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北海道人会でコンサート♪

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「北京・北海道人会」

会員数は、北京市にある都道府県別会の中では一番多くて140~150人はいる。

そんなわけで、2ヶ月に1回開催されるこの回の、平均参加者数は33人(2007年3月:札幌経済交流室調べ)という多さ。

※上海の人に言わせれば「え?それだけ?」という印象ですが。

今日も、大きな中華料理屋に4つのテーブルを貸しきって会食。

すると、その中からギターを持った女性が登場・・

彼女の名は、Bisq[Bisiku]

学生が集う街・五道口のクラブで毎週歌っているのだそう。

そこで、歌ってくれました。

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綺麗な歌声、高いキー、で、学生を風刺する「留学生」なる歌を歌うものだから、会場は大笑い。

「毎日、遊び、毎日、酒飲み、毎日、カラオケ・・」

日本人は共感持ったけど、でも、中国の大学生もそうなのだろうか・・・

でも、いい歌も一杯歌ってくれました。

7月13日(金)には、独自ライブも開催するとか。応援したいです。

・・・

Bisq[Bisiku]

http://www.bisq.net

7月13日のライブ詳細は以下。

会場:13CLUB(海淀区籃旗営161号。清華大学南門西側)

時間:夜8時

・・・

彼女は札幌出身の、至って道産子です。

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たまにはぼーっとしてもいいんじゃない?

もう1年半もここに住んでいるのに
まだ中国に慣れきっていない証拠かな。

今週は、ささいな「むかっ」が立て続け・・・

どれもこれも、日中の文化の違い、商習慣の違い、考え方の違い、生活習慣の違い・・・

国が違えば人も違う、これらも全部違って当たり前。

頭ではわかっていても、違反行為や無礼をして「すみません」を言えない民族というのは、紳士的に感じないし、野放しにできない。とはいえ、注意しても変わらない・・

こんな悔しさを胸に秘めて、週末を迎えた。

・・・

今夜くらいは、ボーっとしてから寝よう。

今、枕元には
北京在住のカメラマン・佐渡多真子さんからいただいた
ご自身の著書『幸福?』を置いている。

かわいいパンダの写真と共に、昔の中国の思想家達が
生んだ言葉を日本語で詩のようにアレンジしている。

「そんなにしゃべらなくてもいいんだよ」

「ボーっとするときがあってもいいじゃないか」

へえ・・・

中国の思想家たちって、今の中国と反対の道行く
「ロハス」を語っていたのではないか。

Panda

幸福(シンフー)?

2001 集英社
佐渡 多真子

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ばんり様、ご馳走様でした♪

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http://koma.cocolog-nifty.com/emmy/2007/05/post_692a.html

学生が集う街・五道口の居酒屋で誕生日会を開いたときに、日本定食屋『ばんり』の老板と一気飲みレースに買ってもらった、

「ばんりの定食、1ヶ月無料券」

なかなか使う機会がないまま5月が終わろうとしていた。

まずい!(自分にとって、でもばんりはラッキー)

というわけで、何も用事がなかった夜、行ってきました。

職場からはバス1本で行けるので、夜7時には到着。

さっそくひれかつ定食を食す・・うまい!

すると・・

同じ誕生日会で券をゲットしたきたむー(仮称)に遭遇。

彼曰く、

「もう5、6回は来ています」

やはり学生はいいなあ・・・

最後に、無料の人はレシートにサインを、というので名前と一緒に「御礼の言葉」を書いて、買単(お会計)。

ご馳走様でした♪

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朝鮮風?味噌煮込みうどんを堪能

先日、日本から来たお客さんに

「名古屋名物・味噌煮込みうどん」

をいただいたので、一緒に接待した友人一家と「うどんランチ」をすることに・・・

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中国朝鮮族の旦那さんが、近所のスーパーへ買い物にでかけ、私と友人は調理。

鍋がなかったので、深底のフライパンにうどん、鶏肉・しいたけ・ねぎをふんだんに入れてぐつぐつ・・

うーん・・いいにおいだ。

で、できあがったものは4人で1つの釜か鍋に入れ、お椀に自分達で注いで食べようと思ったのだが・・

大鍋がない。

友人の家は、ちょっと離れた所にもう1軒家があるので、買出しにでかけた旦那さんに、大鍋を取ってきてもらおうと電話。すると旦那さん、

「棚の下にあるじゃない」

と友人に告げたそう。

「あったっけなあ・・」

と友人が探していると、棚の下から出てきたのは・・・銀色のボール

σ(^◇^;)。。。これ、材料を混ぜるために使うものではないですか?

とはいうものの、よく見ると、銀色のステンレス製お皿やお椀が一緒にあるので、わかった!

これ、朝鮮族では俗に言う?・・食器なんですね。

でも大きさもちょうどいいし、使うことにしました。

そこへ旦那さんが帰宅。

「ちょうど良い大きさじゃん。良かった」

と喜んで買い出してきた物と離れたところにある家から持ってきたのは・・

キムチ

包子(肉まんの、餡の部分が野菜になった饅頭)

で、自家製の漬物(朝鮮族料理)

部屋の真ん中に板と布を敷いて、そこへ料理を並べると、ランチ・テーブルのできあがり♪

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こんな、「名古屋名物・味噌煮込みうどん」ですが、どうでしょう?

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フリーペーパー『TOKOTOKO』の勉強会に参加して、医療と保険について改めて考えさせられた、その夜に・・・

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バスケットボールの試合で“突き指”しました。

ボールを小指にぶつけた瞬間、
小指が“ありえない形にのけぞって”いました。

びっくり仰天です。

でも、その時の気持ちは「痛い」というより・・

「やばい!」

と、なると咄嗟の判断も冷静ですばやい。
その場で変な方向にひん曲がった指を元の形に戻して固定、
その後の飲み会(おい・・・)でも、氷で冷やし続けました。
幸い、痛いけど関節は動き、バスケ暦の長いメンバーに
「突き指だから、数日痛むけど治るよ」と言われて安堵。

判断が冷静だったのは、今日の昼に受けたTOKOTOKO勉強会での
講義が脳裏を過ぎったからかもしれません。

・・・

北京にある日本語情報誌フリーペーパーでも老舗の『TOKOTOKO』
※似てるけど『SOTOKOTO』ではありません。

挨拶に立った編集長が、冒頭で
「読者からの問い合わせが一番多いのは、医療のことです」
と口火を切り、
今回の勉強会テーマである医療問題についての講義が始まりました。

テーマは2つ。

まずは、VISTAクリニックの徐先生による
「海外生活のうつ病」について、

続いて、緊急医療時のサポート会社・東さんによる
「急病時の搬送・入院」について、

「入院時には2万~3万のデポジットが必要」
「搬送で日本へ送られることになったらベンツ1台分の費用」

保険に入っていないと、不測の事故や伝染病に罹ったとき、
こんなリスクを負わなければいけないそうです。
もし海外旅行保険に入っていれば、
これらのリスクを幾つか回避できるのに・・・ぞっとします。
その他、日常の医療でもサービスのいい高い病院へ
無料で行くこともできるので、便利なのですが・・・

私が今、正に保険を切らしているのです(汗)

そんな夜にこの突き指だから・・・
本気で「病院に行く羽目になってたまるか!」と思ったのです。

まあ、保険に入ったからと言って、
骨折でもしたら面倒になるには変わりないのですが・・・

やっぱり保険に入っていると良いに越したことはない。
昼夜の一件で、

「そろそろ日本へ帰って、改めて保険に入ってくるべきかな?」

と、本気で思いました。

そんな深夜帰宅に関わらず、
動画を1本作って納品したりしてるので、
おそらく当分、うつとは無縁かもしれません。

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親孝行

「したいときには、親はなし」

という言葉があるけど、
常にそれを心がけ、機会あらば
いつでも親孝行できるよう用意しておきたいものです。

遠い異国の地にいるだけで親不孝かもしれない。
そんなわけで(ではないけど、東京時代からだから)
日ごろ、微々たるくらいとはいえそれなりのモノを
親には預け渡しているけれど、

何か「親孝行」という意味はまた別のところにあると思う。

たとえば・・
まあ我が家の親は、中国に来たいとは言わないけど、
自分がお世話になっている国を見てもらうと同時に、
日常と違う新鮮な刺激や楽しさを提供するくらいは
できると思うし、
「そばにいる時間を作る」という親孝行もできそう。

ちょっと貯金をくずしてでも、
日本へ帰る数を増やして顔見せにいくことも、
電話やメール(親、持ってないけど)を送ることも必要。

それだけでも、「安心」という気持ちを出す孝行はできるだろう。

親でなくても、大事にしたい人、お世話になっている人には、
さりげなく、気持ちの良くなる恩返しをしてあげたい。

・・・そんなことを今日、日本から来ていた
ある方のお母さんにお会いして思いました。









やばい、今日、話を落とせない。

とりあえず数段落として〆ます(おいっ)

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【動画】Vol.49 日本語の“アフレコ”大会

日本語を学ぶ中国人学生達の熱心さには
いつも脱帽ものですが、
今回のアフレコ大会はその頂点を極めるものでした。

70組が出場し、決勝に残った8組の学生が演じる
アニメやドラマの主役達、はっきり言って“本物”です。

で・・・

“アフレコ”って、一体何?
と、思われた方、いらっしゃいますか?

