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20年後のあの場所へ・・・

20年目の節目-
あの場所は朝から日差しが強かったです。

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あの時のここも、同じように暑い日だったそうです。
広場に立ち、強い日差しと吹き抜ける風に打たれていると、
当時の熱い人々の汗や涙やちが・・・蘇ってくるようでした。

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14歳だった当時の私は、
部活動に夢中で、ニュースを見ない中学生でした。

長年に亘って中国とかかわりを持ってきた方は言います。
「今の30歳前後の日本の若者が中国に抱くイメージといえば、
あの日のテレビ映像なんです。」
と。。。

・・・すみません、
少なくとも私は、その映像を見ていなかったのですが、
恐らく同年代の皆も同様、部活や勉強、或いは遊びで
記憶に残った89年の話題と言えば「平成元年」でしょう。

その頃の私は、中国という国は「パンダがいる国」
という印象しかなかったのだと思います。

それが大学院で中国に関わる勉強を始めるようになると、
この話が、今の中国を築く重要な鍵ということに気づきました。

選挙がない、一党独裁体制、
「統一」や「団結」という言葉を好ませ、反対意見は封じ込め。

でも、90年以降の経済発展は目を見張るものがあり、
民主主義を必ずしも求めるわけではない、という声もある。

ただ、日本であれば憲法によって守られる言論や思想の自由は、
中国では封じ込められ、拘束される。それっていつの世界?

そして、この話題は中国では完全シャットアウト。
そんな、渦中の中国で伝えられない話だからこそ、
外国人である我々が世界のどこかで伝える意義があり、
今もなお、事件が終わっていないということを、
世界の人に知っていただくことが大事かと思います。

警備も厳しく、厳重体制でしたが、
そんなことなどつゆ知らず、観光を楽しむ人々で溢れていました。

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マレーシアの首相が特別博士号を取得に来たらしいです。
中国・マレーシア国旗が並んでいました。

・・・

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この話について、参加した人の視点で描かれた小説が、
昨年芥川賞を受賞した時が滲む朝です。

特にキーワードとなる、この事件の解決について
書き方が淡白だ、という批評も一部ありますが、
中国に住んでいると、淡白なのは、主人公達に入ってきた
情報の少なさを上手に顕していることがわかってきます。

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Comments

cloud30代では有りませんが、20年前の件には深く感心を持っていますよ。

台北よりウーアールカイシ氏が死刑も覚悟?の上でマカオに潜入した模様が伝えられましたが、強制送還に!typhoon

相変わらず中国のやり方は閉鎖的【北朝鮮と少しも変わりません】ですが、ペンの力は何よりも強し!pen楊逸さんに限らず、多くの同志が今も民主化を実現しようと機会を狙っているはず!impact

折角北京に居るならもっと真剣に考えてみたら如何でしょう?

>salsaladyさん
コメントありがとうございます。
現在、ネットの関係で自宅からコメントを増やせないので、
貴コメントに追加させていただきました。

最初に、中国国内のネット事情により、
一部表記を修正させていただきましたこと、ご了承ください。
ページが開かなくなる恐れもあるためです。

このくらい、言論の自由がない国ではありますが、
貴方の仰るように、真剣に考える必要性は念頭に置いております。

Posted by: salsalady | June 05, 2009 at 12:14 PM

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Tracked on June 05, 2009 at 02:46 AM

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