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【北京バス】ぶらり「31路」の旅 2010年春

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私の家から一番近くを走る北京の路線バス「31路」。
馬車と一緒に走るほど田舎にあるこのバスは、
近くの「朝陽公園」を片方の終点とし、延々南に下る。

その反対の終点は「北京華僑城」

北京華僑城?

行ったことが、ない。

どんなお城なんだろう・・・と、気になりつつも、
一度も行ったことのない見果てぬ地。

思いをめぐらせること4年。

行ってみることにしました。

この日は、別の場所へ出かけていたので、
そこから辿りついた「紅廟路口北」で31路バスに乗車。

これまで行った再遠の「百子湾路」を過ぎ、
広い道路に出て、延々南下すること40分。

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到着した「北京華僑城」駅。な・・・何もない。

広い荒野を、他の乗客たちはバラバラに歩いて行った。

ここでは何も散策できないので、再び乗車し、
戻ることにした。戻りながら、再度各地を確認。

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その手前にあるバス停「北京華僑城南」駅に、
こんな高級住宅街が並んでいました。

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おお!北京の名物遊園地・歓楽谷!!
「厚俸橋南(歓楽谷)」という駅にあります。

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どのバスの車内にも、こういう席があります。
最近、北京に来た人は解らないかもしれないけど、
これはかつて交通カードが導入されていない時に
切符売り専用の車掌さんがここに座って、柵越しに
乗ってくるお客さんに切符を売っていたからなんです。

今は、混雑時に乗客が座っています・・・

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4月下旬ですが、桜が咲いていました。
本当なら、これは3月下旬に載せているはずなのに・・

そんな、ノスタルジーと鑑賞に浸りながら走り、
いつも利用する「朝陽体育館」駅に到着。所要時間55分。

時には、こういう「目的のないぶらり旅」も面白いかもしれません。
今度は何路バスに乗ろうかな?

路線紹介:北京バス31路(朝陽公園⇔北京華僑城)
http://bus.mapbar.com/beijing/xianlu/31lu/

31lu

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北京風"隠れ家胡同"レストラン「滇客滇来」で雲南料理

誰も知らないような「隠れ家レストラン」で
ランチ会を開催するのが得意な群馬県人会の幹事さん。

今回、会場に設定してきたのは、開店3ヶ月目、
胡同をそのままレストランにした雲南料理の「滇客滇来」
場所がわかりにくいらしく、幹事さんはメールと地図で
行き方を書いてくださっていたのですが、やはりわかりにくい。

いろいろ歩くこと、10分ほど。

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4月下旬ですが、桃の花が全開です。
こういう写真、普段なら3月下旬に載せるのに…

この桃の花が咲いている道路の看板に、
会場と同じ胡同の名前が出ていたので東に折れて、
まっすぐ歩くこと数分。

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入口にどどーん!と書かれた「8号」の文字が登場。

やっと、到着。15分遅刻、すみません・・・

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一つ一つの個室が胡同です。

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個室の中には、中国茶道具があって、
雲南省名物のプーアル茶なども淹れてくれます。

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ランチセットは、1人98元。ドリンクは別料金。

出てきました。数々の雲南料理。
全部おいしい!全部辛いけど・・・

今日集まったのは、全部で7人。
楽しく、おいしく、3時間たっぷりお喋りしました。

私は・・・昼間から飲みすぎてしまい、やっぱり・・・

お開きになり、皆で朝陽門駅へ戻ります。

すると・・・

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地下鉄2号線「朝陽門」駅から歩いてくるなら、
この道路で曲がれば突き当たり左がこのお店、とのこと。

ここ・・・ちょうど駅を出て工事現場を過ぎた時に
差し掛かった場所だった~!!

気づかずに過ぎてしまった場合、泣きを見ます。

お店紹介:「滇客滇来(Dian Ke Dian Lai)」雲南料理
住所:北京市東城区朝陽門大方家胡同8号
電話:010-65120930
営業時間:11:00~22:00
紹介URL:http://www.dianping.com/shop/3683041
(ここの地図は結構正確です)


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健康料理教室のロイヤルクイーン、北京でスタート!!

「健康料理教室」

油物が多い中国北京の料理を食べている毎日に、
「健康」という言葉が登場してくることが気になった私。

ましてロハス雑誌『ソトコト』に関わっている身としては
好奇心が沸いてくるもので、その会社「ロイヤルクイーン」が作る
「健康料理」はどのようなものか、早速観てきました。

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建外SOHOにある教室を訪問すると、
既に材料は用意されていました。

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本日の献立は、以下の4品。
・肉じゃが
・炊き込み寿司
・掻き揚げ
・ポップコーン

美味しそうな日本料理が並びますが・・
肉類や揚げ物など、「健康」なイメージとは少し違います。

果たしてどんな料理が出来るのでしょうか。
私も調理に参加して、実際に試してみることにしました。

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お鍋だけが並んだコンロが気になります。

まず肉じゃが。普段、自分で作る場合は、
ジャガイモを茹でてから、玉ねぎ、肉を入れて
調味料を入れて・・という順番ですが、

「材料はいっぺんに入れていいです。水は要りません」

お!? そして煮ること10分かからないくらいで、
出来上がってきました・・・なに、このお鍋!?

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続いて、炊き込みご飯。これも、この鍋で作ります。
研いだお米を鍋の中に投入し、具も入れて味付け。
そしてガスを着火。

「中火でいいです。沸騰したら思い切り弱火で10分」
お!? それだけ?

その途中で、別の鍋にポップコーンと少量の油を入れて、
ポップコーンを作成。弱火でほうっておくこと数分
「ポンッ!ポンッ!」という音が聞こえて来て完成。

その鍋の余熱に、卵を落とすと・・

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あっという間に、目玉焼きのできあがり♪
すごい余熱だ。

最後に、掻き揚げ。これも、この鍋で作ります。

油は、150ml。
鍋の半分以下程度の量で、揚げ始めます。

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ここでまた不思議な現象を発見!!

