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毛沢東の生家へ-湖南省韶山:中国共産党のメッカ巡礼3

毛沢東の故郷・湖南省韶山。

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街の中心部である、バスターミナルの前。

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ターミナル構内にも、どでかい毛沢東同志の像。

巡礼地のような観光地のようなこの町にもし、
もっと「おもてなし」の素養があるならば、

バスターミナル前に、もっと旅館があっても良いのではないかな?
というほど、そこでは市民達が普段の営みを行なっていた。

正しく言えば、市民達の営みしかなかった

ツアー客はおそらく、長沙から毛沢東の故郷地域へダイレクトで行き、
そのまま帰っていくのだろうか。私のようなマイナー党は少ないのか。

最初の予定では、ここで1泊するつもりだったけど、
今日中に帰ることに決めた。幸い長沙行きのバスも頻繁にあった。

という訳で、ちょっと気になっていたスポットだけを散歩。

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廃線になった「韶山火車駅」へ。
以前は、長沙-韶山間の列車が一日1本走っていたそうだが
利用客が少なかったのか、不便だったのか、今はもうない。

駅舎の真ん中にある毛さんの肖像画も、どことなく色褪せている。

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ホームは、市民達の近道寄り道ルートになっていた。でも、
ホーム沿いに家もあるし、運行していた頃はどうだったのだろう。

それにしても、この町は本当、至る所に毛さんである。
スーパーの入口にも毛さんの金像。毛さん、毛さん、毛さん・・

「他に何か名所はありますか?」と尋ねようものなら、

「駅前に延びる道路左脇に、『彫像公園』がありますが、
登りますか?山頂に大きな毛さんの像が・・・」

い、いや、もう結構coldsweats02    

バスターミナル前に人気(ひとけ)のあるお店を発見。
「酸辣粉」「麻辣粉」「土豆粉」の3品しかないのに、
時既に3時前というのに、店の中は満席。
人気(ひとけ)のあるお店の料理にハズレはないだろう。

お昼を食べていなかったので、一杯あやかることにした。

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『土豆粉』を注文。
じゃがいもの麺で作った鍋焼きで、確かにおいしかった。

でも、注文しようと声を上げて店員さんを呼んでもお喋りで無視。
この3品以外に、ドリンクとフライドチキンなども提供していたが、
ファーストフードっぽいのに料理が出てくるのは遅い。

人気(ひとけ)のある原因は、お客捌きの手際の悪さも要因かも。
足元を見れば、お客さんが捨てた串やティッシュなどが散乱。
繁盛店なのはわかるけど・・・もう少し何とかできないのかな?

ここは中国(の、田舎)だから、許されるのだろう。

食べ終わって、バスターミナルへ戻ると、3時25分。
長沙行きのチケットを求めると、出てきたのは3時30分発。

おおお!これまた、絶妙なタイミングではないですかー。
即効でバスに乗り込むと、半分くらい埋まっている。

街中で数箇所立ち寄り立ち寄り、お客さんを拾い拾い、
ほぼ満席状態になったところで、一気に高速道路に乗り、
6時前、直行で「長沙火車駅」へ生還。

バスターミナルじゃなくて、よかった。
久しぶりに帰って来たぞーー!都会な街の中に!!

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民航大厦そばの「モーテル168」に148元の部屋を取る。
明日、空港へ行くバスに乗るのが楽だから、とだけの理由。

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一息ついたところで、夕飯。湖南といえば「ひたすら辛い料理」
ということで、北京でも「辛い」で有名な「辣子鶏焚仔飯」。

思ったより辛くなく、付け合せの唐辛子をばら撒いたけど、
これまた「辛い」というより「しょっぱい」唐辛子でした。

北京は、湖南省をデフォルメしすぎているのだろうか・・・

予定は早ければ早いほうがいいのだけど、
そんな思惑以上に長沙で時間ができた私。
本来なら、観光する余裕などないと思っていたのだけど、
これならできそうだ・・・しかも、

長沙で会社を経営している日本人・Mさんにお会いできそう!!

慌てて電話番号を引っ張り出して連絡し、アポイントに成功。
この街のことについて、日本人の視点で話を聞ける、
明日お会いできることに、ワクワクしてきた。

・・・

翌朝。 長沙は、雨だった。

あちこち考えていた観光プランは中止。10時ごろのんびり出発。
12時にMさんと待ち合わせた場所は観光目的の一つ・繁華街だから、
ひとまず見たかった「湘江」をバスで渡ってみることにした。

ホテル前のバス停で、湘江を越えたところにある「岳麓」
記載があった202路のバスに乗車。
ところが、このバスは道をクネクネ。おおおい、寄り道しまくりだよお!!

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まっすぐ行けば、10分程度で渡りそうな場所に30分以上かかって、
やっとこバスは「湘江」にかかる大橋を通貨。

うーん、景色は絶景。真ん中の長洲がなんとも言えない・・
でも、昔より、観光地化してしまって味気なくなったらしい。

渡ったら、本望である。

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岳麓山の入口を拝んで、待ち合わせの繁華街へ引き返すことに。
この岳麓山は、抗日戦争時代、戦場になった場所らしい。
海南島にしろ、大連の二〇三高地にしろ、日本軍は山が好きだった。

12時。Mさんとの待ち合わせで繁華街にある「平和堂」そばの、
長沙で一番お勧めという日本料理「松臨」へ。

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食事後、「時間が少しあるなら、どこか観光に行きましょうか」
と行って案内してくださったのは、再び湘江を越えた『岳麓書院』

ここは、湖南大学の前身とも言える塾のような建物で、
「千年学府」と言われるほどの湖南大学の歴史も、
ここにあり!という場所らしい。長閑で落ち着いた学び舎でした。

風情あり、歴史あり、学術あり、の湖南省・長沙。
ここでスタッフにも恵まれて、順調に会社を軌道に乗せたMさん。

「長沙に来て、正解でしたね」と私が言うとMさんは、

「正解だったかどうかは、きっと一生かけてもわからないと思う。
でも、今の時点で言うならば、少なくとも僕はここで仕事が
できることを幸せだと思っている」

重い・・・思いを伺いました。ありがとうございました。

これで、毛沢東のふるさと観光は終了。

リベンジ材料はいくつか残したけど、それはいつぞやの夢として、
私は空港へと向かうのであった。

この後、とんでもない展開になることなぞ、
この時点では夢にも思わなかった・・・

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Tracked on August 14, 2010 at 02:31 AM

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