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【レビュー】『これが日本人だ!』真面目に解説しているはずなのに笑ってしまう1冊です

北京在住ライターの小林さゆりさんが、翻訳本を出版されました。 
その名も、『これが日本人だ!』(王志強著、バジリコ刊)

手に取った瞬間、吹き出しました。

こんな表紙だからです。

Nihonjin
詳細は『北京メディアウォッチ』にて http://pekin-media.jugem.jp/?eid=671

そして読み進めるうちに、著者は真面目に日本人を語っているはずなのに、
生粋の日本人である私はクスクス笑い。鋭く、辛らつ、でも当たっているので
「うん、うん、そうだそうだぁ」と相槌を打ちつつ、「外国人から見た日本人は
こういう風に映るんだな・・・(絶句)」と、改めて客観的な外側の視点に驚くのです。

「これ、細かい!! まるで『日本人の解説書』じゃないの~」

と、率直に思ったのですが、そこで改めて表紙を見ると、しっかり書いてありました。
「中国人によって中国人のために書かれた日本および日本人の解説書」と・・・

Img_8888

人は主観的な視点や感情が入っているときに、他人から客観的かつ冷静に
指摘されたり意見を言われると、どうしても聞き入れにくいもの。

この本も、実は日本人が問題として抱えているけど悶々と放置していることを
「よく調べたな~」と思うほど具体的に、歴史背景から詳細に解説してます。
日本人について研究をする人(いるかな?)の、教科書になりそうです。
で、日本人としては「~という経緯を経て日本人のこういう性質が生まれた」と
言われると、「ぐぐ・・・」となるのですが、正しいので認めざるを得なくなります。

でも、やはりこれは中国人から見た日本人観でいっぱい。

日本料理の定番?「刺身」については「ワサビとしょうゆの味しかしない」
なんて乏しい舌なんだろう・・・ちょっと中国人が可愛そうにさえ思えました。
あと、日本の囲碁や日本刀が、実は中国の模倣だったという話と、
「日本人は創造性がなく模倣を改良して自分の文化にした」という表現は・・・
中国のパクリを散々非難してきた日本への反論?という気もしなくもなく。

アメリカ人やフランス人やアフリカ人が日本人を論じたらどうなるんだろうか・・・

まあ、でもそんな指摘されまくりの日本ですが、結局、日本人にとっては
こうやって形成された日本社会に長らく住んでいるのだから、
住めば都じゃないけど、日本が体には一番しっくりいくんですよね。

中国で暮らしていると、こうした日本と裏腹な展開目白押し。
エネルギッシュで刺激的な毎日だけど、結構疲れるもの・・・
北京にいる日本の人たちは、休みなどで日本へ一時帰国することを
「リフレッシュしてくる」
と言うけど、本当にそんな感じなのです。

・・・

著者の王志強さんは80年代に訪日以来、日本とは20年来の関係を持つ方。
その経験から外国人として日本を見、細かく調査を行って1冊の本を書き上げました。

こういう方に言われっぱなしなのもなんなので、
今度は、中国生活の長い小林さゆりさんが
『これが中国人だ!』なる本を書いて、王さんが翻訳して中国で出版する

というのも面白いかもしれませんね。
中国には検閲があることを知らないのかキミは・・・と、方々から非難されそう)

小林さんは日ごろの北京をつづった『北京メディアウォッチ』でも
その豊富な語彙力を生かして面白いエントリーを展開しています。
翻訳された文面を見ても、「これは原書にあった表現じゃなくて、
彼女の文章能力だ!?」というほど、巧みに日本語を駆使されているので、
楽しくかつ日本語も勉強しながら読ませていただきました。

翻訳の裏話も含めて、日本人読者からいっぱい質問が来そうなこの1冊。
昨日のエントリーで紹介した『茶旅読書会(仮)』にも
ゲストに来ていただけるとうれしいです♪

ネットショップ「アマゾン」が、9月11日から11月4日まで
配送料無料サービス
を行っています。

【アマゾンの配送料のページ】
http://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=642982#international

でも、日本国内限定だそうです (´・ω・`)ショボーン
本を買うなら今のうちですよ!日本国内のみなさん限定で。


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» またまたレビューご紹介です! 『これが日本人だ!』  [北京メディアウオッチ 〔ブログ〕]
 日本では、初の 「シルバーウィーク」 も後半に入りましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?  こちら中国では、勤め人は通常勤務、ましてや10月1日の国慶節から大型連休をとるために、前後の土日が出勤日となります。 いやはや皆さん、お疲れさまです。 そういうアタクシだって、土日だの連休だのはまったく関係がありませんで、相変わらず糊口をしのぐ日々が続くことでしょうが……。 まあ、なんとか頑張りたいと思います! ^^;  前置きが長くなりましたが、のんびり&ゆったりシルバーウィークをお過ごしの... [Read More]

Tracked on September 22, 2009 01:09 PM

» 比較的、理性的に書かれた中国人の「日本人論」。賛同できない点もありますが、各方面の論点を集約して良く書かれています。 [●北京の足音● 北京に住んで、見たまま感じたまま]
小林さゆりさんに、彼女が渾身の力を込めて翻訳した「中国人によって中国人のために書かれた日本および日本人の解説書」をいただいて、これは興味深かったので読破しました。 = これが日本人だ! 如此日本人 = (作)王志強 (訳)小林さゆり 本の帯に書かれているのは、次の言葉。 {{{ 読んで首肯するか、立腹するか! 「中国人の対日意識を知るための必読書」 本書は特定の政治的立場を有すナショナリストによって書かれたものではなく、滞日年数も長いごく普通の教養ある知日派中国市民が中国人..... [Read More]

Tracked on September 25, 2009 02:36 AM

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