まあまあ、ひとまず見てください。

※著作権の関係もあるので、あまり大々的に宣伝しません。
 でも、あちこちでリンク貼らせていただきます(?)。

・・・

それにしても、
今日のナレーション録りはやり直しの連続。
いつもよりTake数が多かったです。
画面に出てきた学生達の方が滑舌いいので、
自分で録りながら本当に焦りました(汗)

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小説『紅楼夢』の舞台でロハス?なランチ

『紅楼夢(こうろうむ)』

清朝中期乾隆帝の時代(18世紀中頃)に書かれた中国長編白話小説の最高傑作。作者は曹雪芹とするのが定説だが、別人であるとする異説もある。三国志演義、水滸伝、西遊記とともに旧中国の傑作古典小説に数えられる。

・・・

なぜ、この話を始めたのかというと、

この小説の舞台となったレストランへ行ったからなのです。

それも、天安門隣の中山公園の中にあるのだから、うーん・・・ロハスゥ♪

とはいえ、私はこのレストランへ来るまで、「紅楼夢」のことは名前しか知らなかった。その上、「こうろうむ」と言われてもピンと来なかった。その漢字を目で見た記憶しかなかったのだろう。うーん・・お恥ずかしい。

・・・

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このレストラン『来今雨軒』

建物自体が、1915年に建てられてレストランとして経営されているとか?

魯迅や周恩来も訪れたことがあるそうです。

今回は9人で個室を予約していたので、2階の個室へ・・・

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豪華!

そして、「紅楼夢」の中に出てくる主人公が愛した料理の数々が次々と登場。

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これもまた美味しい!でも、テーブルに乗り切らないほどやってくるので、皆食べきれず、お土産(打包)にして、次の取材先へ持っていきました。

幸せな気分をおすそわけ。

これもまたロハス♪

個室貸切で、1人100元。飲み物を付けても120元程度と、割とお得でした。

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北京市郊外にあるセレブな高級住宅地『月亮河公寓』の一角にある、ちょっと質素なアトリエで開催された日中交流芸術展覧会『趣域-自由自在』の豪華記念パーティーに、和服姿の日本からのお客様と一緒に参加した日記

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でした(汗)

いや、すみません。

100文字のタイトルが入るかどうか、試してみちゃいました(^^;

なんだか、清水義範の変てこエッセイ
「100文字の男」を思い出しました。
100文字にまとめる能力はすごいけど、習慣にならないように注意。
ラジオ・テレビ欄専門の新聞記者は特に注意(いるのか?)

・・・

余談はさておき、

この日もまた、日本からのお客様と一緒にあるパーティーへ。

国貿からタクシーで30分以上(土曜午後)かかる、通州区という郊外のセレブな高級住宅地『月亮河公寓』で、日中の芸術家達によるアトリエでの期間限定イベント

日中交流芸術展覧会『趣域-自由自在』

がこの日から開催。

開催記念パーティーが開かれたので、アトリエを見学、数々の芸術作品に触れてきました。

1つ残念なのが・・・高級感漂うリゾートマンションの一角にあるのに、アトリエ内のデザインが大山子芸術区で見られまくる「工場跡地」風のデザインにしていること。

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セレブなデザインでも良かったんじゃないの?

隣のホテル内にある談話室のデザインはめちゃめちゃセレブだったのですが・・・

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今回の展示会、ひとまずは学生達による有志で開催記念パーティーが進行されると同時に、月亮河側からも豪華料理のブッフェが振舞われ、屋外のテラスは至ってセレブ。

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学生主体だけに、中国民族大学の様々な民族の学生さん達がダンスを披露し、

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月夜にマンションが輝きだすころ、終了しました。

帰りの足は、ひとまずマンションが所有しているバスが出たけど、個人個人で帰る場合はどうするんだろうな・・

そんな、高級セレブなリゾートマンション「月亮河」

住む場合は足の確保だけ忘れぬよう・・・

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隠れ家のようなモンゴル民族バー

日本から来たお客様に紹介され(おいおい・・・)

海淀区の裏路地へ入った所にある、モンゴル民族の酒吧(バー)へ行ってきました。

夜に、タクシーで、中国人の友人が誘導してくれたので、場所が把握できなかったのですが、ひとまず裏路地っぽいところにありました。

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こじんまりとしていて、9時に行った時にはお客さんも少なかったのですが、

時間と共に、人が増えだしてきました。

・・・ん?

と、思っていると、馬頭琴を持った人がステージに登場。

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いきなり!鮮やかな演奏を始めました。

これだけではない、曲が次から次へと流れる度に、どこからともなくお客さんがステージに出てきてみんなでダンスパーティーの始まり!

思わず私達も前に出て、ステップなんぞ無視して体を動かしまくる。

結構楽しい♪

馬頭琴の奏でる音楽は、どこか馬が草原を駆け抜けて行くようなメロディで、まさにモンゴルに合った、草原から生まれてきた楽器なんだということを改めて感じました。

また、遊びに来よう・・、と思ってオーナーから名刺を受け取り、お別れ。

今朝、その名刺を改めて確認すると・・・

「中国○○大学 舞踏講師 ○○○○」

住所も電話も大学のもの(臨時講師されてるのですね)・・・

おいおーい、バーの名刺をくださいよ!

こうして隠れ家は、隠れ家のまま次回行くときの偶然を待つのでありました。

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とってもセレブな誕生日会♪

昨日の誕生会は、環境・音楽・スポーツ(本人は否定)と、
中国"ソトコト"ネタの宝庫とも思える人たちが集まった。

・・・と言いつつ、結局はいつものメンバーだったので、
居心地のいい空間でビール飲んで舟漕いでしまったという、
いつものパターンを繰り返すわが身を嘆くばかり(^^;

さてさて、そんな誕生会の主役さんが会場へやってくると・・

既にご本人がケーキを持参してきた!なぜ!?なぜ!?

「いやあ、住んでいる○○大飯店(ホテルをアパートのように使ってる!?)でくれるんだよねえ」

と、その方は当然のような顔でニコニコ。

くれるんだよね・・・って、そのケーキ・・・

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どう見ても「豪華」なんですけど!

一人暮らしの方の誕生日でも、こんな大きいのくれるんですか!?

やっぱり、新聞社の特派員さんが住むところは、私のところと雲泥の差があるってことで・・・

中国、豪華なときは日本よりもはるかに豪華です。

そんなケーキを、廉価でおいしいと評判の焼き鳥屋にて、

他メニューと不釣合いではあるけれど並べて、

お店の人が出してくれた小皿に切り分けて、

みんなでおいしくいただきました。

Fさん、お誕生日おめでとうございました!(ちと北海道弁)

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無くしたのは"ケータイ"じゃない

様々な佳境が幾重にも重なったとき、
混沌とした記憶は悲しい螺旋を描くように
事態を悪いほうへ導いていく・・・

はい、そんな風に記憶が曖昧な時、無くしました

えー、無くしたんです、これは事実なんですよ!
"ケータイ"を。。。(;;)

でも、携帯電話そのものを失ったことは、
あまりショックではなかったんです。

無くしたことに気づいた翌朝、速攻で同じ番号の
携帯電話を再び購入
できましたから。

しかも、使っていた機種は職場や取材先での
電波状況が滅茶苦茶悪くて使えなかったので
「買い替え時かな」と、思っていた所だったし、

SIMカードは中国移動(キャリアです)の営業所で
無料再発行してもらえたので番号も変更なし、

100元以上残っていたチャージ料金も継続したし、

みんなの連絡先は、名刺に携帯番号がある上
メールや会った時にかき集めることは可能だし、
※業務連絡:
 心優しい方は、私のいつもの携帯番号まで
 愛を・・・いえ、温かいSMSメッセージをください。

着メロに使っていた自作の「オンちゃん音頭」
新しい携帯でも作れることがわかった。

・・・

一番、残念・無念・心残りなのは、色んな人と
やりとりした「メール」がなくなったことなんです。

携帯のメールには、
自分の中国語文章を訂正したもらったものや、
転職した際にもらったエールの数々や、
その他思い出となる言葉が一杯詰まっていました。

これらは今「もう一度書いて」と送ってもらっても
送った人の気持ちや受け取るこっちの気持ちが
変わっていれば、当初の感覚は帰ってこない・・・

そんな話をすると「そんなメール残さないよ」
という人も複数いたけど、
私の中ではなんとなく寂しさが残りました。

・・・

ま、ケータイを無くした時に失った「言葉」は、
時間やしゃべった言葉が帰って来ないのと同じ。
一度発信したら、鳥のように羽ばたいてしまい
そこに留まっていないものなんだと捉えれば・・・

はい、今回ケータイを無くしたことって、
そんな大した問題じゃなかったんですね。

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※写真はSIMカードを買った時の控え。
 これがあれば、無料で番号を復活できますので
 みなさんも無くさぬよう・・・

