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「日中"友好"記念館」計画の真髄

yukou


北京市郊外にあるこの記念館は、
日中の歴史的な重みのある展示物で溢れかえった場所が続き、
最後に両首長の「握手」で締めくくられていました。
日中の平和と友好は、こういった歴史があってこそ、
現在につながっていることを改めて実感させられます。

だから・・

「日中"友好"記念館」にした方がいいのでは?
と、ついつい思ってしまったのです。

kangri

気を取り直して・・

私が日曜日に訪れたのは、本当は
「中国人民抗日戦争記念館」と名づけられた施設です。

ここでは、1931年の「満州事変(中国では"918事件"といいます)」から
1945年の「終戦(中国では"勝利"と言われています)」までの歴史を
時系列にストーリー仕立てで展開されていました。

ふう。というのが、見終わった後の正直な感想。

ここ中国で展開されているこの「記念館」には、独特な重苦しさがある。

「抗日」という言葉が記念館のタイトルにも登場し、
「日本軍がやったことはこんなに残虐で、これに対し
我々は勇敢に戦い勝利を収めたのだ」と、
分かりやすい敵を作ることで国民の団結を宣伝し、
中国の偉大さをアピールしている・・

なんだか、他人の悪いところを大げさに押し出して、
自分を正当化する、いやな人間関係みたい。

ま、こういう時は外ですっきりした空気を吸おう!

とかいいながら、隣の「盧溝橋」を見に行くとは・・

橋を歩いていると、大学生のお姉ちゃんが
「アンケートに答えてください」とやってきた。

「我是日本人、可以マ?(私は日本人だけど、いいのですか)」
「可以(いいです)」

と、いうので中国語の練習がてら、アンケートに中国語で対応。
「盧溝橋は何で知りましたか」
「ここに来ての感想は満足ですか」など普通の質問もあったけど、
途中にはきわどい質問も・・お姉ちゃんも苦笑いしていました。

やはり、日中友好を唄うならば、
「戦争」という歴史を「日本人」の目でも学び、
中国人がどのように戦争を教育されているのか、
ということも認識した方が、現実的なのかもしれないな。

そのときはじめて、真の「日中友好記念館」が
設立できるのかもしれない。

lugouqiao

つづく・・・

※この話、こちらでも掲載しています。

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