【読書】恋しい秋に『さよなら、ビビアン』
『さよなら、ビビアン(原著:告別微安
著者:アニーベイベー 翻訳:泉京鹿)』
手に取った瞬間から、引き込まれるような豊かな表現力に惹かれ、一気に読んでしまいました。
「現代中国を読む」なんて意味においても参考書になるかもしれないので、ここでつらつらと感想を書いてみたいと思います。
まず、私が読むとストーリーは、共感しまくりです(;;)
上海を舞台にしたラブストーリーなのですが、
読みながら、反省・共感・涙に心を捕らわれました。
30代も2年を過ぎているのに、まだ人間として
完成にはほど遠い私。まだまだ勉強することが多い子供なんですね。
で、これは、ただの恋物語を読むのではなく、
現代中国の若者像を垣間見るっていう風に読むと
客観的に今の中国を感じ取る一つのツールになるかも。
インターネットを使った背景をはじめ、
その生活風景や行動、言動などなど、具体的です。
そして、引き込まれた表現力に感服!
小説家を目指す訳ではないけれど(なに言うか・・)
技巧としての「文章表現力」に引き込まれました。
「原作(中国語)はどんな表現しているの!?」と
思わず本屋へ駆け込み、原書を購入。
いやはや、こちらの表現力もかなり面白いです。
そして・・・
「読書の秋」とはよく言うものです。
寒さと共に人恋しくなるこの季節は、
本を踊る文字たちが、自分や友人の心を
客観的に写す鏡のように、心の中に染み込んできます。
原書を求めて訪れた本屋には、この著者・アニーベイベー(安[女尼]宝貝)女史の作品が目立つ所にいっぱい詰まれていました。
「告別微安」も50万部を超えたベストセラー作品なのだとか。
秋の夜長にお勧めの一冊です。
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