※速攻で買った新しい携帯。無くしたノキアは
 縁起が悪いと思って、今度はモトローラです。
 680元なのに写真付き&前回のより使いやすい。

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描きかけの肖像画

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最近、撮影で『芸術区』『画家村』など
アート系の場所を訪問する機会によく出会う。

画廊で絵の具のにおいがする作業中の作品や
これから新しい物語が生まれてくるであろう
真っ白なキャンバスを見つめていると・・・

ふと画家を目指していた頃の自分を思い、
実家のテラスに置き去りにされている、
下書きのまま時を止めたキャンバスを気にかける。

埃を被ったキャンバスの中には、きっと今でも
あの頃の君が笑顔で生きているだろう・・・

・・・

絵を描くのが得意だった私は学生時代、
画家になることを夢見ていた。
モデルには、さりげなく出会った君を選んだ。

一枚の白いキャンバスに思い切り君を描く。
君の声を聞きながらキャンバスに浮かんでくる
姿を見るのが楽しくて、毎日が輝いていた。

しかし、熱い日差しが淡い秋の色に変わるころ、
楽しかった日々は突然凍りついた。

線画の黒と同じ心になった私を置いて、君は去った。

そこに残されたのは、永遠に色を入れることの
なくなった、下書きのままの君の笑顔だけだった。

いくら「愛してる」と叫んでも、帰ってこない時間。
君の声を忘れ、愛の色彩(いろ)を忘れ、
青春を描き損ねた私は、その肖像画をテラスに残して
画家になることを諦めた。

・・・

撮影っていうのは、
そこに既にある色を捉えることが主流であって、
自分で色を作る苦労からは解放されている。

だけど相手はその色を、自分の人生を凝縮して
丹念に練り上げた色であることに生きがいを持つ。

だから撮影する私達は、彼らの作り上げた色彩を
上手に捕らえて画面で応えてあげることが大切だし、
それが作者の人生を築いた色であることを理解して
撮らなければ、いい画(映像)だって撮れない。

絵を描いていた頃を思い出したら、
今日はビデオファインダーを覗く目も少し変わった。

思いきり、いい番組を作ろう。

・・・

・・・

ってストーリーを、
脳裏にある"歌"を流しながら考えてみたりしました。
なんの歌かは、あえて言いません(^^;

えー・・・

すみません、
ワタクシ、画家を目指したことなぞありませんm(_ _)m

たまにはこういうエッセイもいいでしょ(殴らないでね)

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【宣言】明日から『ばんり』の"豚カツ"無銭飲食します!

今日は、北京の大学で学ぶ某学生さんの誕生日会があり、
学生街のメッカ、五道口で飲みました。

この五道口には、"豚カツ&カレー"で日本人におなじみの店
『ばんり』がありまして、お店の老板も参加。

次々と出てくるビール(1杯8元に甘えて)の半端でないこと!
そして、参加者11人が全員"飲める"という恐ろしさです。

すると、いつの間にか皆のビールジョッキにはストローが・・・

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ん!?

で、『ばんり』の老板が出してきたのは・・・

『ばんり、1ヶ月無料飲食券』

・・・何をするか、もうお分かり?ですね。

「ストローで一気飲みをして、老板より先に飲み干した人には
6月11日まで1ヶ月間、『ばんり』のメニューなんでも無料!」


おおっ!太っ腹!!

でも老板さん、類稀に見る"酒豪"です。

・・・とはいうものの、私だって肺活量(水泳部)には自信あり。

ひとまず、女性には8秒早くスタート、というハンデを
頂いたものの、夢中でビールを吸い上げ・・・

見事、老板に寸での差で勝利!

他3名と共に、1ヶ月無料招待券をゲットしたのでした。

これでだいぶ食費が浮くぞ!と意気揚々。

ここの豚カツは本当においしいです。
肉はやわらか、衣はさくさく、ボリュームたっぷり。
そんな料理を1ヶ月食べまくったら・・・

せっかく減量した体重が元に戻りそうです泣き顔

ひとまず、明日はバスケットで脂肪燃焼して、
おいしく豚カツをいただけるようにしますバスケットボール

この無料券ゲーム、時々開催する(らしい)ので、
チャンスある方は是非挑戦してみてください。

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もう・・・っ!小説2本書いたのに。

ゴールデンウィークは・・
旅から帰ってきた後、6日をビデオ編集に費やしたものの、
7・8日両日は(仕事はあったけど)若干時間がありました。

なので・・・
「今のうちだ!」とばかりに書き上げてしまいました。

紀行小説(???)豪華2本立て!です。

1.ロサンゼルス30度気候(いや、紀行) 
  2007年2月16日~21日 全10話+おまけ2話

2.黄河を求めて5000年危行(いや、紀行)
  2007年5月1日~5日 全15話


こちらの『ココログ』に掲載しています。
http://koma.cocolog-nifty.com/

どうぞ、

『中国にお住まい"でない"方』

ご覧ください!!

・・・って、どういうこと!?(((( ;゜Д゜)))

実は、3月下旬から読めないと言っていた『ココログ』サイト、
未だに中国で読めなくなっているんです・・(悲)
でも、なぜか書き込むことはできるのですσ(^◇^;)。。。

おかげさまで、
自分で自分のブログのできあがりを確認できません(;;)

中国以外の国(台湾もOK?)にお住まいの方、
すみませんが・・読むついでにレイアウトの
おかしいところがありましたらご指摘ください。

それにしても、この不気味な国め!

出て行ってやるこんな国ーー!

と、その前に、こちらのホームページがあるので、
同じ文章を展開させてます。今さくさくと作っています。
久しぶりにHTML言語を書き込んだのですが忘れてました(汗)
ブログ慣れしてしまって、ラクをしてましたね・・・

動画付きのサイト『Emmy BBC』
http://emmybbc.main.jp/

では、
『中国に"お住まい"の方』も、どうぞ!

・・・

と、言った2日後、

さりげなく開いてみたら・・・

なななんと!

開きました・・いつのまに・・・

やっぱり、
こういうところで、声を上げてみるものですね。

と、いうわけで解決しました。(たぶん)

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撮影機材城へ行ってきた

旅から戻ってきたのは5日。

中国の労働節休みは7日まで。

6日は新光天地で買い物し・・最終日の7日は『撮影機材城』いわゆる撮影機材市場へ行ってきました。

前々からこの市場の存在は聞いていたけど、何しろ北京市の西側・西4環路というところにあるのでひたすら遠い。

でも、動画を作っている時に、前々からナレーションの音が悪かったのが気になっていたので、新しいマイクを買おうと思っていたところ。

ちょっと調べたら我が家の近くにあるバス停から一本で行けるバスがあることが判明したので、思わず遠出してみました。

地下鉄なら、1号線の「五棵松」というところからちょっと北までタクシーか何かで行きます。

で、見つけました。

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あまり大きくはありませんが、似たような売り場がずらりと並んでいるだろうから、あまり数あってもしょうがないでしょう。

中に入ると・・いきなりすごい!

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カメラそのものというよりは、照明器具屋・カメラバック屋・三脚屋・・と、周辺機器の専門店がずらり。

なぜか、そのそばにはウェディングドレス屋までずらりと並んでいる。

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まあ・・「撮影」というカテゴリーにひきつけられてきたのでしょう。

そして私のお目当て・マイク屋は、というと・・

1店しか・・・ない。

そう、「撮影機材城」って、スチールカメラに重きを置いた市場だったのですね。一応ビデオカメラやバッテリーはあちこちで見たけど、動画・音声系の周辺機器はかなり少なかったです。

それでもやっと見つけたので、マイクをいくつか出してもらう。でも、どう見てもパソコンにはつなげられない、ミキサー用のマイクだ・・

「パソコンにつなげたいのですが・・」

「OKOK!」

と、言って接続用変換端子を持ってくるものの、形が違う。

それでも店員は「没問題(ダイジョウブ)」というので、違うということを証明しようと、そばにあったパソコン用ヘッドフォン(イヤホン&マイク付き)らしきものを指差して、その端子と見せ比べしようと取り出してもらうと、

「これはパソコン用だよ」

「ガク・・」

「だから、パソコンを使って番組を作るんです」と話して、ヘッドフォンを出してもらい端子を比べてみせると・・やっぱり違う。

するとお店の人、別の変換端子を持ってきて、

「これならダイジョウブだろう」

と、言う。

でも、ね・・・

今度は本来のマイクからつながっている端子に入らないんですけど。

お店の人、合わないということが見え見えなのに、何度も噛みあわない金属端子を差し込もうと無駄なあがきをする。

あまり詳しくないみたいだ・・

でも、結局取り出してくれたヘッドフォンにマイクが付いていたので、それを購入して一件落着。

50元(約750円)だから、まあまあってところかな?

ついでに、動画用のDVテープも交渉して購入。しかし動画テープはどの店に行ってもなかなかまけてくれない。これは日本の方が安いだろう。

値切って購入したのは、10本で150元。日本円で約2250円ってところかな?

日本のビックカメラかヨドバシカメラで買えば、10本1980円だよ。

30本買えば、3000円くらいで済むところもあるほどだよ。

テープばかりはもう中国では買うまい!

