« 聖地の足元で・・・ | Main | 曲阜という孔子の街で・・2 »

曲阜という孔子の街で

歴史の勉強はまだまだ続く・・

でも、本当に現場を見ることは
一番の勉強になるから、結局、楽しんでいる。

泰安市から、30分に1本で出ているバスに乗り、
70分ほどで一気に曲阜へ到着(1人18元と安い)

「これしか金になるものがない!」とばかりに
バスターミナルにたむろする人々は、

「孔廟への車はどうだい」
「三孔の地図を買わないかい」
「孔廟・孔府、格安入場券があるよ」

そう、ここ曲阜は
「三孔」で成り立っているような街である。

P1040728

三孔(さんこう)とは、孔子ゆかりの史跡である
孔廟…孔子を奉って作られた故宮風の一帯。
孔府…孔子と子孫が住んだり儀式をした住居。
孔林…孔子と子孫が埋葬されているお墓。

のことで、1994年に、
ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された。

そう、なんと、世界遺産なのである。

だけど、中国で「孔子」さんというのは
そんなに偉いヒトなのだろうか・・・

と、思って調べてみたりする、

P1040740_2

孔子
中国思想の基礎の基礎、儒学の創始者。
二千年来、中国では儒教思想の影響は政治、
文化などの面だけでなく、中国人の行動と
思考回路にも及んでいる。

上を敬い、偉いヒトを尊ぶ・・・
こうした思想を社会全般に植えつけることで
長い長い皇帝統治の歴史は続いたのである。

代表作は 『論語』 。

確かに中国人は、公共交通機関の中でも
お年寄りに積極的に席を譲るし、目上を敬う。

でも、「礼儀は良いが、行儀は悪い」
(浅田次郎『蒼穹の昴』の一節)

自分の部屋は汚さないけど、道端にゴミは
平気で捨てるし、13億もいるから人権なんて
子供・女を中心にかなりお粗末にしている。

上を、上を、と上ばかり見るあまりに、
下への配慮はおざなりになっていないだろうか…

孔子にしろ、毛沢東にしろ、中国の統治者達は

中国をどんな国にしたいと思ったのだろうか…

そんなことを考えながら、南北2キロにわたって
延々と繋がる三孔をてくてく歩いて足が痛く
なったりしたのでした。

でも、歩いて行ける範囲で、孔子関係の観光と
宿泊ホテルまでがすべて収まってしまったのは
便利でいいかもしれません。

がしかし!

この日泊まったホテルでは、
「礼儀は良いが、行儀は悪い」

の中国を、目の当たりにすることになる・・・

|

« 聖地の足元で・・・ | Main | 曲阜という孔子の街で・・2 »

中国国内旅行」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91857/17642816

Listed below are links to weblogs that reference 曲阜という孔子の街で:

« 聖地の足元で・・・ | Main | 曲阜という孔子の街で・・2 »