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中国東北零下30度紀行(ハルビン観光編)【最終回】

2月4日朝。

さて・・長い旅も、本日18時45分発、
「ハルビン→北京」の飛行機に乗れば終わり。

ちょっと寂しい・・やはり7日間の重みはあった。

それにしても、どこで浪費したのか、
手元には360元しか残っていなかった
クレジットカードがまだ普及していない中国の地方。
現金360元で、今日のミッション、
1.731部隊へ行く
2.ロシア料理を食べる
3.バスで空港へ行く
4.北京空港から家に帰る

だけは果たさなければならない(必要ないのもあるけど) 。

さらに『地球の迷い方』には
「国内線の空港使用料が一人50元かかる」
と、書いてあるから・・1~4までのオプションを、
260元で収めなければならない。

ま、260元ならなんとかなるでしょ。
なんて高をくくってみたものの、世の中甘くはないですね。

とりあえず、駅前から731部隊へ行くバス停を探す。

バスで行けば片道2元なのだ。
ところがハルビンは簡単にそれを許してくれなかった。
731部隊へ行くバス路線のバス停が、ないのである。
ハルビン駅前には無数のバス停があるけれど、
どれも市街地を巡るコースばかり。

仕方ないので、行きだけタクシーで行くことに。
そこまでして行きたいのか?いや、もうこれは意地だ、と。
ハルビン駅から20キロは離れていると言われる
「731部隊」までは30分で52元。高い。 やばい。

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そうこうして到着した、731部隊。

「731部隊」とは、日中戦争・太平洋戦争時代に、
日本軍が毒ガスの実験等を行うために作られた
731部隊の研究所があった場所
である。
病原菌・毒ガスの他に、零下の気候で耐えうるための
凍傷実験なども行い、中国人を人体実験に使ったという・・

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日本軍の犯した酷い実験の数々、
当時の体験者(元日本軍)による反省文の数々や、
千羽鶴を展示する当時の建物・・ やはり、重い空気が漂う。

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でも、敢えてここへ来て良かったと思う。

帰りは無事、前の道路に走っていたバスでハルビン駅へ。
バス停は、駅前から離れたビルの裏路地にありました。

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見つかるわけないって。

「731部隊」に使ったお金。
タクシー代52元・バス代4元・入場料40元
しめて96元。残金所持金およそ260元。
うち、空港使用料100元を抜いたらあと164元しかない。

どうしよう・・

ひとまず、ロシア料理食べよう(こら)

ハルビン駅から市内バス(1元)で再び中央大街。
ロシア街を眺めて異国情緒を味わう。本当に中国?

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ぶらぶら散策しながら、ロシア料理の有名店へ
今度は空席もあって、すんなり入ることができた。

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パンと前菜・牛肉・サラダと、酔わない「ハルビンビール」を
頼んで合計84元。おいしかった。残金80元。

・・・どうしよう

ひとまず、散歩しよう(謎)

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「ロシア商城」というロシア商品が並ぶ店が
沢山あったけど、土産も買わずにブラブラして松花江へ。

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ハルビンの街のロゴにもなっているオブジェクトのある公園から
松花江を眺める。零下30度の川でも「寒中水泳」してる人がいる・・
と、噂に聞いていたけど、 残念ながら噂だったようです。

そうこうして、ハルビンの町を退散。
「民航飯店」からハルビン空港へ行くバスに乗って空港へ。
タクシーを使ったら120元するところを、2人で40元。

これで北京空港から家まで、一人16元のバスで帰れれば
ギリギリセーフである。

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45分程度でハルビン空港へ到着。

いよいよ、空港使用料として大事に残していた
虎の子の100元札を払う時だ・・・さあ、さあ!
・・・って、どこで支払うんだ?と、方々に尋ねて廻る。

すると、信じられない回答が返ってきた。

「不用使用費」

あちこちで何度聞いても、回答は同じ。

チェックインして、搭乗口まで行ってまで払う場所を
探してみても、やはりどこにも払う場所はないようである。

虎の子の100元。生還!

・・でなくて、ならば少しは「お土産」買いたかった!!

空港でも大した土産屋はなく、
思い出に買ったものは、ハルビンビールでした。
こうなったら何か買ってやる!と、ロビーで売っていたものです。
5元×2=10元しか使いませんでした。

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最後の最後まで、「地球の騙し方」に騙されてしまった。

とはいえ教訓:
持ってきていた「地球の騙し方」。「2003年版」のものでした。
後日最新版を北京市内の書店で確認すると、
長春の電影宮の案内はないし、空港手数料の話もなかった。

新旧移り変わりの激しい中国、3年も経てば状況もがらりと変わる。
D社の営業ではありませんが、旅をする時はぜひ!
最新版の「地球の歩き方」を持参することをお勧めします。

余談ですが、このブログを2013年ごろに見ている人も、
値段や交通手段などはかなり変わっていると思うので、
最新情報を入手してから旅に出て行かれることをお勧めします。

今は中国もインターネットも普及しているので、
ちょっとネットで検索して、情報を集めることは可能になりました。

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という訳で、思い出がいっぱい詰まった東北ともおさらば!
たぶん、冬にはもう来ない・・

国内線、「東北→北京」間なのに、飛行時間1時間50分

中国の広さを実感する。

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機内食まで出てきたし。
中国の国内線は、かなりの割合で機内食が出てきます。
この辺は、日本の国内線より嬉しいかも。

などと今までの電車やバスの移動が嘘のように
快適な空の旅 を過ごして無事北京帰京!

飛行機で1時間50分の距離を、私たちは7日かけて旅したのか!?

感慨深いです。

そして、7日ぶりに味わう、北京の夜・・懐かしい。
外の空気もあったかい♪

でも・・・

1週間暖房を止めていた我が家はハルビン並みに寒かった。

なんでセーター着て寝るの?

(終わり)

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