材料が油を吸わないのです

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出来上がった後で、油の量を観てみると、
最初の150mlとほとんど同じ。しかも油が綺麗・・・

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ということで、調理を始めて30分ほどで出来上がり。
見た目は普段の料理と同じですが、
作り方には本当、いろんな違いがありました。

調理を教えてくれた、健康教室の伊藤さんによる
上手な実演の中で聞いた話をまとめると、
ロイヤルクイーンのお鍋で作る料理の特徴は、以下。

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1.早い・簡単なので、手料理が楽しくなる。
2.少量の調味料でしっかり味が付くので材料費も安い。
3.食材の水分を利用するので、水を無駄にしない。
4.油が極力いらないのでヘルシー。
5.ガスなど熱量の使用量が少なくてすむのでエコ。

まさに、健康で環境に配慮した料理、なんですね。
おいしく、お腹いっぱいいただきました。

北海道方面に縁のあった私は初耳だったのですが、
ロイヤルクイーンは30年近く前から関西地方を中心に
28箇所でこの「健康料理教室」
を開いているそうです。

そして、この健康料理を作るのは、この特殊なお鍋。
一般の鍋やフライパンよりも熱効率がよく、簡単便利で
さらに環境に配慮した料理ができるというのです。

この健康料理教室が、昨年11月から北京で開講。

「健康に良くて、早くて簡単にでき、節約までもできる
料理を、中国の皆さんにも知っていただきたい」
と伊藤さん。

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北京でも日本同様定期的に料理教室を開いたり、
イベントを開催しています。北京マリアージュさんと提携して
「お見合い"料理"パーティー」まで開かれたとか。

中華料理といえば、逆に油っぽくて不健康なイメージが
ありそうですが、その分、「健康」にこだわる中国人も
増えていて、拘り方も日本人のそれ以上。半端じゃない!
こうした人たちのココロをくすぐりそうですね。

参考:
食育家庭料理専科 ロイヤルクイーン料理教室
日本サイト http://www.royalqueen.jp/
中国サイト http://www.royalqueen.cn/

北京教室:
北京市朝陽区建外SOHO3号楼1205室
(アクセス 地下鉄1号線・10号線「国貿」駅西南)


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『北京さだまさし研究会~桜の前夜もさだまさし』開催!!

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4月21日 まだ桜の季節一歩手前の北京です。
(あ、先週土曜日満開の場所はありましたね)。
でも街中は、桃が満開です。

日本から、スペシャルメンバーがやってきたこと、
私の誕生日があったこと、など諸々のタイミングが重なり、
(後者は誰も言っていなかったな・・・)

1ヶ月ぶりの「北京さだまさし研究会」が開催されました。
会場は、今回も素敵なコックと伴奏者のいる
「さだまさし研究会事務局 大ホール」です。

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今回、事務局長から全メンバーに言い渡されたお題は、

「春なので、一人1曲『さだまさしの春の歌』を歌うこと」

前の日から、メンバーと春の歌は何かと色々相談するも、
タイトルを探れば「春告鳥」や「春雷」、そのまんまの「春」くらい。
首をひねって、ちょっとひねったレパートリーを思いつきました。

「はる・・・かなるクリスマス」 (遥かなるクリスマス)

果たしてどうなるかな?

事務局に到着すると、既にコックは料理を製作中。

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メンバーの持ち寄り&コックさんの手作りで、
テーブル上には食べきれないほどの料理がずらり!感激。

ひととおり、料理を食べて、だべって、酔って、寝て、
一息ついたところで始まりました。

「春の歌を歌いましょう」のお時間です。

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メンバーが厳選してきた歌と、
その場で思いついて歌った歌は以下のとおり。

桜散る
デイジー
椎の実のママへ
修二会
春女苑
縁切寺(どこが春?)
女郎花
指定券
多情仏心(春?)
紫陽花の詩(ちと早い)
線香花火(夏じゃんか)
最終案内(春か?)
神話(イントロのみ)
鳥辺野(イントロのみ)
邪馬臺
距離~ディスタンス
天までとどけ
人買(主たるテーマ絡み)
無伴奏さよならさくら
月の光
まほろば
津軽
飛梅

アンコール:

きみのふるさと
加速度(最後の曲なのに春じゃないって)

タイトルに「春」がついているのは、
「春女苑(はるじょおん)」⇒しかも花の名前
だけでした、すごい!!! 皆さんのさだ知識。

このほか、春のテーマに合って唄わなかった曲に、
「風に立つライオン」⇒歌詞の内容が4月でしょ
「HAPPYBIRTHDAY」⇒さださんの誕生日が4月だから

などが挙げられていました。

ちなみに、私が挙げた
「はる・・・かなるクリスマス」は、ものの見事に伴奏者から

「却下」 と言われました、とほ。

これだけ唄いとおしたメンバー。伴奏者さんは
途中でトークを入れて指を安めながら演奏したにも関わらず、
錆付いていない糸で薬指ならず小指を切ってしまったほど、
盛り上がりに盛り上がり、12時を廻ったところで研究会は終了。

最後に、集合写真を撮ってお開き。

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集合写真。

次回の開催は、(うまく行ったら) 5月の予定。
上海万博のお手伝いで日本から発起メンバーが集まって、
北京まで寄り道できれば、開催するそうです。

では次回、「北京さだ研~万博の夜もさだまさし」
お会いしましょう!!(って、北京じゃないじゃん!!)

おまけ~

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お土産、ありがとうございました。
どういう経由でこのお土産が私の手に渡ったのかを聞くと、
ここには書けませんが100倍の価値を感じました。

そういえば,
4月24日の深夜、また日本で「アレ」をやるそうですね。


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本日は追悼日(青海省地震から1週間)-4月21日

本日2010年4月21日は青海省地震から1週間

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青海省玉樹で発生した大規模地震は発表ではM7.1級、
死者は2000人を超える惨事になりました。

昨日、ふとしたカフェバーへ行った時にマスターから
「さっきスタッフから連絡が入って、明日はお休みなんです」
という話をされていました。

四川大地震の時も、地震発生後の08年5月19日から3日間
すべての飲食店・バー・娯楽施設などが自粛ムードを言われ
お休みすることになりましたが、今回は4月21日のみとのこと。

上海万博のテスト開放も、本日は一部お休みだそうです。
http://news.xinhuanet.com/world/2010-04/20/c_1245730.htm

中国に住んでいる皆様

正午には、街中から大きなクラクションの音が飛び交うと
思いますが、これは中国式追悼の仕方ですので、

「うるさいな~、中国はホントにクラクションをよく鳴らす国だ」

などと思わないようにご注意ください。


・・・


私は2年前、そのように思ってしまった不届き者です。


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日本大使公邸で 「桜を観る会」、桜満開で笑顔も満開

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4月17日 土曜日

駐中国日本大使館の大使公邸で毎年春に開催される
「桜を観る会」に出席しました。

大使館関連の方をはじめ、日中両国のマスコミ関係者、
企業関係者、学生さんなど700名ほどの方
が参加。
中にはかなりご無沙汰の方もいらっしゃって、
再会の場を果たす意味でも、またお互いの近況を報告
しあう場としても、楽しませていただきました。

