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もはや底ではない『川底下村(爨底下村)』Part2

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川底下村―

明の時代をそのまま残し、かつては近代化した北京の文明から取り残されたかのようにひっそりと佇んでいたはずの村。

それが今や、交通が不便なだけの、立派な『観光地』

中腹から集落を見下ろすとこんな感じ。車も見えて残念。

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とはいえ、写真の撮り方によっては、そんな郷愁漂う風景も収められるわけで・・・

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この集落の中をさまよいながら、

今回はそんな『アートPhoto』に挑戦!!

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各家の軒先にはとうもろこしが吊るしてありました。

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狸の皮を吊るしているところもありました。

お昼ごはんや宿泊で、民家にお世話になることができます。

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食事は1人20元くらい。鳥を丸ごと煮たものや近くで釜焼きした羊肉が出てきます。

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宿泊は雑魚寝で15元くらい

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結婚写真を撮る人もいました。この雰囲気、ギリシャ!?

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明代の村ですが、文革時代の毛さんの名残もちらほら。

昔は「爨底下」という名前だったのを、そんな文革期の1958年に「川底下」に改名。
「爨底下」という名前は、明代軍事要所“爨里安口”の下方という意味らしい。

と、ここで時代は昔の風景に。

P10704181 明代軍事の旗

P10704081 軒先

P10704191 ちょっと今

P10704171 鐘衝き堂から

おっとこんな普通の写真もセピアで撮っちゃった・・・

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でも、929支線2のバスの終点名は、まだ「爨底下村」だった。

そう、確認したのだけど、りんご園からこのバスが走っているらしいので、今度は1人でバスでも来られるかな?

え?1日2本、7時半と15時35分・・・?

えー・・・

ここで生活している人にとっては、それでもバスがあるだけ文明に取り残されていないってことで、まだ救われているのかな?

《川底下村》

住所:門頭溝区斎戒堂鎮川底下村。
電話:010-69819090(中国語)

・・・って、住所があってもあまり意味ないかも・・・

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