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中国鉄道博物館で学んでみた―「環鉄」探訪日記その3

行けーど切なーい荒野沿い
ああああーーー、カンテツーはぁーーー、きょーーぉおもーーー、

ひぃろぉ~かったーーー わわわわ♪

長崎でもないのにこんな歌が流れてくる荒野を歩く。
※「長崎は今日も雨だった」環鉄バージョン・・・ってあるわけない。

気になっていた場所「環鉄地区」を一歩一歩踏みしめる感動も、
何もない、ただ長く延々と続く道路を歩くうちに不安に変わる。
案内もない路上。2年前の地図を頼りに歩き続ける私。

そう、今探しているのは、「中国鉄道博物館」
地図には確かに、「南皋郷政府」のバス停から東へ行って、
派出所のあるブロックの東にある角を曲がって南へまっすぐ行って、
右側にある・・・と、描かれているのだけど、出てこない。

案内看板がないと、不安になる。

「中国電影博物館」は、五環路を曲がるところから
どでかい案内看板が出て、角を曲がるたびに「→」が出ていたのに・・・

これは中国お決まりの「已経没有(もう、ない)」なのか!?

と、半ばあきらめていた眼前に、いきなり飛び込んできた!!

左側に!! 
こらぁ!2年前の地図がこんなでどないする!?

Img_1784

しかも・・・

こっちの看板は、道路沿いなのに「裏口」です。
閑散としていて、やはり潰れてしまったのかな?
などと倉庫を眺めていたのですが、この倉庫をくるっと反対側へ廻ると、

しっかり入口があるじゃないですか!!

こらぁ! こっちにも門番の一人くらい立たせておけ!

Img_1796

16時閉館のところ、時計を見るとギリギリセーフ!!
受付のおばさんに「還有一分鐘!(あと一分!)」とせっつかれながら、
それでも入場無料なのでパッと入れてくれた。

Img_1790

歴代の列車がずらり並んでいます。

中国鉄道博物館は2002年11月にオープン。
倉庫の面積16500㎡、建築物全部の面積は20500㎡。
表の展示も含めた敷地面積は15万7334㎡。
東京ドームおよそ3個分、天安門広場およそ1/3個分。

中国の鉄道の歴史を並べた車両が78台展示されていて、
蒸気機関車から中国最初の電力機関車、各種外国製の車両、
寝台車、食堂車、貨物車等の展示は、中国鉄道の発展過程を反映し、
落成した時から現代までの発展歴史を検証するものだそう

・・・と、パンフレットに書いてありました。

Img_1791

毛沢東号と朱徳号。

Img_1794

模型もあって、鉄ちゃん、鉄子さんにはたまりません。

閉館1分前に飛び込んだので、入って写真撮って、すぐ閉館。
館員さんが広ーーい館内に向かって、
「おしまいですよーーー!! まだ誰かいますかーーー!!」と叫んで
お客さんがまだ残っているかを確認すると・・・

遠くの車両の隙間から、3人の「鉄ちゃん」らしき男性陣が出てきました。

(出てこなかったら、どうするのかな・・・)

私が、1分前まで粘って探して、
この「中国鉄道博物館」を訪ねたかったのは他でもない。

「この環鉄が以前、何に使われていたのか」を、知るため。

この広い倉庫を見るに、ここが車両整備工場として使われた
ことは想像できるのだが・・・

なのに~、な~ぜ~♪

この線路のことも、倉庫が何に使われていたのかも書いていない!?

Img_1789

パンフレットにも、倉庫内の看板にも、
「中国の栄光の鉄道の歴史が云々かんぬん・・・」ばかり。
その中国の鉄道を切り開いたのは日本の技術だってことは
一切触れていません・・・ね。

で、閉館で、門を閉めようとしていたおばちゃんに、
「この環鉄は以前どんな目的で使われていたのですか?」
と、聞いてみたのですが・・

「知らない」

と、一蹴されました(泣)

そんな様子を見ていた、3人の鉄ちゃんが「どうしたの?」
という感じでこちらを見てきたので、同じ質問をしたところ、

換結(車両の接続交換、みたいな意味)、だと思うよ」
鉄道の実験場だったんだよ」

やっぱり鉄ちゃんに聞くのがわかりやすいかもしれない!!

でも、少しネットで調べてみると、この正体が見えてきました。

Img_1788

【都市地頭網】北京編→今見つけたサイトだけど、結構面白いかも。
http://bj.deto.cn/b/html/6/2007422191202.asp

・北京環形鉄路は国家鉄路の試験センターとして、1958年に作られた。
・中国およびアジアにおいて唯一の鉄道総合試験場。
・1周の長さは9キロメートル、敷地面積は9000ムー。
・中に「将台」「南皋」「東埧」の3つの村がある。

现現在は、列車の速度もあがり、
 環形鉄路では満足しうる実験ができなくなったため、使われていない。

ということなのか、ふむー。これですっきりした。

<と、思ったら後日、風景を撮り直そうと再び訪れると・・・>

P1210950

は、走っているではないか~!!

同じ場所を歩いた5月13日。
中国の新幹線『和諧号』の試験運転が行われていて、
1周8分ほどのスピードで駆け抜けまくっていました。

まだ、現役の線路のようですね。

・・・

ともあれ私も、スタンドバイミー♪

Img_1785

荒野に延々と続く線路が、また映画の雰囲気を醸し出してくれます。

奥には、中国電影博物館が見えたりします・・・

中国鉄道博物館
住所:北京市朝陽区酒仙橋北路一号北側
電話:010-64381317
開館時間:9:00-16:00
バス:402路、418路、688路、973路 「南皋郷政府」下車。
東へ歩いて、最初のブロックを左に曲がり延々歩くと
左側に「裏口」が見えてきます。警備員はいないので、
勝手に入って倉庫を廻って入場してください

・・余談・・

中国鉄道の発展歴史の過程において、廃線路線もたくさんあります。
これは、大望路南側の百子湾にある廃線。

駅らしきものがそのまま残されています。

Img_8739

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その遠くに、今の線路があって、新幹線「和諧号」も走っています。

Img_1857

北海道と違う「廃線」を訪ねる旅in北京。
これもまた、ちと風情なり。

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