入口で配布された桜色の紙には、
14日に中国青海省で発生した大規模地震の被害に対し、
哀悼とお見舞いの言葉、総額1億円の
「緊急無償資金協力」 を行うという日本政府の決定が。
このほか、会場には募金箱も設置されていました。

今度は、被災者の方々へ届くようにと願うばかりです。

さて、そんな広い大使公邸のお庭の中へ初めて
入らせていただいたのですが、桜が満開♪でした。

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今年はこれが初めて見る満開の桜。木の下には
撮影を楽しむ人たちでいっぱい。中国のお客さんも、
喜んで桜の木の下で写真を撮られておりました

聞くと、この「桜を観る会」の時に桜が咲いていたことは
めったにないそうです
。普段は上旬に散ってしまいますからね。

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日本料理のブースにも、人がいっぱい。
江戸前寿司さん、ピザでおなじみアクリフーズさん、
長富宮飯店からは、お餅付きのサービスまで登場

ここが北京とは思えない!
「日本の春」で満たされたひとときの空間を、
満開の桜の下で中国の皆さんと楽しみあいました。

こういう場所を設けて、日頃中国にいることへの感謝を示しつつ、
日中両国がお互い往来をすることで発展し合える関係、
その喜びを分かち合える関係であってほしい。
桜を観ていると、そんな願いが聞こえてきそうでした。

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上海万博テーマソング、岡本真夜が使用快諾!!・・・の後で作曲者が反論!?

前回のエントリーで取り上げた
「上海万博の公式PRソング盗作疑惑」について、
19日、岡本真夜さんが使用することを快諾されたとの
コメントを発表されました。

karaoke karaoke karaoke

以下、参照
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100419-00000524-sanspo-ent

岡本は「このたび上海万博実行委員会さんより
『上海万国博覧会公式PRソング』に『そのままの君でいて』の
楽曲使用の依頼をいただきました。世界中が注目するイベント
である上海万博に協力させて頂ける機会を頂き、とても素敵な
お話で光栄です」と楽曲が使用されることに喜びのコメントを発表。

所属事務所の有限会社noiは「上海万博実行委員会から、
『そのままの君でいて』の楽曲使用申請のお話をいただきました。
喜んでお受けする旨を、上海万博実行委員会にご報告いたしました」
と、盗作疑惑のあった公式ソングだが、直接の依頼を受けて
楽曲使用にOKを出したと明らかにした

karaoke karaoke karaoke

盗作疑惑が浮上してから、改めて上海万博実行委員会より
事務所に依頼がやってきて快諾されたという構図。
「バレなきゃ、このまま依頼しなくて済んだと思ったんだろう」
なる穿った見方もあるかもしれないけど、

中国も、世界的規模のイベントのホストを務めて
はじめて世界から指摘を受けて学んでいく・・・
大事な経験を重ねていっていると思います。

岡本真夜さんも、懐の大きい人ですね。
とはいえ、今この段階では上海万博側も
正面きって、真摯に使用のお願いをする以外に
方法はない訳で、岡本さんも断るわけにはいかず、ですね。

という訳で一件落着、日中友好の証としては、
日本館のテーマソングを『そのままの君でいて』にする!
で、決まりでしょう!ね、日本館の皆さん♪

~そして、4月22日~

作曲者・繆森氏の所属事務所が疑惑発覚後初めて
出した声明によると、曲の盗作を否定したそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100423-00000004-jij-int

繆森氏の所属音楽会社が22日、疑惑発覚後初めて声明を出し、
「下心のある人間が大衆を誤った方向に導いた」などと完全否定した。
中国のニュースサイト「新浪網」が伝えた。
声明によると、繆氏側は、東京で代理人を立て、
岡本さんの所属事務所関係者らと会談。
「岡本さん側も二つの曲は異なるものだとの認識を示した」
「盗作論争を行わないことで一致した」などとしている。
事実なら盗作問題があいまいなまま決着する可能性がある。

・・・

本人の意識はどうあれ、著作権は数フレーズほどが
同じだった場合、既に先に作られた曲の著作権は
行使されるので、パクりかどうかは作曲者が
否定しても客観的に聞いて判断されること。

「一件落着♪」「正面切って依頼した中国の株は上がったな」
と、思った矢先なのですが・・・また、こじれるのでしょうか。

うーむ。


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上海万博テーマソング『2010等你来』-盗作疑惑で使用中止

上海万博の開幕30日前を記念して公開されたテーマソング
『2010等你来(2010はあなたを待っている)』が、
岡本真夜さんの『そのままの君でいて』のメロディと
酷似していると指摘
を受けてから数日。

4月18日、使用停止が決まりました。

『2010等你来』と、『そのままの君でいて』
同時に比較してみると、こんな感じ。


※左と右で両方のメロディを入れているようです。
ヘッドフォンがあるとより聞きやすいかも。。。

うん、最初から最後まで同じメロディだ。

この曲は、97年~98年ごろに全国信用金庫協会の
CMソングでお茶の間に繰り返し流されていたこともあり、
日本人の間ではこのフレーズが耳に残っている人も多く、
中国でも岡本さんは人気がある歌手。

似ているかどうか、を超えて何から何までおんなじ!
と思わせるこの曲が盗作であることは、日中双方から
指摘されるまでにそれほど時間はかかりませんでした。

しかも聞いたところ、この指摘は中国側から浮上したそうです

そこで、中国側&作曲者側の言い分も聞きたい!
と思って探してみましたが、

上海万博事務局は、
「契約を締結する際に、この曲は作曲家の作品であり、
第三者の権利を侵害していないオリジナルであると約束した」

と、コメントを残しています。
http://news.cn.yahoo.com/10-04-/1037/2k51g.html

そして、この曲を取りやめた後の、
作曲家のコメントはまだないそうです。
http://www.yn.xinhuanet.com/ent/2010-04/19/content_19553526.htm

