうです。
中国では、「初虧」(開始)20:45~、「食既」(皆既月食)22:06~、
「復円」(終了)11日0:17 とのことでした
しゃおりんさん調べ  北京天文館参照)。

日本との時差、そのままですね。

そういえばワタクシ、北京では「皆既日食」を見かけました。
が、残念ながらここは曇りで完全観測は不可能でした。(2009年7月)
http://koma.cocolog-nifty.com/emmy/2009/07/post-4e52.html

fullmoon moon1 moon2 moon3 newmoon moon3 moon2 moon1 fullmoon

余談ですが、「月食」というと言葉で思いだすのが、
さだまさしさんの「月蝕(げっしょく)」という曲。
http://www.youtube.com/watch?v=Djp8Tqec7yg
2000年9月21日発売のアルバム日本架空節に収録されています。
前回の月食の時ですね。

月食の夜、三途の川を渡る船が恋する人を連れ去ってしまう情景だけでなく、
「心重ねた一瞬の時の重さを「愛」と呼ぶのか ああ」と、
上手に月蝕(月・地球・太陽)の"重なる"を比喩しているあたり、さすが!です。


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『ソトコト』1月号は「社会を良くするお買いモノ」―今年の消費は"スペンド・シフト"

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中国時代、仕事でお世話になっていた『ソトコト』を、
帰国してからも、ほぼ毎月読んでいるのですが、今月は特にすごい!

テーマは「ベスト・オブ・社会を良くするお買いモノ」

そう、今年の消費者の志向は、震災や不況の影響を受け、
こうした時代背景から、変化していると言われています。

この雑誌でも、従来の「自分の欲求を満たす買い物」から
「社会のためになる買い物」をする人が増えたことを挙げた上で、
各ロハスな人々の紹介で、これに該当するようなアイテムを掲載しています。

"社会に貢献する"知り合いも数人、紹介者に入っているのですが、
カンボジアの現状を撮り続けるフォトジャーナリストの安田菜津紀さんが、
現地で「キャッサバ焼酎」を開発・生産協力する日本人・高山良二さんを紹介。

このキャッサバ焼酎『ソラークマエ』が日本で手に入ったら絶対買います!
http://www.sorakhmer.com/index.php/sorakhemr

他にも、被災地応援アイテムがいっぱい雑誌に詰まっていて、
ひとつひとつ、生産される方々にお会いしたいと思わせてくれます。
どこかで、お会いできると嬉しいです。

付録のカレンダーも「さすが~」と思わせてくれました(上記写真左)。
最初なんにも知らなくて、プロの画家にも見えず、でも発想やデザインが、
「なんだか独特だな…」と思いながら「?」を浮かべて見ていたのですが、
裏表紙に載っていたサイトを見て、びっくり!

このカレンダーを描いたのは、知的障害者の方々だったのですね。
スタジオ・COOKA(クーカ) http://cooca.seesaa.net/
鮮やかな色使いで、部屋に飾ると華やかにしてくれそうです。

今月の『ソトコト』 社会を良くしたい人、必見です!

・・・

余談ですが、今年のように消費者の志向の変化について、
アメリカの分析家・ジョン・ガーズマ氏が米国の例を紹介した
『スペンド・シフト』が今年7月に、日本語翻訳版でも販売されています。

ジョン・ガーズマ氏は、今年9月、11月と日本へ来て、
震災関連の商品を販売する方々や社会を良くする商品を作る方々に
お会いして話を聞いて廻られたそうです。

米国の分析家にも一目置かれている今年の日本。
来年は、どんな風に消費の動きは変化していくのでしょうか。

それが、日本を良くする、日本を元気にする、そして世界も元気にするなら、
これまた楽しみです。

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中国と日本“歴史”の差―“正しい歴史”の基準は?

前回の続き…

映画『1911』でちょっと気になったこと。

孫さんを応援しようと、海外の実業家がたくさんの支援を
送ったことが描かれた中、それがすべて欧米で、
日本からの援助については一切触れられていなかった話。

今でも日本が中国に対して行った「良いこと」は
中国メディアでなかなか伝えられないように(一部ありますが)
たとえ過去の歴史に触れた映画であっても、
「日本の支援もあって、国の土台ができた」
とは、絶対に描けないのでしょう。

こうした形で中国人に歴史が伝わることで、現在の日中関係に
少なからず変な軋轢が生じ、認識のすれ違いが起きるのは辛いです。
中国人が気づかず日本に悪いイメージしか抱かないこと、
日本人が気づかず「こんなに助けたのに、なんで中国は
日本が何もやっていないって言うんだよ!」と憤慨すること、
双方で溝が出来たままの平行線ができてしまうんですよね…。

最近、またも歴史認識について考えさせられることがあったので、
少しだけ追記です。

・・・

今、ここに生きている誰もが知らないような、
生まれる前のはるか昔に起きたことが"歴史"の大半です。
そんな、はるか昔のことについて、私たちは
「正しい」「正しくない」をどうやって判断できるのでしょうか?

