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海南島へ…北京-三亜、2泊3日びっくり火車の旅

これから数回にわたるエントリーは、年末年始の回顧録です。

12月25日 旅立ちの日。
この日、北京の最高気温は零下4度。

1月に戻ってくるときは、少しでも春が来ていることを期待して、
しばらく北京の寒さとはおさらば。既に頭は海南島に飛んでいた。

でも、その前に、

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日本から、久しぶりにMOTOさんが来ていたので、
寧夏回族自治区の弁公事務所にてイスラム料理で会食。
北京並に寒い地域の寧夏。ここの羊肉は体を温めます。

そんな壮行会?のあと、いよいよ旅立ち。地下鉄2号線で長春街、
そこからバスに乗り換えて、たどり着いたのは出発地・北京西駅。

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切符は、発売当日開始時間(乗車日10日前の午後7時開始)、
私は街角の火車票屋で12月15日の午後7時に購入したのだけど、
その時点で、なぜか「軟臥はありません」と言われました。

なんで・・・でも仕方ないので購入。下の段で774元+手数料5元。
下の段は、テーブルを利用できるので狙っていました。

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ホームに着くと、たくさんの人。
『北京-三亜』の文字にワクワクしてきます。
ここから、(予定で)36時間の旅路が始まります。

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いつも旅に出る時に持参するアイテムが、地図。
高校の参考書みたいな奴だけど、中国語で位置を確認でき、
火車の旅ではいつもこれを見ながらどの辺を走っているのかを
確認できるから便利です。今回はこれに、年末にいただいた
莫邦富氏の『「中国全省を読む」事典』(本人サイン付き)もお供に。
まだ見ぬ大地がどんな風に成り立っている所なのかを予習します。

そして、就寝sleepy やっぱり早寝です。

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翌朝は、湖南省・長沙駅に着いた頃に目覚め。
北京から、湖南省(大陸最南端・広東省のすぐ北)までは
一晩で着いて、広東省の横断に一日かかる寸法か・・広いな。

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窓の外を眺めながら、1日を過ごす2日目は退屈。
ちなみに、硬臥のコンパートメントは6人。
5人がいたのだけど、私の反対側のベットにいた男性が、
ふと携帯電話に出ていた。彼の言葉、まったくわからず(汗)

「どこの人ですか?」
「あ、江西省です。言葉、わからなかったですか?」

それから、最上段にいた女の子も含めて、3人でお喋り開始。
聞くと、男性は、昨年広東省の大学で医学部を卒業して
北京の病院で研修をするお医者さんのタマゴで、
女の子もまた大学出たて、アフレコ学科を出て(??)
同級生は各地のテレビ局でキャスターをやっているのだとか。

軟臥に比べると、ちょっと格下の硬臥席だけど、
ひとまずそれなりの地位にいる人たちが利用できるようです。
更に下の人は、身動きできない椅子席で2泊3日を耐えるのです。

とはいえ、多少お金を持っているベット席とは言え、
お金を持っている=行儀が良い、とは限らないのが中国人。
5人の部屋には他に、お爺ちゃんと孫と思われる2人がいたのですが、
子供がいきなり上の段で、コーラのペットボトルを噴出した!!

コーラ、噴出!!

それに対して、身動き1つしない子供。

お爺ちゃんが慌てて飛んできて、床を拭くけど、
子供はボーっと見てるだけ。

「あれ、ちょっと残念ですね」と私がお医者さんの彼に言うと、
「80年後の産まれの子達は、自分でできない子が多いね」
そのちょっと前に、彼が「日本人は礼儀が良いよねー」なんて
話をしていただけに、話題がタイムリーでした。

でも、私は真上の段に寝ていた、このお爺ちゃんが
夜通し咳をすることに悩まされていたのですが。
とはいえ、寝ないと体によくありません。

しかも、とあるお楽しみを見るために・・・
2日目は夜8時に早々と就寝です。

その後、

闇の中から、

「ガッタン!」

という音と振動があって目が覚めると、夜11時半。
体感的に、車両がなんとなく前後に往復している。

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そして月夜しか明かりがない暗闇の中に、ぼんやりともう1つの列車が。
(どこ行きの列車が並んでいるのだろう・・)と、近づいてきた時に
凝視すると、そこに書かれていたのは・・・「北京西-三亜」

ド!! ドッペルゲンガー!!?

では、ない。

小刻みに前後するのは、車両を2両ごとに切り離していたからで、
私の車両は、まさに最後尾。最後にポジショニングしたのです。
2両ごとに、列車を並べる作業を繰り返すこと、2時間くらい。
予定も大幅に遅れたところで・・・並べられた列車が一斉にスタート!!

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列車が一気に船に向かって走って行き、あっという間に船の中へ。

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車両に乗ったまま、船内へ入ったところ。

そうなんです。

大陸-海南島の間には、まだ橋がないため、
火車はこうしてフェリーに乗せられて海峡を渡るのです。
このことを事前から聞いていた私は、これが見たくて
今回あえて火車で三亜に来たのですが・・・

できれば、列車の窓から海を眺めたかった・・
船内に積まれたら、隣の車両しか見ることができません。

うう、残念。でも、良いものが見られました。

お爺ちゃんの咳にも耐えながら、ここで寝ました。

予定より2時間遅れて、列車は3時40分に海口へ到着。
あの調子なら、毎日遅れてるんだろうな・・・
最初からこの時間に着くって言ってくれても良さそうだ。

そして再び就寝。予定では5時の到着だけど、
恐らく到着は7時過ぎ。ゆっくり寝ることにしよう。

朝日も車内から見られそうだし。

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はい、見ました。

目が覚めると、景色は既に海南島。
椰子の木に差し込む朝日は、それはもう・・・感動です。

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そして、長い長い旅を終えて3日目の朝7時半、
ついに火車は三亜駅のホームに滑り込んできました。

皆さん、37時間の旅、お疲れ様でした。

私は、上の段のお爺ちゃんの咳に影響されたのか、
この日の午前中はずっと具合が悪くなってしまいました。
取材活動に響かないよう、速攻で旅館へ行って寝てました。

教訓:やっぱり長旅は、無理をしてでも軟臥にするべし。

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Comments

その節はありがとうございました♪
だいぶ長くおしゃべりしてしまいましたが、
あの後海南島まで行ったんですよねー!
車体が船で運ばれるなんて知らなかったです!
冬は南の方の旅行がいいですよねー♪

Posted by: MOTO | January 15, 2010 at 12:52 PM

MOTOさん
すっかり返事が遅れてごめんなさーい!!
自分のブログが北京で開ず、今西安でこれを書いてます。
あの旅のブログも、明日で完結してしまうほど、
時間の流れるのは早いものですね。。。

また、北京に「暖かい」季節にでもきてください♪

Posted by: koma | January 24, 2010 at 11:11 PM

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