これまでも、韓雪など著名アーティストの作曲を手がけてきた
実績があるこの作曲家、現在の言い分は見つかりませんが、
人民網のBBSサイト「強国論壇」で、見つかったのがこれ。
http://bbs1.people.com.cn/postDetail.do?id=99067970

作曲家・繆森(Miao Sen)氏は自分の「作品」が選ばれた時に、
「芸術に対して、まさに真摯に、細心の注意を払っている」
というコメントを発表したことが書かれていました。

その反応として、
中国人なのか中国語のできる日本人かはわかりませんが、
「ハハ、繆森は盗作大王だ」などの書き込みが。

他の書き込みを探すと、またも開き直ったような発言で中には
「小日本(日本に対する蔑称)が!」のようなものもありましたが、
中国の間でも、今回の事件を悪いことと見る人は多いようです。

いずれにしても、北京五輪に次ぎ世界に中国を見せる大舞台。
北京五輪開幕式での『口パク疑惑』同様、作曲側にとっては、
「え?これも盗作って言われるの?」「え?悪いことなの?」

と思っていたことを指摘されてしまって、中国人が大事にする
「面子」をちょっとなくしてしまったかもしれません。

まあ、すぐ使用を取りやめたことに、少し中国も変わったかも・・
いや、ここまで指摘されてまで使用を続けるほど、
中国だって「面の皮が厚い」訳ではないですからね。

中国が国際化するに伴い、何が良くて何が悪い行いなのかを
自覚する一事件になったことは確かではないでしょうか。

あと、もう一つふと気になったのは、
今回のテーマソングが応募によって選ばれたということ
もし、ちゃんとした(中国得意の縁故ではなく)審査を経て
この曲が選ばれたのだとしたら、よりによって盗作したものが
選ばれたということ自体を、中国は自覚しなければならない

この一件で、中国はまだ優れたオリジナル曲を作り上げるレベルがない
それを作れる人材が育つ土壌がないという悲しい事実がこぼれだした。
で、コピーなら上手だけど・・というコピー大国の弊害
世界に知らしめたことにもなるのである・・

諸々含めて、根本的なところから中国は自らの課題を克服し、
もとより抱いてきた認識の世界との乖離を覆さないと、
こうした事件は、この先も、無意識のうちに出てきそうな気はします

日本も、これで中国をまた批判するだけでなく、開き直って
岡本真夜の曲を日本館のPRソングにしちゃうっていう案も
上がれば、おもしろいですけどね~(超ブラック)。


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北京で迎える五度目の四月が来て今更・・・誕生日♪

千鳥が淵で昔君と見た夜桜が恋しくて~♪

じゃ、なくて、

五度目の四月が来て、私は五度目の誕生日を迎えました

五度目!?

ということが、自分でもおかしい位です おかしい位です。

※緊急告知:来週水曜日は、
『北京さだまさし研究会~桜の夜もさだまさし』です。

桜の遅い今年の北京、お花見シーズンは四月下旬だそうです。

・・・

という訳で、先に北京で迎えた五度目の誕生日。
申し合わせたかのように(自分で?)イベントの多い一日でした。

午後3時

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北京市内のユースホステル『ディスカバリー』で、
なんべんさんがコーヒー・ケーキcafeを買ってくれました。

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ほろ苦い、大人の味に、酔いました。

ケーキといえば、北京で最初に誕生日を迎えた四年前。

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同僚達が、近所の中国ドメスティックケーキ屋『好利来』
巨大なバター・ケーキを買ってお祝いしてくれました。

でも、その味はすぐに胃にもたれて食べ飽きてしまい・・・

同僚達が、いきなりケーキの投げ合いを始めてしまいました(!!)
会議室は、生クリームでドロドロ。
しかも、その後片付けをしないで帰っていく同僚達。

結果、主役の私と年長の日本語できるスタッフさん2名で
片付けて帰っていきました。

ほろ苦い、大人の思い出です。

参考:
http://koma.cocolog-nifty.com/emmy/2006/04/post_8537.html


・・・

午後6時

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一緒にテレビ番組を作ってきたmeimeiさんと
番組鑑賞会を兼ねての夕飯。鼓楼大街の韓国焼肉屋。

meimeiさんとは、歳も一緒、仕事の内容もかぶっていて
北京に来た時期もちょっと近い関係柄、

ですが・・・

彼女はその間に、双子の男児を出産
親としての経験値を上げております。私はそこだけ変わらず・・・

そんな中、鑑賞したビデオは、テーマが「股割れパンツ」。

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中国ならではの子育て、meimeiさんも赤ちゃんに穿かせ、
子育てアイテムに重宝しているようです。

・・・

午後9時

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長富宮飯店のフィットネスクラブ(が、あるんですよ奥さん)
・・・の、更に奥にある体育館で、バスケットの夜練習

12人で汗を流しました。

その後、とある熱心なメンバーから
「ミーティングしましょう!」という話があがり、結局・・

飲み。近所の「秋」。

今日が誕生日ということを覚えていてくれた数人が
「ハッピーバースデー♪」と言ってくれたけど・・

それ以外は、普通の飲みでした。

次の日は仕事、という人たちでほとんどでしたが、
11時までバスケして、飲んだら午前様。

そんなバスケット部でいいと思います。

おめでたい、おしまい。


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中国青海省玉樹で7.1級の大地震-617人の犠牲者(15日9時時点)


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4月14日早朝に発生した青海省玉樹チベット族自治州の地震
犠牲者・被災者の数は瞬く間に増え、15日早朝時点で589人

今、12時点で更に数が増え、617人と発表されていました。

Jisin

15日7時のニュース
http://news.xinhuanet.com/society/2010-04/15/c_13251938.htm

15日12時のニュース
http://news.xinhuanet.com/society/2010-04/15/c_1235025.htm

15日9時の時点で負傷者が9000人超(うち重傷970人)、
行方不明者300人、倒壊した建物は15000戸、10万人以上の人が
避難所で救援物資を求めているとのことです

・・・

2008年5月12日に発生した四川省大地震2周年に合わせ、
成都行きの飛行機チケットを検討していた矢先のニュース。

四川省の隣なので訪問することも考えたのですが、
現在の震源地域と言える青海省玉樹チベット族自治州は、
チベットと四川省の3つの省境にあって、省都・西寧からも遠い。

成都周辺で発生した四川省大地震の時よりも、交通は不便。
現在は、新華網人民網から発信されるネットニュースと
CCTVなどのテレビ局が報じるニュースで情報収集です。