・・・いや、マイクも日本に帰ったらしっかりしたものを買いなおそう。

そうこうして、またバスに乗って帰宅。

しかしこのバス路線、会社の前を通るんだよ・・・。ふといつも会社に行くために降りているバス停の前に差し掛かったとき、

「ああ・・明日から会社だ」

というなんともいえない切なさがこみ上げてきた。

また旅に出たい・・・

※ヘッドフォンのマイク、録音状態は良かったです。

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新光天地@大望路

黄河から帰って来た翌日。

新しくできた百貨店「新光天地」に行ってきました。

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その名前はあえて隠しているようですが、中に入って赤い薔薇がところどころに飾られているのを見ると・・・・

どう見ても「三越」です。

あまりに広くて、1日では隅々まで見ることができないかもしれません。

とはいえ、ちょっぴり洋服&靴が欲しかったので、覗いて見ることにしました。

すると・・・ひたすらブランドものの嵐!

洋服も靴も高い!高すぎる!

金額は、日本でブランドものを買うより1.5倍くらいの値段だそうです。

どうりで・・・「千ン元」のものや「ン百元」のものが並んでいるわけだ・・

そういいながらも、適度な夏用の靴がどうしても欲しかった私。

1階の靴売り場をウロウロして、やっとお目当ての靴を発見。いや、本当はもっとお目当ての靴があったんだけど、900元以上するものだから断念したのです(;;)

で、今回見つけた靴は8掛で319元。まだ許せる値段かな(ここなら)?

という訳で「これをください」と告げると店員さん、

「地下に倉庫があるから、ちょっと待ってくださいね」

と言ってそそくさといなくなる。

待つこと20分。

遅い、遅すぎる!一瞬、買うのをやめて帰ろうかと思いつつも、まあ急ぎの用事があるわけでもないし待つことに・・

でも、同行してくれたJちゃんには悪いもの付き合わせたとちょっと反省。反省させるようなサービスはしないでくれ!と心で怒りを覚えていると、店員さんがやっと戻ってきた。

やっと購入。

こういうところを改善すれば、値段はともあれもっと色んな人に親しんでもらえる場所になりそうなんだけど、出来立てだから暖かく見守るしかないかな?

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黄河を求めて⑮おさらい

ご参考までに・・

【黄河の旅。費用その他数字の話】

でも、貯金が趣味なしみったれた奴ではありません。
もともとお金がないのです。

そんな私が追い求めた格安のつもり?“黄河の旅”
今後皆さんが同じような旅に出る場合のご参考まで
(って、いるのかなあ・・・)

・・・

1.費用(5月1日~5日までの5日間合計)

・食費  29元
・宿代  500元 
  1泊目は1時間だけの始発バス待ち「鐘点房」30元
  2泊目は西安の風呂なし招待所100元+鍵壊して弁償20元
  4泊目は自分へのご褒美5ツ星350元
・入場料 327元
  世界遺産(洛陽の龍門石窟80元と兵馬俑90元)が高い!
・土産  138元
・交通費 1562元
  内訳:
  550元(長距離バス6回分)
  10.5元(市内バス8回分)
  40.5元(済南市内のタクシー3回分)
  150元(銀川市内の交通手段これしかなかった)
  31元(銀川と北京の空港バス)
  780元(飛行機 銀川―北京)→交通費の半分がこれ!?
・その他 地図・トイレ・エアメール 10.2元

 合計 2566.2元(約38500円:1元15円計算)

 みなさん、これを高いと思うか安いと思うか、
 ご教示願います(今後の参考のために・・・)
 個人的には、飛行機代が1/3を占めているのが気になる・・・
 でも、上空から黄河を見られたのでラッキーでした。

2.これまでに訪ねた中国の省自治区直轄市行政区

 今回の旅で、5省1自治区を踏破したので、
 17箇所踏破! 全部で34だからこれでやっと半分!

 ・・・と、思ったら、
 甘粛省は、バスで通過しただけだった!
 みなさん、これはカウントしていいのでしょうか・・・

3.この旅で“普通に”食事した回数

 いかんせん、バスの中で過ごす時間が長かったので
 食べてないOr非常食だけの生活が続き・・・

 5日間で5食!?(だから食費が安かった、しかも2食は無料)
 ついでに市内を歩き回ったので、運動もOK!
 ダイエットになりました。

4.と、いう訳で・・・

 この旅でひとまず4キロの減量に成功!
  ※最終日に泊まったホテルの体重計調べ

・・・

あな、サイコロの旅。果たしてこんな結末で
いいのかどうか、みなさんどうでしょう。

中国5000年の歴史を生んだ黄河・・・

そこから生まれた漢民族というものを改めて考える機会にもなりました。

私は・・・

黄河に抗議したい(毒)

回族は客サービスもよく、どことなく日本人に似た雰囲気があって好きになった。

モンゴル族はこれまた日本人に似た言語と雰囲気を持つ。

しかし漢民族は、北京でなくてもどこへ行っても、日本人とは似て非なる者だということを、改めて感じた。

でも、これでいいのだ。

まず、「違うんだ」ということを自覚することが大事。

それは仕方ない。黄河が大陸に流れ始めたころ(いつだよ・・)から多くの国が生まれ滅び、陸続きになっている様々な外国が侵略してきた歴史を持つ中国。

日本では明治維新を謳っていたころから、人口は既に4億人もいた中国。

ロシアやアラブ諸国が分裂や戦争する様を近くで見てきた近代を過ごした中国。

日本とは歴史が違うのだ、それならば人格が違ったって仕方ないのだ。

そんな中国なのだ。

今度はどこへ行こうかな?

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黄河を求めて⑭銀川~北京

あれほど

「北京帰ったら、絶対マッサージに行こう!」

と誓っていたのに、快適なベットで一晩寝たら疲れが取れた。

いやあ、若さっていいね♪

という訳でこれまた快適な朝食バイキング。

料理の種類も豊富でおいしい。とはいえ、あまり食べてこなかった旅路なのでいきなり食べすぎも良くないから、と粥と豆腐脳(豆腐を崩したようなもの)、少しのおかず、フルーツで終了。

7時40分にチェックアウトを済ませ、歩いて10分ほどの民航大厦へ。

ここから、8時半発車の空港バスに乗る。

途中でまたもや黄河を渡ったので、最後の記念にビデオカメラを回し・・

ついでに銀川空港でもカメラを回す(こらこら)

飛行機のチェックインを済ませ、セキュリティチェックへ・・・

すると、手荷物のワインが引っかかった。

「これは機内に持ち込めません。交運してください」

と警備員が言うものの「交運」の意味がわからない。何度も反発し、「持っていく!」と主張すると警備員が、「楼下に行って、荷物を預ければダイジョウブ」と解説。

あ・・・そういうことだったのね、とバックにワインを詰めてチェックインカウンターに預け、一件落着。

ここでしか手に入らない「西夏王ワイン」だったので、没収されたらたぶん10日は落ち込んだと思う。

そうこうしているうちにフライト時間。

あいにく通路側の席なのでがっかりしていると、窓側席にやってきたのは、中年夫婦。

これはきっと通路側に座りたいんじゃないかな?と思って

「もしよければ、席を変えていただけませんか」

と言うと窓側席のおじさんがすんなり「OK!」

幸運にも、窓側席をゲットしたのでした。

そして・・本当は禁止されているけどフライトの瞬間、その後すぐに見えてきた「上空から見る黄河」をビデオ撮影し、飛行機はぐんぐん東へ。

ついでに、内モンゴル上空でも黄河を見たので一緒に撮影♪

上空からみる黄河なんて、飛行機にでも乗らない限り不可能。本当にラッキーだった。

機内食も、イスラム系の「牛肉面」

なんて言いながらマカロニみたいなパスタにちょっぴり辛い牛肉がまぶしてあるだけ。

でもおいしくいただきました。

定刻どおりに出発し、定刻どおりに北京へ到着。

悲しいけれど、「ああ、帰ってきたな」という安堵感も覚えたのでした。

(完)

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黄河を求めて⑬銀川4

いかんせん、他の街は駆け足のように過ぎたのに、銀川だけは一日堪能できてホテルまで付いているから、このタイトルも4作目に突入。

ホテルを出て、改めてイスラム系?の料理を堪能しに出発。

爆炒羊肉はおいしそうだったけど、1斤(500グラム)単位での料金だったので、一人では無理と判断。

「砂鍋」と書かれた小吃に入って、砂鍋を頼む。羊肉がとろとろに煮込まれていておいしい!

けど・・店員の無愛想なこと。イスラム圏「回族」の人たちはニコニコ笑顔で応対するのに、ココにきて「漢民族」の民度の低さをまたも実感する。

その後市内バスに乗って、銀川で一番盛んそうな新華大厦で日本のようなブラインドショップ。そして鼓楼を見学して、帰宅。

夜8時過ぎまで明るい西の地域。時間帯、1つ(北京時間)というのは絶対におかしい。

そうこうして、8時半には帰ホテル。

途中で「西夏ビール」が売られていたので、思わず購入。瓶で・・2.5元。

こうして快適な環境で、これまで取り憑かれていた「なんとなく疲れている」状態からは開放かな?

