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中国東北零下30度紀行(延吉編)

中国東北3省の旅。

大連・瀋陽・長春の3都市をテーマ付けするならば、
「日本との過去の戦争を覚悟する旅」でしょうか…。
観光地と化している歴史的テーマパークはどこも、
「日本が侵略していた頃の屈辱」を、これでもか!
というほど見せてきました。

勉強してきた日本人には、まともに見ることが辛いくらいで、
知識が足りない日本人の私が見るには衝撃的で、
改めて「中国人は、こうした歴史を叩き込まれて育っている」ことを
知らないで、日常生活で中国の人と触れ合ってはいけない・・・
という気持ちを新たにさせられるのでした。

そして、ここから向かう吉林省・延吉方面の旅は、
「朝鮮」がテーマになります。
この辺りは「延辺朝鮮族自治州」と呼ばれ、
朝鮮族の多くが住む地域なのです。
なぜ、この辺りに朝鮮族が多いのかと言うと…

・・・

2月1日夜21時半

Zhongchun8_2

長春から夜行列車に乗って東へ。

寝台車の「硬臥」143元。行き先は図們(tu men)。
延吉よりやや東にある街である。

ところがこの数時間に行ったできごとで、
この東の街紀行はすったもんだの訪問となろうとは・・。

実は、大連で買ったときの復路(図們→吉林)切符が、
夜行にも関わらず「硬座」しか取れなかったのである。
あの硬い座席で一晩過ごすのは、正直しんどい。

そこで、必殺ガイドブック『地球の迷い方』を参考に、
バスのルートを調べる私。すると、解決策がありました!
「延吉→長春間」の「寝台バス」があったのです。

ただしバスは当日にならないと切符が購入できない。
火車が満席だったことからも、春節後半に入る今、
人気路線ですぐ埋まる可能性大。

バスの切符は延吉駅前のバスターミナルで買えると
『迷い方』に書いてあったので・・・
結論「図們まで行かず延吉で降りて、先に、
バスの切符を買ってから図們に行こう」とルートを変更することに。

延吉は図們より手前にあるので、そのまま降りればいいか・・
と、思っていると、同行人が「変更することを言っておいた方がいい」という。
中国の寝台は乗車後一度切符を服務員に預け、
降りる駅に着く手前で返されるからだ。
切符がなければ、途中下車できない・・・。

やばい!「降りる先を替えたい」ということを伝える語学力、
まだ私にはなかった・・。

オロオロしながら、なんとか前もって列車の服務員に
延吉で降りることを告げると、なんとか解ってもらえてほっと安心。
(どう話したかは覚えていない…)。

旅行中に中国語能力、ずいぶんあがるだろうな・・ と期待。
(覚えてなければ無理だろうけど…)。

降りる前に、服務員が下車駅名を印刷しなおした切符を持ってきた。
で、切符の値段が「132元」に変わっていたが、
差額は返してもらえなかった・・

ケチ

ぼやいたところで、私が悪い。どんな値段であれ、
列車は無事延吉駅に到着。

Yanji1

中国語とハングル語で表記された駅がいかにも朝鮮族の街といった感じ。

さっそく今夜の長春行き寝台バス切符を求めて駅前のバスターミナルへ。
が、カウンターの おばさんはわからないことを早口でまくしたてながら、

「没有(ないよ)!」

また「没有」かい・・

仕方ないので周辺調査を行ってみると、
あるおじさんが「車」と紙に書いてくれて、そこでやっと
寝台バスの切符はバスの中で購入することが判明した。
夜発車するバスが朝っぱらからいるはずもなく、
結局夕方まで、切符は買えないということに。

やはり『地球の迷い方』を信じてはいけないな・・

ひとまず、ここから先に図們へ向かうことにした・・

延吉から図們まではバスで40分と近い距離。10元。

さっそくバスで切符を買い(結局、中国ではこれが定番だったりする)
出発!不思議と心が弾む。

Tohoku_230

日本人にはなじみがない、しかし多くの日本人が一度は耳にした
ある川が流れているこの図們。何があるのかというと・・

続く。

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