中国のチャットサイトなどでは、色んな議論がなされているようですが、

Googleでも「中国震災震災救援専用ページ」を開設されたようですね。
http://www.google.org.cn/posts/google-page-for-qinghai-earthquake.html

何はともあれ、早くの復旧と、その材料となりうる情報を
待っているところです。お勧めの情報源があれば教えてください。


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「日本に来てね!」北京で日本観光庁が中国記者発表会開催

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5月1日から開催される上海万博、昨年7月から始まった
「中国人観光個人ビザ」の今年7月からの大幅緩和など、
日中両国民の観光交流が盛んになるタイミングを前に、
日本観光庁が13日、中国メディアを対象とした発表会を、
北京市の長富宮飯店で開催しました。

上海万博の期間中に、7月15日~21日に
万博会場の日本館で開催される「ジャパンウィーク」の紹介、
今年から観光大使として、中国でも知名度のある
人気ユニットの「嵐(ARASHI)」を起用し、
若者たちの観光意欲も盛り上げる構想などを発表。

観光庁長官に就任されて初めて中国を訪れたという
溝畑宏観光庁長官も、熱いメッセージを送られました。

1時間の間、溌剌としたPRを展開され、
最後はピースサインで締めくくり、イベントは終了。

観光庁は、2019年までに年間2500万人の海外からの
観光客を日本に迎える計画を立てており、うち600万人を
中国人にするとの見解を発表

中国人の日本観光客数は個人ビザや映画効果で上昇
傾向にあり、08年と09年には、100万人を突破しました。

逆に、日本人の中国渡航者数は、北京五輪が行なわれた
2008年から下降路線を辿っています。対照的です・・・
これには、五輪効果を上回る「餃子事件」などの
食事に関するネガティブ報道が続いた影響もありますが。

【中国人の日本渡航人数の推移】
1

【日本人の中国渡航人数の推移】
2
※08年から下降している。

旅行専門誌や新聞社など、会場に集まった記者からも
個人ビザの規制緩和に関することなど関心の高い質問が
次々と飛び出してきました。

中国の消費者が関心を寄せているのは、やはり
「個人ビザがどのように緩和されるのか」ということでしょう。

その中で、ツアー客へのサービスで起こるトラブルなどもあり、
今後こうしたことは未然に防げるよう、
観光庁も最大限の対応をすることを約束していました。

が、私が中国人の日本観光客を増やすにあたって
気になっていることは、日本を訪れる中国の観光客に、
同じ観光地を歩く日本人があまりよく思っていないこと

一番多いのは、「中国人はうるさい」「集団でいると怖い」
という意見。これは言葉の違いでそう感じるだけであって、
私などは慣れてしまったものだけど・・・この点について、

「日本国内にいて受け入れるのは、ホテルや観光地の
従業員だけではなく、一般の日本国民にも周知が必要かと
思うのですが
、検討されていることはありますでしょうか」

と質問したところ、回答は、
「日本人もかつては海外でその国の人たちに顰蹙を買う
場面もありました。皆さん、日本人だって海外で言われる
こともあるということを理解すれば、時が解決すると思います」

これに対して、以前のエントリーで書いた懸念点
「今、日本国民は海外旅行離れの傾向にあります。
日本人の中国への渡航者数も2008年から下がっていますが、
これにはどのように対策を考えていますか」
と、水を向けてみた。

長官の見解は、
「現在の経済状況、そして内向きになっている社会情勢が
確かに海外旅行をする人を減らしている。観光庁のイメージ
キャラクターに"旅が大好きな嵐"を起用
したことで、今後は
若者達にも海外で交流する楽しさを共感してもらいたい」

具体的な解決策はまだ不透明という感じ・・・。

日本を訪れる外国人を受け入れる体制が
どのくらい整っているかは、政府や現地の観光地、ホテル、
旅行会社などの努力を真っ先に思い浮かべるかもしれない。
ただ観光地を廻って見物するだけなら、地元の人と交流する
機会だってないかもしれない。

だが、やはりそこには「自国の人」もいる。
言葉を交わしても、交わさなくても、空気は触れ合う。
日本の観光地、一番多いのはやっぱり日本人だ。

海外の人と、観光交流を円滑に行なうのであれば、
外国人の日本への観光誘致と同時に、日本人の海外渡航も
バックアップし、若者にもどんどん海外を見てもらった方がいい

5月1日から始まる「上海万博」が、どのくらい効果を上げるか、
これは非常に楽しみだけど、北京五輪寸前に「餃子事件」が
発生した時のような事件が起こらないことをつとに願う。

・・・あ、だからこの時期に「犯人逮捕」のニュースが出たのかな。

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若くて元気な、溝畑宏観光庁長官

観光庁サイト www.mlit.go.jp/kankocho/

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第10回茶旅読書会―佐藤千歳さんが語る『人民網体験記』

4月13日 晴れ

毎月1回、本を出版する在中国日本人を応援し、
同時に異国で日本語の本に触れられず淋しい思いをしている
人たちと繋がれれば・・・と、ゆるく開催する『茶旅読書会』
第10回目の読書会が、会場のサロンdo千華で開催されました。

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前回までは、発起人の元某駐在員Sさん
主催されていたのですが、3月末に帰任されたことを機に
僭越ながら私が『新・茶旅読書会』を立てさせて頂きました。

今回紹介された本は、私の馴染みの地・北海道の地元紙
北海道新聞北京支局に、3月より支局長として赴任された
佐藤千歳(さとう・ちとせ)さん
の著書、
『インターネットと中国共産党 「人民網」体験記 (講談社文庫)』

この日も駐在員、メディア関係者、学生、主婦の方など
29人にお集まりいただきました。

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大盛況でした。

本書は、北海道新聞と中国を代表する機関紙「人民日報」の
インターネット部門「人民網」による交流事業
で派遣された
佐藤さんが、中国の報道現場で過ごす1年間を綴った記録。

ちなみに、人民網サイトはこちら 
人民網・中国語版 http://www.people.com.cn/
人民網・日本語版 http://j.people.com.cn/

