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黄河を求めて⑨西安~銀川

銀川行きの寝台バスへ・・

と、その前にまたこんなハプニングがあった。

・・・

兵馬俑から帰るバスの中で、さりげなく本日乗る予定のバスチケットを確認したところ、

チケットの日付表示が「5月5日」になっている。

おーいおいおい、紙にまで「5月3日」と書いて買った切符なのに、なぜに5日になってるんじゃ!

というわけで西安駅に着いてすぐ、チケットカウンターに交換をしに行ったのだが・・

「これ、日付間違っているから変えてください」

服「チケットの変更は○番窓口へ行って」

○番窓口にて

「これ、あなた達が日付間違って打ったから変えてください」

服「○×▼・・・」

「はあ?変えてくださいってば!」

服「ふう(呆れ口調で)バンバン(窓ガラスに貼ってある紙を叩く)」

紙には「本日発車分のチケット変更は30%分の代金を取ります」の文字。

私、キレる。

「貴方達が打ち間違えたの!私は最初から3日を求めてるの!いいから変えろ!」

と言って書いていた紙をガラスに押し付けて交渉。

服務員、面倒くさそうに隣の発券担当に告げて日付を変えてもらう。

そう、それでいいんだよ・・ったく。

こういう時は、強く交渉しないとわかってくれないのが中国。しかも一向に「すみません」の言葉もないのが中国。文化の違いは仕方ないけど、この文明を作った黄河はどういう人民を育ててきたのだと、ちょっと黄河に抗議したい気分になる。

・・・

ともあれ、バスに乗り込む。

簡単なベットがずらっと並んだ寝台バス。長い距離をあまり走らない日本の長距離バスでは見かけないこの類のバスを、さっそく撮影しまくる自分。

見るとまだガラガラ・・・そこへ、交渉して(と、いうより服務員に交渉されて)乗り込む人が次々と乗車。

隣のベットに来た中年男性が、親しげに話しかけてきたので、話をしながらバスが発車するのを見届ける。さよなら西安。

しかし・・・ちょっと走ったあたりで、バスが停車。

一向に発車する気配もなく、皆もトイレや買い物で降りていく。

いつ動くんだよ・・気になって見に行きたいのに、隣の人が一向におしゃべりをやめないので、つき合わされる。というか、こういう時は話が耳に入らない。

時間がもったいなので、「ちょっと降りる」と行って話しをやめ、バスの車掌に、

「このバスはいつ発車するのですか」

と聞くものの

「ふーん・・、みんな買い物してる」

まともな返事がこない。

どうやら、空席を全部埋めてから出発したいらしく、こうして市内の各地に止まっては客引きをしながら発車するらしい。結局、4時半に乗り込んだバスは5時半まで市内を出なかった。

日本だったら、空席があろうと時間どおりに出発するのに。

業を煮やして、ベットに戻ると、またおじさんがしゃべりだす。

私は、歴史の話やたわいない話よりも、このバスがいつ発車するのかが気になってしょうがないので、

「いつ発車するの?私は急いでいるわけじゃないけど、こういう状況が嫌いで気になっている」

と話すとおじさんは、

「これは中国の悪いところで、中国の文化がそうしたんだ・・・・ペラペラ」

とまたまた中国の文化論に話が発展する。

もう、いいよ!ちょっと聞くのにも疲れてきたので、適当に相槌。

すると

「おまえも何かしゃべれ」

くう・・・聞くのにも疲れた頭には、しゃべる余裕なんてない。一生懸命考えながら、

「私は日本語をしゃべるならばスムーズにしゃべれる、けど中国語をしゃべるとよくよく考えて話さないといけないから、大変なんです」

というと・・

「てぃんぶどん(わからない)」

・・・やはり疲れた。

「累!(疲れた)」

と言って会話終了。

その後、風景の撮影に夢中になり、話を遮るようになるとある程度わかってくれたらしい。

・・・が。

「僕は、静かにされて不愉快だ。もっと会話を楽しみたいのに・・ペラペラ」

_| ̄|○

・・・

でも、夜はそんな隣人や服務員さんと琳県というところで、夕飯タイム。

ご馳走してくれて、ちょっとラッキーでした。

バスルートは、陝西省から甘粛省を超えて寧夏回族自治区へ入るので、この琳県が甘粛省だったらもう1省踏破になるんだけど・・・残念ながら「陝西省」だった。

ある程度西まで来ているのだろうか。

日没は午後8時を回っていた。

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