« 国旗 | Main | 食の安全学―ま、時には息抜きもいかが? パート2 »

余華の『兄弟』が日本語に!!!

P1110437 このボリューム!!

中国でベストセラーになった余華の『兄弟』
ついに、ついに、日本語になりました!!

タイトルは同じく『兄弟』です。

U982p112t78d564f1454dt2005081211062 ちなみに原本のデザインはこれ

中国語でも相当な量ですが、
文字数が1.5倍に膨らむといわれる日本語にすると
上下巻の総ページ、なんと900ページ!!

余華は、私が一番虜になった中国映画
『活きる(中国語:活着)』の作家でもあります。

1945年以降の中国を、克明に面白く描く作家です。
なのにご本人は、文革時は幼かったはずの1960年生。
どうやってここまで描けるのか、驚きです。

上巻は『文革編』
下巻は『改革開放編』

と、現代中国の2大イベントで分けています。

・・・

さっそく、読み始めました。

…本当に、文革時代の話?
というほど、超コミカルです。おかしいです!

ちょっとエロもあります。

『活きる』もそうでしたが、
暗く沈んでいたはずの文革時代を、権力と関係ない一般市民が
色んな人と交わり、普通に、強く、楽しみながら生きる姿を描いた
ストーリーには、ついつい感情移入してのめり込んでいきます。

「訳者は二年間苦労したというが二日で読める900ページ」
東京のメディア関係者には評判、と事前に聞いていましたが、
実際に読みながら「確かに確かに!」と確信しました。

訳者は…役者!?

現在、上巻の途中ですが、テンポ良くすいすい読めてしまうので、
本当に二日で読了してしまいそう・・・勿体無いので、
もっとじっくり味わいながら読ませていただきます。

読み終わった時に、もう一度感想を書きます。

本の紹介:『兄弟』(文藝春秋社) 
著者:余華 訳:泉京鹿 税込み2000円×2冊

文藝春秋のサイトでも購入できます。

泉京鹿さんの訳書は、その豊かな表現力にびっくりします。

そして、原文ではどう表現されているのだろうと、

後で原作(中国語)を探してしまいます。

|

« 国旗 | Main | 食の安全学―ま、時には息抜きもいかが? パート2 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91857/41791796

Listed below are links to weblogs that reference 余華の『兄弟』が日本語に!!!:

» 『兄弟』 日本出版祝い、余華氏と泉京鹿さんを囲む [北京メディアウオッチ 〔ブログ〕]
            いま、世界的センセーショナルを巻き起こしている、といっても過言ではない話題の書、『兄弟』が日本で翻訳出版されたのを受けて、北京市内で作家の余華 (ユイ・ホア) 氏、翻訳を手がけた泉京鹿さんを囲む祝賀パーティーが開かれました。  会場は、北京の夜景ベストスポットとして名高い、現代城35階のカフェラウンジ・和飲輪飲 (わいんわいん) です。  余華氏は1960年、浙江省生まれ。 歯科医を経て23歳で作家に転身、代表作のひとつ 『活着』 (活きる) は張芸謀監督によ... [Read More]

Tracked on July 13, 2008 at 12:58 PM

» 北京の青空と、小説「兄弟」日本語版出版 [北京五彩繽紛〜ColorsofBeijing]
“大気汚染が深刻な”がすっかり枕詞になってしまった北京。日本で取り上げる映像はスモッグがかかった日ばっかり撮影しているから、普通の日本人は“北京=365日スモッグ”って想像するよねえ。3月から4月ごろばかに青空が広がる日が続いたから、日本の実家の母に「空が...... [Read More]

Tracked on July 20, 2008 at 03:59 PM

« 国旗 | Main | 食の安全学―ま、時には息抜きもいかが? パート2 »