佐藤さんの1年間のお仕事は、中国語版で掲載された
ニュースから選ばれた記事を日本語に翻訳
して掲載したり、
独自で取材を行なう原稿執筆、などの記者業&翻訳業。 

報道の自由が制限されている中国で、世界の基準で見れば
「自由なメディア」とも取れるインターネットによるメディアは、
果たしてどのようなものなのか・・・

「自由」と「制限」、中国の報道方針と日本人の戸惑い。
その中で行なう取材を通じて感じたこと、出会った人々・・・
著者を読むと、これは個人的な日記に留まらず、
中国社会や中国の報道事情、中国人たちとの交流など、
ある意味「日中間を知る上での公共の情報」になっています。

佐藤さんの発表に耳を傾けていた29名の参加者も興味津々。
本には、少し中国の問題を突く場面もあり、
「人民網の同僚たちは怒ったりしなかったのですか?」
という質問も出てきましたが、

「同僚には笑って済まされました。
しかも幹部には"失望した"って怒られました
せっかくの機会なんだからもっと有効に使えって」

とのこと。
ハラハラしていた一同からは、安堵の笑いがこぼれました。

また、2005年から06年にかけての1年間の研修を終え、
「特派員」として4年ぶりに北京に戻ってきた佐藤さんの目に、
今の中国のネット事情や報道事情はどのように映るのか?

という質問には、
「内容次第ですが、以前より"批判が許される"レベルが
上がったと思います。また、ネットからも世論が動くようになった。
これは4年前は考えられないことでした」というコメント。

中国の変化は速く、ネットの進化はそれに輪をかけている・・・

これは私も同じく2005年に来て、そのまま4年間住んでいる
身として実感することでした。
一方、最近の北京のネット事情は規制のレベルまで上がって、
このココログも一部でしか見られなくなったりと不気味度を
増しているので、どうしてくれるのかと途方にくれる場面も。

などと盛り上がっているうちに、あっという間に"お開き"の9時。
皆さんに「終わりまーす!」の声をかけるのも申し訳ないほど、
会場ではお喋りが止まりませんでした。

皆さん、ありがとうございます!

次回は、5月20日(木)の予定。
ふるまいよしこさんに、今の中国新生代の「声」を聞く1冊、
『中国新声代(集広舎)』を語っていただきます。

 

前回の様子は、こちら
koma.cocolog-nifty.com/emmy/2010/02/post-ec51.html


・・・

今回も会場は、こちら。
29人分の料理をありがとうございました。

会場紹介:サロンdo千華(せんか) 
住所: 北京市朝陽区 関東店南街2号
     旺座中心 西塔501 (ケリーセンター北側)
電話: 010-5207-8030

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今日はお昼に立ち寄って、おいしいラーメンをご馳走に。
ランチは、原則30元で食べることができます。

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また、これまでの読書会で紹介した本も継続販売中。
新しく本棚が出来ました。佐藤さんの著書は
読書会で飛ぶように売れたので、残り3冊です。

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新疆ウイグル自治区をゆくっ・・・2010年春 3:トルファン⇒ウルムチ⇒カシュガルひとっ飛び

4月2日 朝9時45分 トルファンを出発

日出が遅いと思ったので時間に余裕を持たせたが、
8時には明るくなっていた。もう4月だもんな。

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トルファンバスターミナルの切符売り場の上に
こういうスローガンが繰り返し流れている。

「民族団結は福、民族分裂は禍(わざわい)」

この後にも「中華人民共和国の民族統一」とか
いろんな文字が5種類くらいクルクル変わり続けた。

旅行者として見ると、街中の雰囲気とのギャップに
違和感を覚えたのは言うまでも無い。

バスは、ターミナルを出てもお客さんを拾い拾い、
最後に席を満たしたところで高速へ出て行く。

再び、トルファン⇒ウルムチの景色が「展開」される。

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地平線が見える沙漠。砂を盛り上げただけの道路
きちんとした十字の形になって時々登場する。

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久しぶりに見る川の風景がある渓谷を過ぎ、

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一直線に伸びる線路を走る火車を見届け、

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再度、延々続く風力発電の風車群を抜ける。

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そんな写真を前方で撮りまくる私に
なぜか笑顔でカメラ目線のウイグル族の人たち

いや、同じ前方についているテレビを見て
笑っていたのかも・・・すると私は邪魔だったに違いない・・・

無事12時半には、ウルムチ南郊バスターミナルへ到着。

早いです・・・100キロは出していたのかな?

「時間があったら試してみよう」
と、北京にもある「PARKSON(百盛:パークソン)」の
「ケンタッキー」
でお昼ご飯。

Img_5374

ウイグル風味のメニューもあるかと思ったけど、
さすがグローバルスタンダードのケンタッキーは
北京と同じメニューしかなかった・・・

チキンセット24元。これも北京と同額。

そこからタクシーに乗って、ウルムチ空港へ。

Img_5377

南方航空のフライトが多いのか、
3月27日に出来たばかりという第3ターミナルは、
ほぼ南方航空専用、でかい。

思ったよりも早く着いて一安心!

・・・と、思ったら、

飛行機の方が、40分遅れの3時40分出発に変更!
搭乗口に、乗る予定の飛行機が着いていない!!

空港で、持て余しました・・・

ネットカフェがあったけれど、
「映画とゲームだけできます」とのこと。

あの日の暴動以来、省内はインターネットができない。

娯楽ツールとしてしか機能しないウイグル自治区の
ネット規制。文明の情報収集ツールを彼等から奪って
どうするのだろうか・・・

なんだかんだ思っているうちに、遅れていた飛行機が
到着し、ささっと清掃をしたのかすぐに乗客を乗せて
遅れた定刻どおりに飛んでくれた。

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ま、40分くらいならまだいいでしょう。
空から見える雪の山脈と、くっきりした形の雲に感動。

隣に南方航空の漢民族の服務員が座ってきて、
客の横で寝ているのにも、また感動
上班中ではなく、仕事で移動中だったようだけど、すごい。

同じ省内なのに、1時間40分も飛行するのにまた感動

Img_5444

この時間なので、機内食もちゃんと・・・かはともあれ、出た。
真ん中にドーン!っと「ナン(イスラム料理のパン)」が。

そんな雰囲気を堪能しながら、砂っぽい空気の中を抜けて、
飛行機は無事カシュガル空港へ着陸。

はたして、ここで見る「ウイグルの街」は
どんな風景が待ち構えているのだろうか。。。

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新疆ウイグル自治区をゆくっ・・・2010年春 2:トルファンで葡萄・・を堪能

4月1日 午後2時50分

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ウルムチ南郊バスターミナルから、時刻どおり、
くらい、かもしれない時間に、バスが出発した。

乗客は、ほぼ半分くらいだったので、
1人が2人分の席を確保。ゆったり快適♪

そして、バスがウルムチからトルファンへ向かう
高速道路に乗ってしばらくすると、

私が待ちかねていた「風景」が目の前に飛び込んできた!!

