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中国東北零下30度紀行(大連編)

Tohokumap_2

中国の正月に合わせて行って参りました、中国東北8都市めぐり。

事前に購入していたのは、2月4日ハルビン-北京の、
飛行機チケット(帰れなかったら困るから)と、
初日の北京-大連の火車寝台車のみ。

あとは火車(huo che)で各都市を廻ろうということなのですが、
火車の切符は早くても4日前にならないと購入できないので、
あえて購入せずに出発。

どうやったら、7日でここまで廻れるのか・・
と、いわれた寄り道エキスパートの旅。

書けるとこまで書いてみます。

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Tohoku_097

中国の旧正月・初日にあたる1月29日夜9時半の北京駅。

北京駅の軽食屋で、なぜか北京ダックセットの夕飯。28元。
春節ラッシュも初日になればかなり空いていたと見て、
大連行きの寝台列車は購入成功。
「硬臥(ying wo:硬い3段ベット)の一番上」で240元。

それでも寝台は満席。

「軟臥(ruan wo)」より寝心地は悪いだろうと覚悟したけど、
白いシーツにきれいな布団で、ちゃんと眠れることを確認。
下の段には、初老の爺さんが、真っ赤なアンダーシャツとももひき
(売る方も買う方もすごい)で寝ているけど、私はひとまずジャージで就寝。

・・・・暑かった。

電車内では、ただでお湯を配る乗務員や、
コーヒーやお土産を売る乗務員が発車後1時間ほど
ウロウロしていたけど、すぐに灯りが落ちて就寝。

こうやって、列車はゆっくりと、東北へ進んでいく・・

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翌朝7時。列車は大連駅に到着。天気まあまあ。

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駅前にはいきなり超高層ビルが並び、
首都・北京よりも近代化した雰囲気を感じてしまう・・
道路も綺麗だし、痰やごみが少ない気がする。
(首都から来たのに、おのぼりさん気分)。

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北京では「大連から・・」と言った瞬間、「没有!」と一蹴されたのに、
大連駅では、他の駅から発車する火車の切符も購入可能。
しかも、5日前から買うことができました。

調子に乗って「大連-瀋陽」以外のルートも全部購入(ハルビンまで)。
北京とは違い、きちんと列を作って待っていた後ろの方々から、
「まだですかー?」という声が飛んできて、迷惑かけました。
下手な中国語でも、行先を書いた紙を見せながら交渉すると、
すんなり交渉出来る辺りが、日本人で得する部分かもしれません。

ところが2ルートほど、希望どおりの時間・座席が既に売り切れ。
一応別のオプションを購入しておいて、
現地で変更できれば変更しようと確保だけすることに・・

これが後で、自分たちの首を絞めることになるなんて、
この時点では知る由もありません。

Tohoku_104

ひとまず、本日の宿泊先。予約していた「大連賓館」へ。
大連賓館は、日本が侵略していた時代に「大和ホテル」
言われていた日本風のホテルですが、
建物も室内の作りも当時のまま保存されて、利用されています。

このあと色々な都市を廻る訳だけど、東北地方の主要な都市には、
ほぼ駅前に「旧・大和ホテル」があり、今は違う名前で運営を続けています。

Tohoku_105

そんな理由もあり、室内は古い。 これで一部屋360元(5000円くらい?)。
ちなみに日本ではツインでも一人分の料金を表示しますが、
中国では「一部屋」で表示します。
ホテルで朝食を食べ、一息ついて大連観光へ・・

大連と言えば、「旅順」である(と、思う)
日露戦争時代に、戦いの場と化した地域で、未だにその傷を保存している因縁の場所である。

ただ、旅順は曲者。
外国人観光客の立入場所を制限しているのです。

三方向を海に囲まれた旅順には軍港があり、
その地域に入ると逮捕されると言われているそうな。

観光できるのは、
●203高地(日露戦争で最も戦いが繰り広げられた山)
●水師営(旅順戦終結の場所)

など一部に限られていて、 公共交通手段での立入りもできない。

しかたないので、ホテルで旅行会社に連絡を 取ってもらい、
車をチャーターして観光へ。 これだけで350元。
公共交通機関なら100元も しないだろう・・・
とはいえ、ひとまず安全効率よく廻って来ることを優先しました。

Tohoku_119 Tohoku_117
 
海を見下ろす小高い丘にある203高地は寒かったです。
こういう所で、よく戦争ができたなあ・・と、 思えるくらい、寒かったです・・
さだまさしさんの『防人の歌』が聞こえてきそうな風景でした。

Tohoku_127 Tohoku_126
 
水師営会見所も、寒かったです。
室内にはコートを着たおじいさんが待っていて、
テープレコーダーのような日本語で展示パネルを 説明してくれました。

Tohoku_129

あとは車で帰るだけだけど・・
途中で海が見たくなって、運転手さんに「星海公園」まで連れて行ってもらう。

Tohoku_030

「海だーーー!」

と、叫んだのは良いけど、海風で寒すぎ。
本木雅弘主演の映画・「中国の鳥人」を真似して
空に向かって翼を広げるように手を広げたら、
風に吹き飛ばされそうになった・・
おかげで「へっぴり腰な中国の珍人?」に。

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その夜は、
大連の街を見下ろすホテルの最上階レストランで火鍋の夕飯。
138元。ちょっと高い…。
これがあとあとの旅を苦しくすることは、当時知る由もなかった・・。

Tohoku_142

春節だったので、花火もバンバン上がっていました。
こんな目の前で大きいのを上げると、ちょっと怖い・・

前日の寝台で寝不足感があった上、
翌朝、8時の火車で瀋陽に向かうので、 この日は早くに就寝でした。

(瀋陽編へ続く)

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