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毛沢東の生家へ-湖南省韶山:中国共産党のメッカ巡礼2

湖南省韶山
中華人民共和国建国の父・毛沢東はここで産まれ育った。

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(韶山学校の高台から町を眺めたところ)

先に「毛沢東故居(生家)」から廻ろうと思ったのだが、
バスが通り過ぎてしまったため、場所がわからなくなった。

ひとまず韶山学校の高台から町全体を見回して、目立つ所を探すと、
眼下に、毛沢東の銅像へ続く道がのびる公園を発見。あら近い。

この辺りは、全部含めて『毛沢東メモリアル区域』なのか・・・

朝からトイレに行っていなかったので、心ひそかにトイレも探すと、
公園の入口に、「⇒毛沢東銅像 ⇒洗手間(トイレ)」とあった。
さっそく、トイレ毛沢東銅像を目指すことに。

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300メートルほど歩くと、突き当たりにトイレはなく、銅像だけがあった。
たくさんのツアー客や個人客が、銅像を囲んでいる。

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そして皆さん、献花して90度の角度でお辞儀をしている。
こんな綺麗にお辞儀をする中国人、初めて見た・・・。
献花に添えられている赤いテープには
「永遠懐念毛主席⇒永遠に毛主席を想っています」と書かれていた。

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献花用の花は、銅像のすぐそばで売っている。
次々と求めに来る人がやってきて、どんどん売れていく。

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その脇道に降りると、今度はずらーーっと並んだ
「毛沢東銅像」ならず「毛沢東金像」のミニチュア屋が乱立。
販売員は、結構しつこい。

「どれがいい?これは280元だけど、100元でいいよ。あぁ?」

それ、金、じゃないでしょ

「永遠懐念毛沢東同志」を販売するのであれば、
もう少し丁寧に販売してもいいんじゃないかな・・・

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脇道のお土産屋に沿ったところに、今度は
「毛沢東同志記念館」が出てきたので切符をもらって入場(無料)。

中では、毛沢東という人物について細かく説明されていた。

1893年、湖南省韶山の裕福な農家に生まれた毛沢東同志は、
平等主義をうたうマルクス主義に触発され、
人民が平等に暮らせる「共産主義」のユートピアを目指した人。

18歳の時、辛亥革命を機に学業を放棄して革命運動に参加、
学生組織を設立し、論文やメディアを通じて啓蒙を行ない仲間を集め、
リーダーシップを発揮していく中で1921年、
28歳で中国共産党の創立大会に参加し、指導者の道へ。

抗日戦争時代はそれこそ国民党と手をとったものの、
終戦後、国民党との決着に挑み始め、1949年ついに勝利を収める。

毛沢東を初代国家主席とする『中華人民共和国』が誕生したが・・・

見えない

彼が本来抱いていた志を学べば学ぶほど、1960年代に起きた
あの事象は、一体何だったのだろうかと疑問が募る。

当然、その点についての展示物は、ない・・・。

館内で、やっとトイレを発見したが、汚いニーハオトイレだったので、
大きな荷物を2つも背負っている私は利用するに出来ず。辛い。

・・・

公園を出ると、反対側に「毛沢東故居」と書かれた看板を発見。
こっちの道路から、北周りでも生家に行けるのか。
人もたくさん歩いているし、この集団についていけば辿り着けるはず。

途中で車は進入禁止になるので、全員徒歩で向かう。
毛沢東が生きていた頃のまま、農村風景を残しているということか。

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そして・・・ついに、辿り着いた。
湖の向こうに佇むかの家は、ガイドブックやネットで見たそれと
同じ風景の中にあった。遠くから見ると、本当に普通の農家だ。

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近くで見ると、結構壁などは綺麗に修復されていて、趣は半減。
そこに、この行列とあれば、丸っきりの観光地だ(でも入場無料)。

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中も、結構綺麗に修復している様子。台所、居間、牛小屋の隣に寝室。
確かに、ただの農村の家庭にしては、ちょっと裕福な姿が伺える。
年末年始に見た、海南島のアポ達の家の方が質素だ。

全人代の最中だからか、日曜だからか、色んな要素はあれど、
園内~故居に至るまで、人人人でいっぱいの大人気。

ここが巡礼のメッカだということは、本当だったんだ!!

・・・ということが確認できただけでも良かった。

巡礼と観光の区別がよくわからなかったけど

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毛沢東生家を出ると、段々畑と菜の花畑が広がっていた。
彼が生きていた100年前から、変わっていないかのようだった。

・・・

ひととおり、毛沢東さんにまつわる場所は見終わった感あり。
これで思い残すことはないぞ、と、帰りのバスに乗る場所を探す。

が・・バス停が、ない(汗)。
降りた場所も、通過された後に勢いで降りた場所だったし。

近所の食堂などで尋ねるも、「ご飯食べたか?」としか言われない。
お土産屋はしつこく銅像を売ってくるので、聞くに聞けない。

と、歩いていると、行きのバスの中で見つけた
「毛沢東故居」と書かれた看板に出てきた。横には管理事務所。

事務所のおっちゃんに尋ねると、「ここを通るから待ってな」との回答。

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ここですね。

しばらく待つこと15分。何台か似たようなバスが通って行った後、
果たして狙っていたバスがやってきた。行きと同じデザインだった。

中は、市民でびっしり。
観光用かと思ったら、しっかり市民の足だったんですね。

終点は、やはりバスターミナルでした。

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待望のトイレをターミナルの構内でやっと発見!
だけど・・・0.5元支払った癖にこれまた汚いニーハオトイレ。
ひとまず、料金払ったおっちゃんに荷物を見てもらうことは
できたので良かったけど、地方のトイレ事情にはまだまだ
驚かされるか弱い外国娘なのでした。


おまけ:
今回は行かなかったけれど、毛沢東が一度
闘争に失脚して故郷に引っ込んでいたときにいたという別荘のある
「滴水洞」も景色が良くて見ものだったそうです。
その場合、バスを降りた所に南国らしい傘のバイクが止まっているので、
この運転手さんと交渉していくか、打遊(チャーター)で行くと思います。

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毛沢東にまつわる本を、いくつか読みたくなりました。
みんなからお勧めされるのは、以下の本です。
『マオ―誰も知らなかった毛沢東』
って、響きがまた気になりますね。

 

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