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風車!?

そう、ここ新疆ウイグル自治区の都市間にある
大地には長さ50キロほどの範囲に風車が立ち並び、
「風力発電」の技術をお披露目しているのである。

『ソトコト』『エコ・アセット』さんの仕事に関わり、
環境問題への関心が高い私としては、どうしても
新疆へ行くなら見てみたかった風景の一つである。

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延々と続く広大な大地と地平線、そして風車。

中国の大きさをまたも実感するのであった。

そういう光景を眺めたり、早起きが祟って居眠りしたり
しているうちに、バスは渋滞も事故もなく順調に到着。

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午後5時半。トルファン"地区"バスターミナル
行政区分では「トルファン市」だったはずだが・・・。

地図上では、バスターミナルのすぐ北にあるホテル
「トルファン賓館」を予約していたので、荷物を持って
道路をトコトコ・・・トコトコ・・・トコトコ・・・

着かない!?

地図を見て、右側に延びる十字路を確認しながら歩くと、
思った以上に遠かったことが判明した。

バスターミナルのすぐ北側にあったのに、
10分以上は歩いたかも。中国はやっぱり広かった・・・

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こんな西のはずれにも、日本と同じ「桜」が咲いていた!!

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ホテルの部屋は、イスラム風な窓で新疆の雰囲気。

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窓の外も、ちょっと荒廃しているものの、イスラムだ。

ここ新疆ウイグル自治区に住むウイグル族の宗教は
イスラム教
。これだけでも、本土・中国と違う感覚。

いや、大陸にあるから「本土」ではあるのか。

ちなみに、街中の様子は至って中国の地方都市。
物騒な感じは、ところどころに立っている警察以外なし。

09年7月の暴動事件直後の国慶節(10月)に、
ここへ旅行に来た知人も、「トルファンはまったく安全」
と言っていたが、いやはやまったくもって、である。


トルファンといえば、「葡萄」
地形柄、沙漠の広がる新疆ウイグル自治区の中でも
水に恵まれ、「オアシス都市」と呼ばれるこの街は
葡萄を特産品として、干し葡萄やワインなどを生産している。

街の中心地には、「葡萄棚」と呼ばれるアーチがあって、
葡萄が実をつける季節はそれは盛り上がるそうな。

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と、いう訳で行ってみた。

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茶色い蔓が、網のように張り巡らされただけだった・・・

葡萄の最盛期は夏から秋
観光シーズンにはまだ早い、という訳で人も少ない。
治安の善し悪し以前の問題だったかもしれない。

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ウイグル系(観光系?)市場も、ガラガラ・・・

ただし、その最盛期のトルファンはかなりの酷暑で、
気温は「摂氏」40℃~50℃くらい
まで上がるとか。

どっちが得か、よ~く考えてみよう♪ (古い)

葡萄畑と盛り上がりを見せる屋台風景は諦めて、
街中を少しだけお散歩。

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走りゆく小型の路線バスも、ウイグルの文字が併記。

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歩きすぎたか、茶色い葡萄棚で迎えた午後8時。
太陽はまだまだ高かった。この日の日没は9時だった。

北京と同じタイムゾーンで生活するのは、ちょっと酷かも。

そろそろ夕飯を、とウイグル料理を求めてレストランを探す。
『地球の歩き方』に載っていた「おすすめ」というお店は
よくわからない漢民族風の文化センターに変わっていて、
なくなっていたので、向かいの屋台へ行ってみる。

やはりここでも「ラーメン(バンメン)」を頼んでみるが、
ここにはないそう。
「涼粉(やはり、ウイグル料理と紹介)ならあるよ」
オバちゃんが言うので、「では、それを!」と注文。

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ついでに、またも羊肉串を4本頼む。

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涼粉に、「湯面」と羊肉串4本で・・・なんと9元。
こちらは北京より、安かったと思う。

お兄ちゃんもオバちゃんもニコニコで見送ってくれた。
ちなみに夜道を歩いても、怖くはなかった。

それにしても・・・「葡萄」⇒「葡萄酒」⇒「ワイン」の郷
なのだから、ワインバーや飲み屋があってもいいのに、
さっきの屋台も道端にあった飲食店も、
ワインをはじめお酒類を置いていない。

この辺もイスラムの街であることを自覚させられる。

では、毎年大量に作られるワインはどこに売られるのだろう・・

あ、あった!!

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スーパーで売っていたのか。

「98年」と書かれた「吐魯蕃(トルファン)ワイン」を購入。
53元。安いものは味が保障できないので、ちょっと奮発。

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ホテルで飲んでみると・・・大正解♪

葡萄の風味がしっかりとついていて、
飲みながら満足感を得られるワインでした。

トルファンワイン、最高!!

北京に売っていたら、また試してみたいですが、
残念ながら、まだ見かけたことはないですね。

こうして迎えた長い一日目の夜は、待望の葡萄と
ご対面♪という幸せの中で更けてゆくのであった。

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新疆ウイグル自治区をゆくっ・・・2010年春 1:ウルムチ市内移動

4月1日。

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中国国際航空CA1293便は、予定より20分早まる「調整」で、
7時45分にフライト。飛び立ったのはちょうど8時ごろだったから
本来の時間どおりだった、と思ってもいいかも。

西へ向けて一直線に飛んでいく機体は、
野を越え山越え砂漠を越え、天山山脈も越えていく。
その距離、2400キロ。飛行時間4時間は、日中間よりも遠い。

たっぷりと窓の外の風景を堪能し終えると、
今度は黄砂で曇った空に覆われた町が見えてきた・・・

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12時前、機体は無事に滑走路へ滑り込んだ。

ここが、私にとって中国34省自治区直轄市行政区中(長い)
32番目の踏破となる、新疆ウイグル自治区の首府、

ウルムチ空港である。 ついに、来た・・・遠い大地。

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看板には中国語とウイグル語が併記。

それだけでも、北京のそれとは違う中国が感じられる。

空港から、小型の空港バスに乗って終点の火車駅へ。

発車を待っていると・・・な、なんと!!
喫煙者の皆さんは、乗車前に外で一服してから乗ってきた!!

