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中国人に朗報!7月1日から日本への『個人観光ビザ』解禁!!

6月17日 北京市内のホテル

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2009年6月18日から開催される『国際旅遊博覧会』に先駆け、
日本観光庁の主催により、7月1日から解禁される
「中国人の日本観光個人ビザ」の記者発表会
が行われた。

これまでは、団体でしか申請できなかった
(昨年3月からは家族ビザも発行開始しているが)
日本への観光ビザが個人でも取得できるということで、
会場には、中国の旅行関連雑誌やテレビ局などのメディアが集まった。

はじめに、日本大使館領事館の小松道彦部長から、
個人ビザ解禁に至った経緯を交えた挨拶のあと、
日本観光庁の西阪昇審議官より、外国人の日本観光に関する
データ発表とともに、個人観光ビザの取得条件などの説明が行われた。

西阪審議官によると、
2000年から開始された中国人の日本観光も、年々その数を伸ばし、
昨年(08年)には、ついに100万人の大台を突破した。

小泉元首相が2003年に打ち出した『Visit Japan』キャンペーンでは、
2020年までに、世界各国から日本へ訪問する旅行者の数を
年間2000万人に増やす目的を打ち立てたのだが、
そのうち600万人を中国本土からの観光客とする予定だとか。

しかし現実は、中国人の渡航に関する制限が多く目標達成は難しい。
これまで限定されていた「団体ツアーの場合のみ」の観光では、
「日本観光を十分に堪能できない」という声もあったそうだ。
結果、日本は1回きりの訪問では物足りないはずなのに、
再び観光にやってくる「リピーター率」は13.6%にとどまっている。

そこで、「添乗員を伴わず、自由に観光を楽しみたい」という
要望に応えるべく、個人ビザを解禁する運びとなったのである。

とはいえ、まだ事例もなく、手続きを行う人員も不足しているため、
7月1日からの1年間は試験期間とし、申請できる都市も
北京、上海、広州の3都市に限定されている。

また、申請の条件として最も物義を醸していた
「年収25万元以上」という制限については、
多少下回っていても、預金残高や納税証明を添付すれば
考慮するという緩和策
が出されたが、具体的な数字については、
「申請する時に、旅行会社と相談してください」と言うに留まった。

会場にいた記者から、判断基準の曖昧さが指摘されたが、
観光庁にとっても初めての試み、暗中模索でのスタートなのだろう。

現時点でまず求められるのは、案件を増やすこと。
より多くの中国人に「個人観光ビザ」で日本を訪れてもらうための、
企業、自治体による新しいPR作戦が始まろうとしている。

明日からの『国際旅遊博覧会』 何が飛び出すか、楽しみである。


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