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広西チワン族(壮族)自治区・南寧市、ぶらり歩いて驚いた

広西チワン族(壮族)自治区・南寧市の中心にある「南寧駅」

Img_7360
(だ、誰だこの青い奴は!!?)

今年は、どこの地方都市にも出没しそうなこいつを尻目に、
街中をぶらり見物することに。

中国の中でも、あまり知名度が高いとは言えないこの自治区。
しかし、そこには「桂林」があって、これなら中国に関わる
ほとんどの人が、美しい風景を思い浮かべると思う。

Guilin
桂林の風景。ちょっと拝借させていただきました)

なので、他の省では昔の地名から漢字一文字の略称をあてるが、
この自治区の略称は、桂林の「桂」なのである。豆知識。

歴史的を遡ると古代南寧は百越国の領地であった。
秦の始皇帝の時代は桂林郡が管轄し、西漢の漢武帝は玉林郡に管轄。
東晋大興元年(318年)に今の南寧市に大興郡・郡府も置かれた。
ここから南寧市の歴史が始まったと言える。

歴史的に見ても、ここ広西は桂林から政治が始まったようなので、
他の地域同様、昔のこの地を代表する名称が「桂」だったと想定する。

さてこの広西チワン自治区、名前のとおり中国のメジャー民族である
漢族ではない少数民族が多い。絶対数では漢民族が多いものの、
中国最大の少数民族・チワン族(壮族:人口1600万)の90%がいて、
さらにその他ヤオ族やミャオ族など28の民族が分布。

普段、漢族が大半という北京生活を脱してみると、
海南島では黎族、ここではチワン族と、違う顔をした中国が見える。

そして、最初に長距離バスのターミナルを降りた時から、
私はこの街に好印象。

北海から到着したバスターミナルで地図を買って「ここはどこですか?」
と聞くと、地図を売ってくれたお姉さんは、笑顔+普通語で回答。
しかも、僻地のターミナルだったのに、ケンタッキーが綺麗。
ここから南寧駅に向かう路線バスが充実。と、好印象揃いだったのです。

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宿泊は、ここ。
予め調べていたサイトで評判が良かったユースホステル

Lotusland Hostel
南寧・済南路を入り上海路で曲がって50メートルほど行った左側。
木に覆われていて、最初はどこにあるのかわからなかった。

値段が少し高めで、1ベット1泊60元。
とはいえ、やはり桂林が有名なこの自治区、
南寧自身がバックパッカーから素通りされる場所なので、
宿泊客も少ない様子。静かに快適なベットで過ごしました。

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道路の沿道は、バスから見たら飾りっぽい気もした椰子の木。
ですが、間近で見るとまるでジャングル!!

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駅から前に続く通りが中心の商業街という利便さ、
その途中にある宿に泊まった立地条件の良さもあって、
街中では、タクシーを使うことがありませんでした。

結構綺麗なバス(ほとんど1元)で、街のどこへも簡単に行けます。
降りるバス停の前で、ちゃんと電光掲示板とアナウンスが
教えてくれるので、初めての人も使いやすい。地方都市で一番!

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南寧市は、広西チワン族自治区の首府なので、政府もあります。

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その向かい側には、とってもわかりやすい合成写真の特大看板。
毛沢東さん、鄧小平さん、江沢民さん。中華人民共和国を作った
というより、南方の街には特に真ん中の方が欠かせないようです。

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南寧の真ん中を流れる邕江(YongJiang:災の上に邑+江)。
つつじが綺麗でした。

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大橋から、川を眺めたところ。
川辺には屋形船が並んでいて、夜はにぎわうのだろう。
今はゆったりとした流れの中、魚を釣る人やくつろいでいる人の姿。

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街中から、バス1本で行ける郊外の「青秀山公園」。
ひたすら広いです・・・民族ごとに作られた像や緑地を越えて30分。

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こ・・・ここにも、あったんですね。
小高い丘の上にあったのは「広西学生軍抗日烈士記念碑」。

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どんなに違う顔をした中国の街でも、34省すべての都心部には
抗日を記念するオブジェクトが建てられているのかもしれません。

まだ行っていない、チベットとウイグルはどうなんだろう・・・。

戦争を二度と繰り返さないよう、若くして命を落とした皆さんに合掌。

再びバス一本で街中に戻って、宿から歩いて15分くらいの
ところにある「朝陽広場」周辺の繁華街を散策・・・

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・・・しようとしたけど、この人、人、人の嵐はなんだ!!?
街中のデパートなどは北京と似たようなものだし、
ちょっと治安が不安だったので、すぐに退散しましたとさ。

でも、南寧の街は本当に綺麗だし、便利。
穴場の観光地として、くつろぎの街としてお勧めです。

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Comments

はじめまして。
南寧で木を植える仕事をしているシュンスケと申します。
たまたま"南寧"検索していたらこちらにたどりつきました。
南寧、ご指摘されているように中国のほかの町に比べるとなかなか住みやすい町です。
自分が住んでいる町のいいことが書かれていらしたので、うれしくなり思わずコメントしちゃいました。
広西、穴場ですがなかなか知られていないおいしいものがたくさんあるので、ぜひまたいらしてくださいね!

Posted by: シュンスケ | February 03, 2010 at 04:10 AM

シュンスケさま
コメントありがとうございます。
返事遅れてごめんなさい。北京では今自分のブログを
開くことができないため、立ち寄り先の香港でこれを書いてます。

木を植える仕事、魅力的ですね。
以前、北京で、世界中を歩いて木を植えている
ポールコールマン氏にお会いしましたが、
どこかでつながりがあるかもしれませんね。

Posted by: emmy | February 10, 2010 at 02:18 PM

はじめまして。
南寧出身のものです。近頃故郷が恋しく検索してみたら、知名度の低い町なのに いろいろ出てきて、ちょっと驚きました。

南寧は緑城と呼ばれているとおり緑がたくさんあり町です。しかし近年帰るたびに町がどんどん開発されて、緑が減っているのを真をあたりにしています。

シュンスケさんみたいな方もいらっしゃるのが本当に嬉しいです。

この旅おいしい物を召し上がりましたか? 南寧の面料理は結構お勧めですよ。 ちなみにわたしは老友粉が大好きです。

Posted by: Xiao | May 22, 2010 at 01:01 AM

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