先日、日本に住んで長い中国人の人と、あまり触れない
「歴史教育」について、ちょっと触れてしまいました。

「昔、日本語を勉強する学生に「日本人は“正しい歴史”を
学ばないですよね」と言われたけど、本当にそう思う?」

と質問したのです。

すると、日本に住んで長い彼女からも「そう思う」と回答。
しかしその理由を問うと、ちょっとずれていきました。

「中国人の学生は、分厚い歴史教科書で膨大な量の歴史を
覚えさせられます。それを一字一句全部覚えなければ、
大学受験に受からない。中国5000年の歴史を覚えるためには、
そんな分厚い歴史教科書が6冊もあって、大変なんですよ。」

つまり、その学習量に比べれば日本人はそれだけの“量”を
学んでいないでしょ、だから正しい歴史を知らないでしょ、と?

…私が聞きたかったのは“量”ではなく、
それが“正しい歴史か”か、ということだったのですが…。

その労力をあの場所で否定するのはお門違いだし、
それを問題にする訳ではなかったので、なんとなく流して、
突っ込みはしなかったのですが、やはり何か釈然としません。

つまり例えば、その膨大な量の教科書で事実と違うことを
学生たちに叩き込んでいたとしたら、あるいは隠していたら、
そして、その記録の中から重要な要素が抜けていたとしたら、
そして、その抜けた部分が実は“正しい”事実だったとしたら…
その分厚い教科書で学んだ中国●億人の学生は、
「自分はすごい量の歴史を知っている、だから正しいんだ」
という勘違い
をしながら“正しい歴史”と学ぶのでしょう。

上記の時点で、日中の認識がずれていることを実感したのですが、
では、私だったら“正しい歴史”とはどういうものかというと…

今の資料は、どの国のどんな資料も“100%正しいものはない”
というのが正直なところです。

そんな中、記憶に残る言葉がありました。違う映画ですが、
「ステキな金縛り」という映画の中で、歴史学者が
「その歴史の資料が間違っていたら、書き直さなければならない
と主張する場面があります。

歴史は常に研究し続け、もし今まで伝えられてきたものが
間違っていたとしたら、“正しい”と判明した方に修正することが、
歴史資料の正しい記録の仕方だと思います。
だから、歴史学者という学者や考古学などの学部があるのです。
そうやって、徐々に“正しい方向”に近づけて行くことが、
最大限出来得る“歴史”の正しい捉え方かな、と思うのです。

正直な話、私は学生時代、あまり歴史を勉強してなかったので
(公立大学の受験では、社会科で「地理」を選ぶと「歴史」は
必要なかったこともあり…地理はバッ“チリ”?ですが^^;)

その分、歴史教科書の年号や登場人物などに修正があれば、
すぐに脳味噌箱の歴史知識を新しく入れ替える余地があるから
こういうことを考えるのかもしれません。

地理なんて、気候変動や災害で簡単に記録は変わるし、
分裂や合併などで国名も自治体名も数も変わるし、
都市の人口みたいな数字モノなんて、常に修正されてますから。

歴史だって、変わって当然です。むしろ、動かない歴史資料を
全部頭に叩き込ませるよりも、一定の所まで教えたら、
後は子どもたちの興味や好奇心にまかせて、自分で調べ続けて
いくスタイルを取った方が、柔軟に歴史に親しんでもらい、
正しい歴史を追及していく姿勢を持てるような気もしますがね。

歴史をロクに学ばなかった私は、実際に中国に住んでから、
中国のあちこちを旅して、そこに展示されている歴史資料を観て、
「あ、中国ではこういう風に伝えているんだー」と覚えて、
それから日本で歴史資料を買うようになったものです。
まだまだ浅いけど、興味こそ物を吸収するきっかけなんですね。

個人的な見解ですが、興味を持って常に学び続けて行くこと、
それが結果として“正しい歴史教育”にはなるのかなと思います

長い時間、どんっと与えられた教科書で歴史を
覚えさせられてきた中国人の子供たちが、これまで一所懸命
叩き込まれた知識を「はい、今日から変わります」と言われ、
頑張って覚えてきた知識を覆すのは難しいでしょう。
ま、これも愛国教育・反日教育(敢えて)のテクニックでしょうか?

