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【書評】『排出権商人』は世界を席巻するか、それとも・・・

根本の地球温暖化問題自身が「世紀のペテン」になるか!?

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って、先に最後のページを言う奴がどこにいるか・・(汗)

昨日のエントリーで紹介した『排出権商人』。
この事業に関わる人たちの、バイブル的存在になりそうです。

空気が大金に化ける。
これが「排出権ビジネス」の実態だ!

と本の帯に書かれていた言葉どおり、
巷ではあまり表に出てこないが「排出権ビジネス」は、
今や世界中を席巻する新しいビジネスとして成っている。

1997年に京都で開催されたCOP3で採択されたのは、
地球温暖化問題の要因とされてきた二酸化炭素などの
温室効果ガスの削減義務設定。いわゆる京都議定書

日本は、2008年~12年までの間に、1990年比で-6%の
削減が義務付けられているが、正直な話、日本は90年の
時点で既に先進的に対策は採っていて、減少傾向にあった。
すなわち、国内だけではこんなに減らすことはできない。

その分を、海外の温室効果ガス削減プロジェクトに投資など
関与することによって、そこで得られる削減量を目標数値に
組み込むことができるのだ。(うむ、なんだか騙されたようだ・・・)

その、取引を仲介する役割を担うのが、排出権商人
はじめとする、CDMプロジェクトから得る排出権の売買を
取り持ったり、海外のこうしたプロジェクトを作る人たちと
一緒に、企画・運営に関わる人たち。

私が住む中国は、売り手市場で世界最大規模に君臨?する。
削減義務を負っていない上に、削減させるプロジェクトは
炭鉱、水力、風力、そしてメタンガス開発と豊富にあって、
世界の削減義務を負う国の注目の的である。

そんな訳で、この本の舞台も半分以上が中国。
小説に出てくる登場人物の何人かのモデルは、
北京でおなじみの暇している駐在員さんだったり、
お茶屋さんを経営しているZ姉さんだったり、かつ、
街中の風景は日頃目にしている風景だったりと、
個人的に読んでいて親近感も湧いてくる一冊。

400頁を超える難しい言葉が散りばめられた小説だけど、
中国とのビジネスに奔走するヒロインの姿に共感もって
后海の茶館に篭って根気よく読破しました。

でも・・・

Img_9035

目の前に広がる后海の景色は、全面凍結した氷の海。
この風景を見ていると、地球は本当に温暖化しているのか
疑いたくなってくるのも、事実。

寒い北欧のコペンハーゲンでCOP15を開催しても、
参加者達は、温暖化を実感できたのだろうか・・・

ゆえに、根本の地球温暖化問題自身が「世紀のペテン」になるか!?
と思わされるのでした。

世界規模で温暖化を捉えるためにも、みんなで
南極や、ツバルなどの国へ行ってみたいものです。

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すいません・・・。

今日のエントリー、書評になっていませんね

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