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黄河を求めて⑫銀川3

明代長城・黄河を堪能して、再び戻ってきたバスターミナル。

さっそく今度は、「西夏王陵」行きのツアーがあるかを尋ねに、ターミナルの中の旅行会社へ。

すると・・・

「今日のツアーは終わりました。バスもないから、タクシーチャーターで。なら200元で行けます」

とのこと。

200元は無理!ツアーも確かに数箇所回って230元なんていうぼったくりぶり料金だけど、ただ西夏王陵へ行って戻ってくるだけで200元はもったいない。

というわけで、西夏王陵は断念。本当に、兵馬俑くらいピストン輸送してくれるバスがあってほしいものです・・・

市内にも観光名所はたくさんある銀川。市内観光を堪能して、事前に予約を取っておいた5つ星ホテルでゆったりしよう。と市内バスに乗り込む。

イスラム情緒ある建物の火車の銀川駅(かなり遠かった)、

寧夏回族自治区の歴史を堪能する博物館、

イスラム寺院の「南関清真寺」、※「清真」は「イスラム」の意味

博物館では、西夏王陵に行かなくても十分西夏王国のことはわかったし、イスラムを堪能できたし、市内観光だけで十分だったかも。

そしていよいよホテルへチェックイン☆

ネットで事前予約したときは「350元なら、ちょっと贅沢だけど妥当か」

くらいに思っていたが、銀川市内の地図を購入してホテル一覧を見てみると、「5つ星」の蘭にこれから行くホテル「凱達大酒店」の名前があった。

その名のとおり、部屋の中を見て急に安堵のため息が・・・

これだよ!バスタブつきの清潔なホテル!

窓の外からはイスラムのような街並(とはいえアラブ圏内行ったことないけど)が一望でき、なかなか気持ちいい。

さっそく、荷物を整理して街中へ再び観光に繰り出す。

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黄河を求めて⑪銀川2

黄河を求めて・・

銀川まで来てしまいました。

バスターミナル前で乗ったタクシーは、ひたすら東へ走り出し、黄河高速道路へ突入。

流れる雄大な黄河を写真に収めようとすると、運ちゃんが気を遣って速度を緩めてくれた。感謝!

その後、いよいよ黄河と明代の長城が待つ場所へ・・・

と、思ったらタクシーはまだまだ走り続ける。あれ?と思って、

「明代長城在从黄河太遠マ?(明代長城は黄河から遠いのですか?)」

と尋ねて見ると、「不太遠(それほど遠くない)」とのこと。

でもなんだか遠いんですけど・・・、とはいえ、運ちゃんは途中で道行く人に道を聞きながら丁寧に走っているので、多分明代長城は見られるだろう、と彼を信頼することに。

何かあっても、どこにも人がいるのでいざという時にはなんとかなるだろうという気持ちもあった・・・

黄河から離れること10分。景色はだんだん荒涼さを増してくる。赤茶けた岩が道の両側に壁を作り、遠くには、地平線。すごい景色だなあ・・・とまたも感動。

で、車がやっと駐車場へ入った。

あれ?思ったよりも大きいし、テーマパークのような・・・

と思いながら門まで行くと、本当にテーマパーク。ズコッ・・・

それがここ「水洞溝遺跡」

運ちゃんは「ここで待ってるよ」とは言うものの、中を覗く限り広すぎる。「入場料払うから一緒に行きましょう」と誘って連れて行くと、切符売り場で服務員が「タクシーの運転手は免費(無料)です」とのこと。おお、観光サービスはいいぞ銀川市。私も運ちゃんも安心して中へ入ることに。

一歩入ってまた驚いた。とてもじゃないけど、1時間やそこらじゃ見切れない広さ。

明代長城を北一直線に連ね、その中には遺跡や奇怪な形をした岩壁、時折見せるオアシスのような湖・・・

P1150108

運ちゃんが入り口でもらったパンフレットを手に、いろいろ説明しながら同行。

写真も撮ってもらうけど・・・センスがイマイチで使える写真が少ない(ごめん)

でも、公園の中は本当に大きい!

なんだか沙漠に置いてけぼりにされたかのような観光客の少なさ(2人しかいなかった)兵馬俑の観光客、少しはこっちに持ってきた方がいいんでないかい?とすら考えながら、明代長城を堪能しまくる。

P1150121_2

北京にある万里の長城は観光地化されていてかなり綺麗になっているけど、ここの長城はほとんど風化されていて、遠くから見るとただの岩肌に見える。

でも、この方が趣があっていいかもしれない。

最後まで見ると、本当に一日コースになりそうなので、ここで引き返す。

そして運ちゃんにもう一度、「黄河のほとりにある長城が見たい。これ、『黄河古渡』」と告げると、運ちゃんは「不知道(知らないな)・・」と言って、水洞溝の服務員達に聞いてくれるも、やっぱりみんなわからないとのこと。

でも、でかける前にはサイトで写真が掲載されていたし、なんでみんなわからないのかな?

ひとまず運ちゃんは、黄河まで車を走らせてくれた。帰る途中でも明代長城は続いている。これを辿れば、最終地点(黄河にぶつかるまで)の古渡へ行けるんだろうになあ・・

P1150138

とはいうものの、運ちゃん、道行く人という人に聞きまくって車を走らせてくれる。一生懸命探してくれる姿勢には感動。

でも、結局「古渡」は見つからず、黄河を堪能して終了することに・・

それだけでも、この広大な黄河を見られたのだからよしとしましょうか。

P1150148

これでもか、というくらい明代長城も黄河も堪能した。最初に乗ったバスターミナルまで戻ってタクシーの運ちゃんに運賃を払おうと100元札を出す。

最初に「80元」とは聞いていたけど、2箇所寄ってくれたし一生懸命サービスしてくれたので多めに出したつもり。しかし、社交辞令的に「足りないですか?」と聞いてみると、彼は首を振りながら、きっぱり。

「足りない」

なんと!?

「途中で黄河も寄ったのだから、もっとくれよ」

とのこと。いやあ、最初にリクエストしたのが黄河付近だったのに、あなたが勝手にあんな遠くまで運んだんじゃないの?と今度は反感気分。

とは思うものの、ガイドブックにも出てこないようなマイナーな観光地を紹介してくれたからいいか、ともう一枚100元札を出す。

「あなたの好きなようにお釣りをください」

というと運ちゃんは50元をおつりにくれた。

半日観光タクシー代、高速代も入れて150元也。

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黄河を求めて⑩銀川

朝6時

朝日に起こされて目覚めると、窓の向こうには荒涼とした大地と地平線のかなたに上る朝日が・・・

「おお!荒涼としてる!」

思わず感動する。これだよ、私が夢見ていた景色は、この、日本にもない、北京でも見られない、この荒涼とした大地なんだよ!

と、感動しながら銀川まで走ると、今度は黄河を横切る。

「おお!朝日に映える黄河~!」

喜び勇んでビデオ撮影。

すると、またまたおじさんの会話が始まる。だいぶ疲れたので、適当に取り繕う方法を身につけてしまった。

8時半、ついにバスは銀川ターミナルへ。

おじさんが「もし良ければ観光に付き合ってあげるよ」と言ってきたけど、丁重にお断りした。中国語につきまとわれるのも、一人旅のスケジュールを振り回されるのもごめん、なのです・・・おじさんごめんなさい。

さて、また一人に開放された。

銀川のバスターミナルは比較的綺麗でトイレに鍵もかけられる。

水道の水も出る。

顔を洗って歯を磨いて、いざ黄河と明代長城へ出陣!

・・と、その前に銀川のことも整理。

・・・

銀川を区都とする寧夏回族(ねいかかいぞく)自治区は、人口の約3分の1をイスラーム教徒(回族)が占めている。東に黄河が流れる銀川周辺には、旧石器時代から人々が生活していたが、ここに町が開かれたのは唐代(7世紀頃)のこと。

11世紀には西夏王族ができ、漢字ににた「西夏文字」というものもあったほどの文明ができたが、チンギスハーンによって滅んだらしい。

明時代の長城もあり、内モンゴルを望むところには沙漠とパオの集落もあり、様々な文化が往来する街なんだと実感する。

・・・

中国の歴史を感じるなあ・・・

でも、交通手段がないなあ・・・

黄河・明時代の長城・西夏王陵とも、銀川市内からはかなり離れているところにあり、どうやら洛陽や西安ではお決まりだったバスも走っていないらしい。

タクシーしかないなんて、交通費かかるなあ・・ぶつぶつ。

と、言いつつも黄河や明の長城が見られないとなんのために銀川へ来たのかわからない。

タクシーを拾って、まずは黄河のほとりにある明時代の長城の終点へ行きたいと告げると、運ちゃんはわからない様子。

でも何度か「明の長城」と繰り返すと、「おー、明白(わかった)」

「何キロくらいかかりますか」

「20キロくらいかな」

「いくらくらいかかりますか」

「20元くらいかな・・・往復して観光して80元くらいでどうだ?」

「いいですか?じゃ、お願いします」

というわけで、出発。

私の頭には、黄河の対岸に続く、崩れかかった明代長城の景色が浮かんでいた・・・

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黄河を求めて⑨西安~銀川

銀川行きの寝台バスへ・・

と、その前にまたこんなハプニングがあった。

・・・

兵馬俑から帰るバスの中で、さりげなく本日乗る予定のバスチケットを確認したところ、

チケットの日付表示が「5月5日」になっている。

おーいおいおい、紙にまで「5月3日」と書いて買った切符なのに、なぜに5日になってるんじゃ!