・・・結論・・・

いずれにしても、修正を繰り返す作業を行ううちに、
日中お互いが共通していた認識も資料に取り入れられることも
出てくるだろうし、近づいていくことも(遠ざかることも)あります。

常に「この歴史資料、どうなんよ?」とお互いに検討し続けていけば、
そのうち認識のずれも、軋轢も、少なくなっていくのでは
ないかと思うのですが、いかがでしょうか?

・・・

それにしても…

『1911』で、日本の寄付行為が一切伝えられなかったこと。

こういうのを見ると、果たして日本も、歴史歴史において、
本当に自国の歴史を曲げないで国民に伝えているのか?

…と、考えさせられます。


≪前回のエントリー≫
映画『1911』観賞―辛亥革命?建国?100年後の「孫文」さんを考える
http://koma.cocolog-nifty.com/emmy/2011/11/1911100-1d00.html

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映画『1911』観賞―辛亥革命?建国?100年後の「孫文」さんを考える

Original

今更ながら…先々週、辛亥革命をテーマにした『1911』を観賞。
さすがジャッキー・チェン。中国建国60周年の時観た『建国大業』よりも、
はるかにエンタテインメントとして楽しめました。

袁世凱に政権を譲らなければ、今の中国は違う形をしていたかも…

そんでせっかく作った“国家”が初っ端から混乱してしまって、
だから共産党なんかが出てきて、なんだかわからないうちに
今の、結局王朝時代と変わらないような独裁体制の国家になって、
でもその近くに複数の党にできる可能性を残した島があって、
という、微妙に複雑な中国になってしまったのかと思うと、
孫さん、ちょっと残念!という気分。

... という後味が残った、「無私無欲」な孫文さんの熱い闘いを描いた作品。
今年の10月10日を、大陸いわゆる中華人民共和国では「辛亥革命100年」 、
台湾いわゆる中華民国では「建国100周年」とそれぞれ違う言い方で、
共に「国父・孫文」を讃えたことが記憶に新しい中、色々考えさせられました。

<ストーリー>
2000年以上続いた帝国の時代を終わらせた中国の民主主義革命。
当時、西欧列強の侵略を許していた清王朝を打倒し、近代国家へ
脱皮を図ろうとする孫分、黄興ら革命派の活動は度重なる失敗を
繰り返していたが、1911年10月10日、武昌で革命派の蜂起が成功
したことを契機に、革命が波及。
ラストエンペラー溥儀の退位により清朝は滅び、中華民国が生まれ、
民主共和政治の基礎がつくられた。第一革命ともよばれる。

と、ストーリーを書いてみましたが、100年後の今、
孫さんの理想に近い(?)民主主義を実現できているのは、事実上
台湾いわゆる中華民国のほうで、大陸いわゆる中華人民共和国は
共産党の一党独裁により、民主の主義などなかなか通じないのが現実。
民主主義とは、ほど遠い政治状況が続いている訳ですからね。

孫さんが今の中国を天国から見ていたら、どう思うだろうな・・・
と、考えてしまいます。

余談ですが、孫さんを応援しようと、海外の実業家がたくさんの支援を
送ったことが描かれた中、それがすべて欧米で、日本からの援助に
ついては一切触れられていなかった…
「これが今の日中関係、更には世界の力関係を示す現実なのかな…」
という無念さも少々残りました。

とはいえ、やっぱりオススメです。

映画『1911』公式サイト http://1911-movie.jp/

…続く

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奥多摩湖の紅葉と、ダムに沈んだ小河内村

11月13日、日曜日。晴天sun

紅葉mapleが見ごろ、という情報をネットで入手したワタクシ、
さっそく電車に乗って観に行ってきました。
東京の中でも郊外も郊外の東京都青梅市…の先の奥多摩町

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中央快速でお茶ノ水駅から青梅駅まで直行、
青梅駅で乗り換えて終点にあるのが、奥多摩駅。

