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よく吠える犬ほど・・・

こう本当は、怖がっているんです。

怖いんです。弱いんです。

・・・理解して!

と、言ってもなかなか理解してもらえない、 「中国語のできない『不是中国人』」が他にいない この会社と出張先のホテルや火車。

・・・ 大連出張の当日朝。 事務のお姉ちゃんが私に手渡した大連行きの切符は・・ 「18時発、翌朝6時着。硬『』」

思わず大声で、 「硬座(Yingzuo)~!!!!!?」 と、叫んだのは言うまでもない。

片道12時間。夜通しかけて火車で行く出張、というだけでも 取材先からびっくりされるのに、ベットもなく、動けない 座席に座ったまま夜を越して、そのまま仕事をしろということ?

昨夜、北京駅へ切符を買いに行ったら、もうこれしかなかった、 とは彼女の言い訳だけど、なんで一番効率の悪い駅窓口で、 しかも2週間前から告げている出張の切符を出発前夜に買いに行くの? 慌てて旅行会社に電話して売れ残りがないか確認するも、 こんな寸前とあっては、「もう、売り切れですね~・・」の声。

もう、事前購入は諦め。列車内で変えてもらおう。 ひとまず早く駅へ! と、今度は出張費が届いてない。早く出してもらうよう 頼むと、今度は・・・数百元の出張費が全部10元札の束!

金庫に100元札が足りなかった、とは彼女の言い訳だけど、 2週間前から告げてそれはないでしょ。 思わず日本語で・・

「危険な硬座でこんな札束持たせたら、泥棒してくださいって 言ってるようなもんでしょ!!」 と叫んでしまう。

日本語のわかるスタッフが他のスタッフと 言い合わせて手持ちの100元札と両替してくれたけど、 今日はこんな職場にいられんわ!という気分で即座に飛び出し駅へ。

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18時。発車。 なんとしてもベットのある席に交換しなければ精神的にも 体的にも持たない。列車の中で空席があったら交換してもらおう。 という気分で列車内の業務室で切符を交換したいと告げると、 既にその場所は・・・長蛇の列。

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ついたて一つ隔てて、マイペースな駅員にもイライラ。

なんでこんなにいるの? もはや遅し・・・予約番号「63」をもらって待つも、 結局空席のベットは25しかなかった。

他の50人 近くに混じってすごすご自分の席へ引き上げる。

すると、案の定・・・ そこには「無座(立ち乗り)」切符の人が座ってた。 まあこれはこれで、「ここは私の席です。どいて」と 言えば大抵はどいてくれる。

しかしそのおっちゃん、いくら私が「この座席、私の」 「あなた、立って」「行って」と告げてもとぼけて動こうとしない。 しまいには、体をちょっとずらして「ハンケツしよう」の振り。

このおっちゃん、どうみても一生に一度風呂に入ったことが あるかないか、というくらい汚らしい。 そんなおっちゃんとハンケツ?・・・・ふざけるな!

朝から積もり積もった怒りがついに・・・切れた。

「バカヤロー!!!!!!ふざけんな!!!」 ・・・やはり日本語でした。

が、おっちゃん、びっくりして立ち去りました。

ごめんなさい。おっちゃんだけが悪いんじゃないんです。 朝から晩まで膨らんだイライラ爆弾が、 遂にあなたのせいで爆発してしまったんです。

そして席に座ったものの、ちょっとでも立ったら もう座れなくなる、というくらい通路も席の間も 人でびっしりになったので、私はそれきり一回も席を立てず。

すると、何ができないかって?

1 トイレに行けない→だから飲み物飲めない、食べられない。

2 歯を磨きに行けない。顔を洗えない。

3 体を動かせないので、満足に眠れない。体が痛い。

4 しかもみんな、夜中1時を過ぎてもやかましいし。

さすがに夜中1時に「バカヤロー!」とは叫べないので、 寝ることだけを考えて頑張って寝ました。

一応、ちょっと寝たのか、次に気が付いたら朝5時。

そろそろ到着する・・と、思ったそのとき、後ろから 肩を叩くので振り向くと、中国人のお兄ちゃん。 中国語で「日本人ですか?」 疲れている頭には中国語を話す気力もないのに、 力を振り絞って会話してみると、今度はお兄ちゃん、

「Can you speak English?」

ああああ、もう、勘弁してくれ~!!

中国語だけでも頭が疲れるのに、英語にまで切り替えられっか!

どうやらお兄ちゃんは親切心で「助けましょうか」と言って いたのだけど、中国語や英語で助けを乞うくらいなら、 自分でホテルでも取材先でも探すから大丈夫。 しつこく話しかけてくる兄ちゃんに、

「我累死了!不用謝謝!(疲れました、ノーサンキュー)」 といって会話終了。

ごめんね、お兄ちゃん。

この24時間、本当に叫んでばかりだったけど、怖かったの。すごく。

叫べば叫ぶほど、自分が怖がっているんだな・・という ことを実感する時間でもありました。

こんなストレスと戦いながらの24時間を過ごし、 最初に訪ねた大連の森ビル・・・

1階のスターバックスでもらったサービスの抹茶フロートと 取材先トップバッターの総経理さんの優しく明るい応対に 心を洗われました。

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大連出張、取材先と現地で会った人たちがいなければ 仕事をまっとうできなかったかもしれません。

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