というわけで西安駅に着いてすぐ、チケットカウンターに交換をしに行ったのだが・・

「これ、日付間違っているから変えてください」

服「チケットの変更は○番窓口へ行って」

○番窓口にて

「これ、あなた達が日付間違って打ったから変えてください」

服「○×▼・・・」

「はあ?変えてくださいってば!」

服「ふう(呆れ口調で)バンバン(窓ガラスに貼ってある紙を叩く)」

紙には「本日発車分のチケット変更は30%分の代金を取ります」の文字。

私、キレる。

「貴方達が打ち間違えたの!私は最初から3日を求めてるの!いいから変えろ!」

と言って書いていた紙をガラスに押し付けて交渉。

服務員、面倒くさそうに隣の発券担当に告げて日付を変えてもらう。

そう、それでいいんだよ・・ったく。

こういう時は、強く交渉しないとわかってくれないのが中国。しかも一向に「すみません」の言葉もないのが中国。文化の違いは仕方ないけど、この文明を作った黄河はどういう人民を育ててきたのだと、ちょっと黄河に抗議したい気分になる。

・・・

ともあれ、バスに乗り込む。

簡単なベットがずらっと並んだ寝台バス。長い距離をあまり走らない日本の長距離バスでは見かけないこの類のバスを、さっそく撮影しまくる自分。

見るとまだガラガラ・・・そこへ、交渉して(と、いうより服務員に交渉されて)乗り込む人が次々と乗車。

隣のベットに来た中年男性が、親しげに話しかけてきたので、話をしながらバスが発車するのを見届ける。さよなら西安。

しかし・・・ちょっと走ったあたりで、バスが停車。

一向に発車する気配もなく、皆もトイレや買い物で降りていく。

いつ動くんだよ・・気になって見に行きたいのに、隣の人が一向におしゃべりをやめないので、つき合わされる。というか、こういう時は話が耳に入らない。

時間がもったいなので、「ちょっと降りる」と行って話しをやめ、バスの車掌に、

「このバスはいつ発車するのですか」

と聞くものの

「ふーん・・、みんな買い物してる」

まともな返事がこない。

どうやら、空席を全部埋めてから出発したいらしく、こうして市内の各地に止まっては客引きをしながら発車するらしい。結局、4時半に乗り込んだバスは5時半まで市内を出なかった。

日本だったら、空席があろうと時間どおりに出発するのに。

業を煮やして、ベットに戻ると、またおじさんがしゃべりだす。

私は、歴史の話やたわいない話よりも、このバスがいつ発車するのかが気になってしょうがないので、

「いつ発車するの?私は急いでいるわけじゃないけど、こういう状況が嫌いで気になっている」

と話すとおじさんは、

「これは中国の悪いところで、中国の文化がそうしたんだ・・・・ペラペラ」

とまたまた中国の文化論に話が発展する。

もう、いいよ!ちょっと聞くのにも疲れてきたので、適当に相槌。

すると

「おまえも何かしゃべれ」

くう・・・聞くのにも疲れた頭には、しゃべる余裕なんてない。一生懸命考えながら、

「私は日本語をしゃべるならばスムーズにしゃべれる、けど中国語をしゃべるとよくよく考えて話さないといけないから、大変なんです」

というと・・

「てぃんぶどん(わからない)」

・・・やはり疲れた。

「累!(疲れた)」

と言って会話終了。

その後、風景の撮影に夢中になり、話を遮るようになるとある程度わかってくれたらしい。

・・・が。

「僕は、静かにされて不愉快だ。もっと会話を楽しみたいのに・・ペラペラ」

_| ̄|○

・・・

でも、夜はそんな隣人や服務員さんと琳県というところで、夕飯タイム。

ご馳走してくれて、ちょっとラッキーでした。

バスルートは、陝西省から甘粛省を超えて寧夏回族自治区へ入るので、この琳県が甘粛省だったらもう1省踏破になるんだけど・・・残念ながら「陝西省」だった。

ある程度西まで来ているのだろうか。

日没は午後8時を回っていた。

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黄河を求めて⑧西安2

西安にて

兵馬俑から戻ってくると、13時半。銀川行きのバスは16時半出発だから、あと3時間である。

さっそく市内バスに乗り込んで、シルクロードの出発地点・西門(安定門)へ。

1元で行ける観光名所。

西安市内というのは、駅を北にして市内をぐるりと城壁で囲んだような街である。

その中には今風のブティックが並ぶ街や、古い小吃や賓館が並ぶ街や、古代風の建物が並ぶ街があり、西門があるあたりは最後の「古代風」な街が展開されていた。

して、ど真ん中には当時の時計台である「鐘楼」「鼓楼」がある。

ここも最後に立ち寄るとして、まずは西門を見物。門から、城壁を上るだけで40元とはまた高い。

城壁の上に来ると、ただただ長い城壁に驚嘆。しかもレンタルサイクルなどもあって、自転車で西門駅の城壁上まで行くことができるらしい。

南北は4キロ弱、東西は6キロほどあるのだろうか・・・

「シルクロードの入り口」と日本語で書かれた看板もあったので、一緒に写真をパチリ。

シルクロードも取材しましたよ、と・・

帰りの市内バスで「鐘楼」「鼓楼」も立ち寄り、3時には西安駅へ。

駅前の地下広場にあった「新疆イスラム料理店」で遅い昼食。「蘭州ラーメン」を食す。4元。

香菜が乗っていていい香り。北京の蘭州ラーメン屋よりおいしかった。

して、その近くにあった豪華そうな賓館を覗き、さりげなくクロークで料金と内容を確認。

ここはGW料金でシングル150元。トイレは部屋の中にあるという・・きっと風呂もあったろうな。

GWでなければ100元。今度西安に来るときはここに泊まろう。

と、いう訳で16時半発の銀川行き「寝台バス」に乗り込むことに・・・

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黄河を求めて⑦兵馬俑

洛陽に続いて、西安もまた世界遺産を持つ中国の六大古都(西安、洛陽、南京、開封、杭州、北京)。

中でも都が置かれた歴史が最も早く、過去に王朝が最も多く存在した。西周、秦、西漢、前趙、前秦、後秦、西魏、隋、唐の王朝が都を西安に定めた結果、千年にわたり古都西安が築かれ、歴史上多くの影響を受けたことは、他の都市には例をみないことである。

シルクロードのスタート地点でもあり、ここから長い長い旅が始まるのである。

・・・

なんて有名な街なのでしょう、西安って。

それだけにさぞや観光客の多さも例を見ないのではないでしょうか・・

と、ある程度の覚悟をしつつ、足は兵馬俑へ。

「兵馬俑(びんまーよん)へはどういったらいいですか?」

路線バス乗り場にあった案内所のおばさんに尋ねると、親切に

「旅遊の「遊」と書いた「遊5」バスに乗りなさい。あっちが乗り場ですよ」と。

そこで「遊5」と書かれた看板を見つけて待っていると・・来ない。

近くにいたおじさんに尋ねると、

「道路の向かい側で列を作っているよ、あそこ」と指をさす。

その場所へ行ってみることにすると・・・これは驚いた。

というわけで、下記より観光案内。

・・・

【観光案内:兵馬俑の安くて簡単な行き方】

ここでみなさんに、安くてわかりやすい「兵馬俑」への行き方を伝授します。

1.西安火車駅前の広場に、兵馬俑へ行く「遊5」のバス停があります。

2.とてつもなく長い行列があるので、その最後尾に並びます。

3.でも、バスは次から次と来るので、10分ほど並んだだけで乗り込むことはできます。

4.バスはたち乗りの人を作らず全員座らせる程度しか乗せません。

5.走行時間は順調ならば1時間ちょっと。運賃は7元です。

でも・・私が乗ったバスはエンジンの調子が悪くて時々ストップ。兵馬俑・秦始皇帝陵あたりで果てしなく動かない渋滞に巻き込まれるため、2時間はかかりました。

7.途中で、世界最大の「秦始皇帝陵」を通るので見逃してはいけません。私は「これかな・・」とボーっと考えていたらビデオカメラを回し忘れ、帰り道でリベンジしました。

8.8時半に乗ったバスは、10時半に兵馬俑の・・ちょっと離れた兵馬俑見世物村に到着します。

ゆっくりみやげ物を見物しながら、兵馬俑公園へ入ります。

9.だだっぴろい公園内から、チケット売り場までは徒歩15分。行列を乗り越えて90元の入場料を払って入りましょう。

10.博物館に入ったら、まっすぐ「陳列丁」を目指しましょう。これだけ見れば、パンフレットやネットで紹介されている写真の兵馬俑を十分堪能できます。

11.時間があまったら、1号館~3号館を見ましょう。ひとまず雰囲気はあります。

12.見終わったら、また別の土産物屋横丁に出るので、適当に買い物を楽しみながら出口へ行きましょう。

13.帰りの「遊5」バスはそばにないので、出口を出て渋滞している道路に出ましょう。

どこかで渋滞に巻き込まれている「遊5」バスに出くわし、大抵扉を叩けば乗せてくれます。

14.帰りはひとまず往路より順調です。1時間半ほどで西安駅に着くことができます。

15.西安駅前の広場に着いたらさっさと降りましょう。このバスは再び行列の待つ所へ引き返し、兵馬俑までピストン輸送します。

以上、兵馬俑への安く簡単な行き方でした。

世界遺産というのは、アクセスは簡単だけど人がやたら多くて時間はかかりますな・・・

「旅行したいけど、観光地には行かない。ただの確認作業になるから」

という人の気持ちはわかります。はい。

最後に兵馬俑について補足:

世界八大奇跡と言われている「秦の始皇帝の兵馬俑」は、西安市内から1時間ほどの臨潼区にあり、6000件あまりの兵馬俑は20世紀の最も偉大な発見と言われている。

始皇帝がなくなった時に家来が殉職(つまり、道連れで生きたままお墓に生き埋めされてしまうこと・・怖い)しないように、と土偶を作り、これを天国までのお供にしたそうな。

そんな兵馬俑が発掘されて30年。どうやら崩れた状態の土偶たちを、今せっせと修復して展示しているようです。

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黄河を求めて⑥西安1

16時に運城市を出たバスは省を越え、風光明媚な華山を越えて夜20時半に西安へ到着。

これまた日が沈んでから居眠りしたので気がつかなかったけど、どうやらだいぶ遅れているらしい。子供が一人、苛々した雰囲気で窓をガンガン叩いたり、人の前の座席に上って雑誌を読んでいる。

「太吵了(タイチャオラ:うるさい)!」

しゃべりがあまりできないので、こういうときはずばり一言叱咤。

この言葉、馬鹿の一つ覚えのようによく使っているな・・・

20時半に西安の市内・・・の、どこ?ここ。という公園の中へ到着。

街中のバスターミナルはどこかを訪ね、暗闇の中を歩くこと15分。

火車の駅と大きなバスターミナルが見えてきた。

しかし、この日のチケット販売は終了。明日開門と同時に銀川行きのチケットを買うことにして、ターミナル近くの安宿を探すことに。

ターミナルの、本当に目の前にある賓館へ入る。

先に部屋を見てから判断したかったのに、ホテルマンさんあっさりチェックイン手続きをしてしまい、「部屋は楼下(階下)、風呂は楼上(階上)」とあっさり。

あな・・やはり部屋に風呂はないのか。

ちょっと嫌な感じを覚えて、ひとまず部屋に入り、風呂を覗きに行くと・・もはや風呂ではなかった。

洗面所とガラスで仕切ってある程度の(見えるじゃないか!)シャワーみたいな場所。蛇口を捻ってみると、水しかでてこない。

「こんなの、シャワーとも言えない!なんでこんな宿が100元なんだよぼったくり!」と心で毒舌を吐いて仕方なく部屋へ。

すると、お湯を運んでくる人が、ノックするやいなや合鍵でずかずか入ってきてポットを置いていく。

安全面も怖いな・・

貴重品を全部持って、夕飯と街中のライトアップされた駅前の散策へ。

四川省の小吃が多いので、その中の1件に入って本場モン(に、近いと思う)麻婆豆腐を注文。

味は北京で食べるのと同じだった・・・_| ̄|○ 5元という値段は安い。

2日目の夜にして、初めてちゃんとした食事だったので、ちょっと食べただけで満腹。

運動がてら、西安駅の人ごみを掻き分け、ライトアップされた西安の門を見てからホテルへ帰り、11時には就寝。

しかし、壁の向こうがレストランだったのかわからないけど、後片付けの音が妙にうるさかった・・・

・・・

目が覚めると、5時半に起きたかったのに、7時半。

「しまった!」

慌てて・・る風でもなく、眠い目をこすって起床。

トイレも共同なので鍵を短パンのポケットに入れて行き、普通に用を足そうとすると・・

「バキッ・・!」

これは本気で、

「しまった!」

鍵が真っ二つ・・・急いでクロークへ行って変えてもらい、罰金20元。

んな安くて脆い鍵、使うな!

やはり今度とまるときは多少高くてもユニットバス付きの部屋にしようと決意して、チェックアウト。

目の前のバスターミナルへ行き、今夜最終で出発する銀川行きのバスチケットを求めると、

「もう16:30発しかありません」

なるほど・・昨夜、閉まっているチケットカウンターの前でウロウロしていたダフ屋のせいだな。奴らが数日前に買い占めているせいでこんなことに・・・

しかも昨夜も見た。9時半発の銀川行きのバスは、乗客が埋まっていなかったらしく最後まで車掌が客を勧誘していたっけ。

だから、私もダフ屋から買うまでも、ここで急いでチケットを購入するまでもなく、その場で乗ることは十分可能ではあるのだが、その予測に100%の保証はないので、16:30には西安を去ることにした。

と、いうわけで時間はない。

さっさと兵馬俑と西門を見てこなければ!

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黄河を求めて⑤運城~西安

山西省・運城市

この街を知る人はあまりいない。

しかし、「三国志」で著名な登場人物・関羽の故郷であることから、三国志が好きな人にはお勧めの所である。火車の駅前には関羽の銅像が建ち、街の至るところには銅像やら彼を祀った廟があるという。

でも、私の目的は特に「三国志」ではない。

1.山西省にも足を踏み入れてみたかった

2.河南省と山西省の省境にある「三門峡」から見る黄河を眺めたかった

という目的があって、ここへ行くことにしたのだ。運良く、運城から西安へ行くバスも一日に何便も出ているらしいので、洛陽へ引き返さずとも西安へ行くことができるし。

というわけで12時に洛陽を出発。

雄大に広がる、美しく退屈な景色を横に流しながら、バスはひたすら西へ西へと流れていく。

今回は窓側に座れたので、喜び勇んで景色をビデオカメラに収める・・

余談だけど、中国の乗り物は、窓側より通路側の方が人気があるらしく、指定席でない場合先に通路側の席が埋まっていることが多い。

しかし、このような景色は、睡魔を覚えるもので、いつのまにか居眠り・・・

目が覚めると、そこは・・・

「平陸」と書かれた料金所

「え!!!?」

山西省の入り口にある「平陸」料金所

「え!!!?・・・黄河、渡っちゃった?」

_| ̄|○

そんな私を誰が慰めてくれるでもなく、バスは淡々と運城市に到着。3時半。

3時間半もかかった場所では、引き返すわけにもいかないし、次の機会にリベンジしようとバスターミナルでまず西安行きのチケットを買ってから市内観光することに・・

すると・・

出発時間が、4時。

「今日はこれしかないよ」と服務員。

運城市は、目の前に火車駅がない。よって、関羽らしき名所は巡れず、速攻で西安行きのバスに乗ることに・・・ああ。

山西省はリベンジだらけだな。

でも、4時に出発したのは逆にラッキーとなった。

山西省と陝西省の省境を越えるときに、私は見たのだった。

夕日を間近に控えた黄河の雄大な景色を・・・

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黄河を求めて④洛陽

洛陽市については、ちょっと整理。

中国5000年の歴史の中で「西安、洛陽、開封、南京、北京、杭州」は六大古都と呼ばれ、それぞれに時代の先端を切り開く重要な役割を担ってきた。その六大古都の一つ、洛陽は河南省の西部に位置する。洛河の陽(北側)にあることからこの名がつけられた。洛陽が町として生まれたのは4000年も昔のことで、その後、この地に13の王朝が都を置いた。東漢、魏晋、隋唐の時代、洛陽は中国のみならず全アジアの経済と文化の中心であった。シルクロードもここから西に向かって延々と続くのである。

・・・

そんな洛陽へ来たからには、世界遺産の「龍門石窟」を見るべき!

と、ターミナルの服務員にバスでの行き方を尋ねると「入り口を出て、左へ曲がって200メートルの所に81路のバスが出てるからそれに乗ってください」とのこと。

行くと簡単に見つかって、たくさんの人が乗り込んでいる。

世界遺産へのアクセスというのは、わかりやすいんだな・・・

と、人でぎゅうぎゅうづめのバスに乗る。

40分ほど走って、龍門石窟へ到着。思ったより遠い。

そして切符売り場はすごい行列。

昼にはバスターミナルへ戻って今日中に運城・西安へ行きたいので、気持ちは焦る。

でも、ひとまず撮影から始めよう、とカメラを取り出して入場ゲート前の土産横丁を撮影していると・・・

「ガツンッ☆」「痛っ!」

2人乗りのスクーターがぶつかってきた!