皆さん、同じような情報をつかんでいらっしゃったのでしょうか。
電車の中も、駅前も、多くの人で賑わっていました。

駅前から、「奥多摩湖行き」のバスに乗って、見ごろと言われる
奥多摩湖を目指します・・・が、バスが1時間に1本あるかどうか、
というほどの少なさ。バスの出発時間まで30分ほどあったので、
まずは、歩いて3分ほどで行ける「氷川橋」へ。

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川沿いに遊歩道が伸びていました。ゆっくり散策しても10分ほどで
駅のバス乗り場まで戻ってくることができました。

バスに乗って、奥多摩湖の入口…をまずは過ぎてみます。
奥の方に、紅葉の綺麗な場所があるというので、
まずはそちらを見てから奥多摩湖の入口に戻ろうと目論見。
広い奥多摩湖、奥の方まで10分走り、「峰谷橋」で下車。
このバス停から川を渡りトンネルを越えると・・・

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な、なんと「ドラム缶橋」!! いや、ドラム・プラスチックですが…
この、ドラム缶で出来た「浮橋」を渡った向こうにある
「ふるさと村」の紅葉が綺麗というのです、いやはや命がけ。
やっぱり紅葉は山で行う「狩り」なんですね~。

冗談はさておき、歩いてみるとちょっと揺れる程度で普通に渡れます。
この橋以外に横断する場所がないので、多くの人が渡っていますが、
全然壊れる気配はありません。

渡り終えると、山道に入っていきます。何故か人影はなくなりました。
・・・本当に、この先に「ふるさと村」はあるの?

そんな山道を歩くこと・・・40分!? 看板には
「ふるさと村 2000メートル」の文字・・・皆さん、引き返す訳です。

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でも、この景色を見ないで引き返すのは勿体ないですね~。

めげずに?歩くこと本当に40分。
ようやく、小川の向こうに「ふるさと村」が見えてきました。

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到着すると、車や家族連れが一杯…
皆さん、反対側から車で来ていたのですね。

そして、話のとおりここは紅葉で一杯でした~happy01
※写真は圧縮しているため、画質が落ちています。ご了承を。

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Img_87681 Img_87811

たっぷり紅葉を堪能して、またも同じ道を40分かけて引き返しました。

再び「峰谷橋」からバスに乗って「奥多摩湖」で下車。

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湖の端っこに「ダム」があるのですが、歩いて渡ることができます。
この小河内(おごうち)ダム、南端まで徒歩5分。超近!!(前と比較して)

小河内ダムは、昭和13年11月12日に起工式を挙行しました。
途中で戦争により工事は中断したものの、戦後に再開、
19年近い歳月と150億円の総工費をかけて昭和32年に竣工し、
東京都交通局の「多摩川第一発電所」によって発電が始まりました。

東電ではなく「東京都交通局」なので、電車を走らせるための電気を
特別に作っているのかな~と思ったところ、電気はすべて、
東電に「売電」しているとのことでした・・・あら、やっぱりね。

Img_88771

ダムの先端には「慰霊碑」が建てられています。
工事中の事故で犠牲になった87名の尊い命を弔うためだそうです。

ちなみに、このダムの名称「小河内ダム」は、この水底に沈んだ村の
名前を取ったそう。ダムの建設には昔も今も、近隣住民や自然景観の
犠牲が伴うことは変わりありません。原発も、そうですが、
人々の暮らしを助ける「電気」に支払う代償は大きい、と。

こうして、945世帯の小河内村の人々の暮らしと伝統文化、
工員87人の犠牲を引き換えに、ダムが完成したのですね。

バス停前にあった「水と緑のふれあい館」を見学。
ここに、ダムに沈んだ村・小河内(おごうち)村の人々の生活や
農業・漁業、伝統文化やお祭り・踊りまで紹介されていました。

ダムを見たあとでここを見ると、悲しくなります・・・
このダムの底には、楽しく賑わっていた時間がそのまま
沈められてしまったんだ…ということが展示物から伝わってきます。

Img_88401

この水底まで、紅葉が届けばいいな・・・

詳細は、東京都水道局のサイトにて。
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/water/pp/tenbou/

・・・

最後にしんみりしたところで、1時間に1本あるかどうか、のバスに飛び乗り、
休日限定、究極の快速、「ホリデー快速おくたま号」に間に合いました。

この快速、奥多摩駅から新宿駅まで一直線!早いっ!
やはり、紅葉を楽しむ人が多いことの表れ?それとも通年のダイヤ?
サービスが整っているのはさすがニッポン!いいことです。

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