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二度目の蘇州(前編)

雨が降っている。

2006年に初めて訪れた時は、8月。
照りつける太陽の日差しが痛かった。

あれから3年。
二度目の蘇州は、
雨のおかげかまだまだ冬の寒さだった。

P1200965

駅前、そして世界遺産の庭園がひしめく観光地周辺は、
3年前と変わらぬ風景。水路があり、城下町を思わせる。

前は、1泊2日で取材を6件。まったく観光ができなかった。
今回は、ちょっと自由時間があったので、
世界遺産の庭園がひしめく観光地を歩いてみることに。

P1200968

バス停も、観光気分の蘇州。

しかし外は雨。観光に、傘は面倒。寒いし。

そんな思いで着いた「蘇州博物館」が・・・

P1200963

おやすみ。
今日は月曜日。普通に定休日らしい。

門の前には、入れずに「それじゃ、門だけでも」と撮影を楽しむ、
おそらく遠い所から来たのであろう中国の観光客がたくさんいた。

気を取り直して、「世界遺産」に登録されている庭園へ。
どこでもいいから、庭園が見たい。すると、南へ2つほど
行った所に庭園のひとつ、「獅子林巷」という通りを発見!

P1210042

お休みじゃ、ないよね。

大丈夫そうだ。
入口には、たくさんのツアー客もいるし・・・う、うざいかも。

静かな庭園、というイメージが崩れるような中国人ツアーを
避けながら、庭園内を散策することにした。

P1200978 P1200979

獅子林は元の末期に作られた、庭園の中でも最古の庭園。
元代至正2年(1342)の高僧天如禅師惟則の弟子が禅師のために、
禅式の庭園を築造した。禅師はかつて浙江省の天目山の獅子崖で修行し、
如来説法の仏典を「獅子吼」と称するところから、獅子林と名づけられた。
http://www.sy-tour.net/szinfo/classicgarden/shishilin.html

生活をにじませるような今や寝室、書斎がそのまま残っていた。

P1210041

丸い穴の向こうに庭園が見えるのも、特徴らしい・・・

P1210004

そして、この岩の大群!
通り抜けるだけでも、まるで迷路、、、いや、迷路を作ったんだろうな。

P1210008

富豪の贅沢な遊びのようだ・・・

パンフレットと同じ場所で写真を撮ってみようと、
その場所を探して迷路をぐるぐる・・・見つけるのに、10分は迷ったか。

P1200998

これ↑

迷路遊びを存分に楽しんで、
(いや、迷路に十分やられて、というほうが正しいか)獅子林を退散。

トコトコ、道を歩くと、入口で団体ツアーに気を取られたせいで
100元札のお釣りを貰っていなかったことに、やっと気づいた。

やばい!

こういう時のお釣りなんて、忘れられるし
返してくれないだろうな・・・入場料は20元。
おつりは80元。決して安くない。

ええい、だめもとで行ってみよう!
半分走りながら引き返し、息を切らせながら窓口のお姉ちゃんに、
「さっき、入場したんですけど、100元のお釣りをもらっていなくて・・・」
と、いかにも急いで慌てて、ごまかしてるのではないとアピール。

すると、お姉ちゃん、
「そんな演技などどうでもよい」
というような感じで、あっさりと80元を渡してくれた

おー、中国も変わったなぁ。
というか、お釣りは気をつけましょう、本当に。
P1210044

「玄観妙」というお寺を最北に、南へ伸びる
「観前街」という観光街を歩く。

P1210051

前の日に入手したフリーペーパーで気になった、
「朱鴻興」という、蘇州面で有名なお店。
玄観妙からは、目と口の先にあった。

P1210054

『蝦仁面、20元』を注文。

「ぷりっぷりの小エビが・・・」

と雑誌には書いてあったのだけど、
それほどぷりっぷりではない。
日本の海鮮に慣れると、こういうところでがっかりするもんだ。

面の味はおいしく、蝦も味は良かったから、20元でもよしとしよう。

ただ、一つ残念なことは、店員の態度。
先にレジで会計をし、そのレシートをウェイトレスに渡して座る場所を示し、
後で料理を運んでもらうシステムなのだが、レジの店員の態度はなんだ。

前の客が出した食事券でもたもたした後、
釣りもレシートも、ほん投げる始末。で、何の詫びもない。
これが、まだ普通の中国なんだけど、、、やはり気分は悪い。
食事を楽しむとき、料理の味がいいのはもちろんだが、
おいしく食べる要素には店員のサービスも左右することを、
中国の店員さんはそろそろ自覚したほうがよいかもしれない。

良くも悪くも、変わる場所、変わらない場所がある。
取材をおこなった工業園区と、観光街の庭園。
おなじ街が持つ2つの蘇州は、どんどんその差を広げている。

雨はまだしょうしょうと降っている。
水路のある観光地には、このくらいが似合うのかな、と
面倒な傘を開きながらふと考えた。


世界遺産の【獅子林】
入場料    冬季は20元。4月15日~10月15日は30元。
住所     園林路23号
電話番号  0512-67272428
開館時間  7:30~17:00(冬季は8:00~16:30)
アクセス  公共バス遊1、遊2、遊5、529、309、202など
         「蘇州博物館(拙政園、獅子林)」下車。

蘇州麺の【朱鴻興】
住所     観前街宮巷108号
営業時間  7:00~21:30

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Comments

なつかしいです、丸窓庭園と蘇州麺。
食べやすくてうまかった、蘇州湯面。
バナナの揚物デザート、娘は大喜び。
のんびりと一人で行きたい、水の都・蘇州。
蘇州面は、蕎麦粉でつくる?

我が家から書き込めないので、コメントに続いてレスを・・

>美幌音楽人 加藤雅夫さん
お、行かれたことがあるのですか!?
のんびり庭園めぐりするにはいい場所ですね。
蘇州面、蕎麦粉だったんですか・・・
白かったので、普通の小麦かと思ってました。

Posted by: 美幌音楽人 加藤雅夫 | March 05, 2009 at 08:31 PM

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