物と物がぶつかる音の方が耳に残ったので、カメラがぶつかったのかと慌てて点検するも、

カメラは無事。

続いて、足の痛み。

ジーパンだったのでどうなっているのかすぐに見えなかったけど、少しジーパンが破れているのでちょっとやばいかも・・・。

と、言いながら足は普通に動くので、大事には至っていないのでしょう。

で、スクーターの野郎どもはというと・・

当て逃げ。

「・・・」

と、いいながらも100メートルほど先のところで何やら気にして確認している。

私にぶつかった弾みで、反対側の植木か何かにぶつけたのかな?

ひとまず、当て逃げした野郎が引き返してきて文句を言っても、こっちは足を怪我しているから、譲るつもりはない。

時間がないので、ちょっと足は痛むけど見学へ・・

龍門石窟(中国語では「ろんめんしーくー」といえば通じます)

洛陽は仏教において有名な都市であり、この「龍門石窟」は伊水川の両岸の断崖に1キロ以上にわたって無数の仏像が彫られているだけに、存在そのものがなんとも言えない風光明媚な芸術作品となっている。

なので・・・

時間がない私は同じような仏像が並んだ光景など1キロも見てあるく余裕はなく、2・3箇所の仏像群まで見終わって引き返すことに。

というより、たった1つの仏像群を見るだけでも人の渋滞で動けない始末だから、本当にGWの世界遺産というのは始末に悪い。

11時にはバス停へ戻り、再び81路バスで洛陽バスターミナル・・というより目の前の火車駅前で止まったので、そこで駅舎を見てからバスへ。

「山西運城」行きのチケットを買うと、12時発。

これまた大慌てで次のバスに乗り込むのであった。

この時点で、足の痛みはあまりたいしたことではないと思ったものの・・・

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黄河を求めて③鄭州~洛陽

2日
03:30 鄭州着 

鄭州は向き合うようにバスターミナルと火車の駅がある。洛陽へ行く場合、どっちが早いのかを確認しに火車の切符売り場まで行ってみると・・・

見事に「無」が並ぶ電光掲示板

切符はもはや「無座(立ち乗り)」しかない様子なので、諦めてバスチケットを購入。

始発は5時半とのことで2時間だけの鄭州滞在。

2時間あるなら、どこかでトイレに行って顔でも洗いたいな・・・と思って駅前の公衆トイレへ行くと、トイレはあるけど水道がない。トイレの料金所にいた人も当たり前のように「水道、没有」と首を振るだけ。

もうちっと、衛生のこと考えないのかな・・・

しかたなくトイレも諦めると、駅前には宿泊施設がずらりと並んでいる。その中を覗くと、クロークの所の料金表に「鐘点房 30元」の文字。

1時間ごとに30元で、休憩する部屋をあてがってくれる様子。

んでは、出発まで1時間世話になろうかな?と思ってチェックインに行く。

ところがここのホテルマン、かなり要領が悪くて客2組がしびれを切らして待っている。こちらもとき既に4時半を回って始発まで1時間を切ってしまったのに、いっこうに部屋に案内してくれない。

結局部屋に通してくれたのは4時40分。5時過ぎには出てバスを待ちたいのに・・・!

ホテルマンが悠然と「では5時半まで使えますよ」と言ったので、「5時には出ます!」と半ギレで応答。料金も半分にしてくれい!

通された部屋はユニットバス・ベット・お湯付きでかなりいけてるのに、さっさとシャワーを浴びて水筒にお湯を足し、ちょっとカメラの充電をして退散。もったいない・・

というわけで5時半、洛陽行きのバス、出発。

鄭州の北側には黄河が見えるはずなんだけど、遠すぎて見えず・・ひたすらバスは西へ西へ。

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黄河を求めて②済南~鄭州

黄河を堪能して、時既に4時半。

まだ2時間半残ってるけど、6時にはバスターミナルに行っておいた方がいいから・・

と、また市内バスそっちのけでタクシーを拾って「大明湖」へ。

市内の中心を横切るので、多少の混雑を乗り越え・・16.5元(0.5元単位で清算)

入場料が30元。公園を見るだけなのに、高いなあ・・と思いつつ、せっかくきたので入ってみる。

大明湖公園はその名のごとく、真ん中に大きな湖があってそのほとりに遊園地(観覧車まである!?)や料亭などがある。結構くつろげる空間が多い・・方かな?

長距離バスで隣り合わせた山東の男性は、この湖にある「噴水」が有名だと言っていたけど・・この日は噴水出ておらず、残念!

なぜか地ビールのビアガーデンが開かれていたので、鄭州行きのバスで飲んでみようと購入していく。

[足冓]突泉ビール:3元

普通の味でした・・・

ひとまず見終わり、正門から1時間ほど歩いたところにある東門より出て、バスターミナルへ。

ここまでの発音、パーフェクトに通じる!やっぱり済南は都会だなあ・・北京に近いなあ・・

などど喜んでターミナルへ入り、鄭州行きのバスに乗ると、

「○▼×。。!」

こいつは河南省の田舎者か・・・

しかも、こっちが車内にあるウォーターサーバーの前で「熱」を示すレバーを指差しながら「熱マ?」と聞いても「はあ?てぃんぶどん」と聞き取ろうとする努力(というか推測)すらしない。普通、わかるだろう!

19:00 出発

北京の長距離バス、車内には必ずテレビがついていて、運転手や車掌さんがセレクトした番組を流すのだけど、このセレクトは良かった。

私でもわかるバラエティ番組やハリウッド映画を流してくれて、隣の女の子は大笑い。

私も一緒に笑っていると、女の子が「看懂マ(わかるのですか)?」と尋ねてくるので、「大概看懂(大体わかります)」と回答。今回一人旅なので、中国語でしか会話しなかったけど、だいぶ相手の話すことはわかって来ているんだな・・ということを実感した。

しかししゃべる方はまだまだでんなあ。

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黄河を求めて①済南

15:00 済南着 19:00 済南発

4時間しかない済南の滞在時間。

どうでもいいけど、さっさと黄河が見たい!

と、市内バスそっちのけで(ルートわからなかったし)タクシーを拾って地図に載っていた「黄河森林公園」を指名。運転手さんはあっさり「OK」と言って、しかる場所まで走ってくれた。

済南のタクシー、初乗りは7.5元で1キロごとに1.5元。

汽車駅(バスターミナル)から森林公園までは、13元。けっこうかかった。

そしていよいよ森林公園へ・・・森林へ・・・

って、河の向こうにあるあの雑木林が森林かい!

という程度の「森林公園でした」(それでも入場料5元)

でも、私の目当ては森林ではなく「黄河」

やっと河に着き、目の前に茶色い水の黄河が広がった瞬間、私の胸は爽快感に満たされ、感動を否定できなかった。

ああ・・これが憧れていた「黄河」なのか

それにしても、水が茶色いのに、そこで水遊びをする人の多いこと。

そばにはとうもろこし屋台やら焼き芋屋台。黄河をバックに写真を撮るサービスなどもあって、こういうところでも中国人の商売根性を見た気分。

私もここで記念写真を一枚。

「今回の旅、取材対象は”黄河”あなたです!」

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未踏の中国を訪ねて・・

1日
07:00 北京-済南 長距離バス

朝6時に自宅近くのバス停から、長距離バス乗り場「趙公口」まで1本で行けるバス「705路」に乗ると・・既に入りきらないほどの人たち!

なんでこんな朝っぱらからこんなに人が乗ってるんだよ!

みんな、この長距離バス乗り場まで行くのかな?

と、思いながら1時間揺られて到着すると、同じ「趙公口」で降りた人はあまりいない。

まったくみんな朝っぱらからどこへ行くのやら・・

歩道橋を渡って、人の流れに身をまかせながら歩いていくと、到着。やっぱり人でいっぱい・・・

7時15分。バスは無事に出発。

料金所を通るたびに、動かないほどのひどい渋滞に遭う。

一番ひどかった天津-河北省の料金所では2時間の停留。しかも、あと数台で料金所通過!というところで、なぜかまたしばらく動かなくなる・・・

「??」

よくよく見ると、料金所は「自動販売機方式」で店員が不在。その機械がしょっちゅう故障か何かで止まっているようだ。

「~~・・!」

こういうところにこそ、あのたくさんいる人口に雇用を与えなさいよ!

そんなこんなで6時間程度で着くはずの済南に、8時間かけて到着。

おかげで、隣に座っていた男性とおしゃべりする時間が長かったが、彼も中国の人口問題と交通問題は大きな問題だと嘆いていた。

山東省の出身ということで、済南のお勧め観光地を聞くと、「黄河と大明寺」とのこと。黄河は狙っていたので、時間が余ったら大明寺も目指すことにしよう。

そうこうしているうちに、済南へやっと到着。とき既に午後3時。

慌てて、バスターミナルで次の目的地「洛陽」までのバスチケットを買おうとすると、

「没有(ありません)」

ああ、やっぱり売り切れだ・・_| ̄|○

こういう場合は、手前の河南省省都、「鄭州」行きのチケットを購入して、ここから洛陽行きのチケットを購入し乗り継ぐことで対処。バスは基本的に出発する場所でしかチケットを買えないので、ある意味サバイバルかつ臨機応変に動くことが要求される。

それがルートを狂わせることも・・・たまにはあるのだ。

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