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南宋?三都物語-母の思い出編-

母がまだ、若い頃(いくら前日さださんのこと書いたとはいえ・・)

・・・の話を思い出した。
母「まだ小学生だったころね、列車で銭函まで海水浴へ行くときは
おじいちゃん(つまり私の祖父)が子供たちを列車の窓から
中に放り込んで、席取りさせたものだったんだよ」
私「へー、その頃子供じゃなくて良かったあ」→むごい子供
母「昔は大変だったんだよー、なんでも」→奥深いような・・・

そのとき、頭の中には幼い頃の母や叔父たち、そして他の家庭の
子供たちが、窓からポイポイ放り込まれていく光景が浮かんでいた・・・。

まあこんな話、第1次ベビーブーム後の昭和30年代であって、
しかもキタ田舎・札幌という所の話、
赤くてでっかいタワーが建設されていた東京などではありえない
話だったろうし、この時代にはもう見ることはできないだろう。

と、思っていた・・・が!

そんな光景を、この時代に、ここ中国で見てしまったのだ!

お正月の火車で、私は見た!

どっか行きの列車が到着し扉が開くやいなや、
列をなしているにも関わらず入り口に殺到する大群と、
その大群に加わらず窓から乗り込む若い女性や
放り込まれる荷物たち・・・!

思わず、

「かあさん、僕は今、上海にいます。
 上海で、かあさんの思い出に出会うことができました」
 
そんなノスタルジックな手紙が、遠く離れた異国の地で
投函されたお正月なのであった。

【ご参考】銭函(ぜにばこ)
北海道札幌市と小樽市の間にある海辺の町。
私はこの話を聞いた時、この街には銭が一杯詰まった箱が
うようよあるとてもリッチな街だと思っていたが・・・

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