それだけでも、先月車内でレストランでタバコをモクモク
上げられ散々な思いをした湖南省
と違う空気を感じた。

おいしい。

空港から市内を走り、あちこちでお客を下ろしながら、
バスは終点の火車駅へ。

Img_4987 Img_4999

ここもウイグル語と、ウイグル族のイスラム教を示す、
白い帽子をかぶった男性やスカーフを巻いた女性が行きかう。

・・・が、入口には銃を持った警察の姿が。

やはり、あの事件の影響は、この街に残されているのだな。

ここで、北京駅で挑戦し、虚しくも散った火車チケット購入戦
の、リベンジを開始! 

「4月4日夜出発、ウルムチ→嘉峪関」の寝台切符を求めに
切符売り場へいざ出陣!!

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行列の後ろに並んで、順番を待つ間、上の電光掲示板で
残席があるかどうかを確認する。1日~11日までの表示が
じれったいほど繰り返される中、4日の表示を待っていると・・

ほぼ、残席。ただし、総数も少なし。
軟臥(一番高級なベット席)は1両分(24席)しかないようだが
大体が、20席ほど残っている。

北京駅で言われた「没有」は、やはり「発行できない」の
意味だったのだろうか・・・買えるって聞いたのに・・・。

という訳で、無事4月4日夜7時10分発の切符を購入。

これは今日使うわけではないので、大事にカバンの
内ポケットに収め本日の目的地・トルファンを目指して移動。

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ウルムチ市南にある「南郊バスターミナル」
2時。お昼を食べて3時ごろ出発のバスに乗ろうと、事前
購入しようとしたら「出発寸前に来てください」と言われた。

「ウルムチ市南部は、ウイグル族が多くて危険な地域」

と、言われていた。確かに、バスターミナルの前は
ウイグル料理の屋台やレストランがずらり並んでいたが、
皆さんカメラを構えるとにっこり笑顔でカメラ目線をくれたし、
危険な感じはまったく感じられなかった。

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ウイグル料理の代表作「拌面(バンメン)」を求めレストランへ。
店員さんにメニューを求めると、メニューはないと言われ、
店員さんの口から、「◎◎、△△、××」とメニュー名が・・・

聞き取れないんですけど・・・

と、持っていた『地球の歩き方』でバンメンの写真を指差して
「これ、これ!」と言うが店員さんは、「没有」と下がっていった。

いや、あるって!
看板にも「拌面(バンメン)」って書いてあったって!!

ウロウロオロオロオドオドしていると、隣のテーブルにいた
ウイグルのおっちゃん達が、笑顔で「よお、何人だい?」
と、声をかけてきた。

「日本人です。あ、このメニュー、なんて言うんですか?」
チャンス!おっちゃんたちは笑いながら、教えてくれた。
「おお!ラーミエン(拉面)だよ!はっはっは!」

あ・・・ラーメンなんですか?店員さんを呼んでそう告げると、
あっさり通じて、即座にラーメン(バンメン)が運ばれてきた。

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ついでに、表でおいしそうに炙られていた羊肉串も4本注文。

届けられてほっとする私たちに、
またも隣のおっちゃんたちは笑顔を振りまいてくれた。

楽しい!

おあいそは28元。北京よりもちょい高めの値段に、
「あらら?」と思ったけれど、旅行気分で消費したとしよう。

無事、食事を終えて、バスのチケットを購入。
200キロ、2時間半で40元。これはちょい安し。

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さっそくバスに乗り込むと、20分に1本で出ている割には
結構、席が埋まっていた。トルファンは人の行き来が多いのか。

という訳で、2時50分。バスは無事にウルムチを滑りだした。

実はこのウルムチ⇔トルファン間の道路には、
私が楽しみにしている、ある「風景」が広がっているのである

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暴動事件後の新疆ウイグル自治区へ行く!!その心境は・・・

所用で「新疆ウイグル自治区」へ行くことになった。

「新疆ウイグル自治区」といえば、
09年7月に発生した暴動事件の影響が心配されている地域。

「行く」と言ったはいいが、
そんなに気軽に言ってしまって、良かったのだろうか。

だが、ここは私がまだ行ったことのない中国の省(自治区)。
更には、ひょっとすると仕事で6月には新疆へ行く可能性もある。

事前に、この時期に様子を見にいってくる価値はあるだろう。

結局「行く」ことに決めた。自分で「行く」と決断したのだから、
自分で身を守り、安全に帰ってくるよう体制を作らねばならない。

今回の旅は周到に周到を重ねた。
まず、当時の暴動事件に関するニュースを丹念に調べ、
知人情報などを頼りにした、予定ルートについての情報は以下。

・ウルムチは、暴動が一番報じられた場所。特に危ないのは南。
・カシュガルも、ウイグル族の多い地域。
・トルファンは、暴動直後に旅行した日本人の友人から
 「全然大丈夫だったよ。田舎だから」と言われた。

そこでウルムチは経由程度で即効トルファンに向かう、
カシュガルは、無理に遠出せず日が沈んでいる時は出ない、
日程は、4月1日~4日の4日間で、
その後は、甘粛省(敦煌・嘉峪関)退散移動することにする。

これでいいだろう。

ツアーは組まず、フライト・ホテルの手配は自分で。
現地情報も中国にいると口コミでさえ手に入るので、
ひとまずの予防線を張っておこう、と情報収集を徹底。

そこで集まった新疆ウイグル自治区情報は、以下。

1.インターネットは使えない。
2.ただし、3月になったころから、携帯のSMSは1人1日20通までOKに。
3.国内電話はOK、国際電話はNG。
4.ウルムチ駅に電話をかけたら、なんとも無い様子だった。
5.街中は、厳戒態勢が敷かれているが、かえって安全という見方あり。
6.観光地は、客数が少ないのでかえって良いという見方あり。
7.「日本人」はOK、漢民族に見られなければ良いといわれている。

これを踏まえて、以下のような手配をした。

1.ホテルは街中のちょっと高級系ホテルを選んだ。
2.いざという時に連絡の取れるウルムチ在住ウイグル人政府の人を
  友人から紹介してもらった(ありがとうございます!)
3.国内保険に入る。(海外旅行保険が切れていた・・・汗)。
4.ウルムチ⇒嘉峪関のチケットは、
  ウルムチ駅へ行かなくてすむよう北京駅で買えるか挑戦。
5.あまり観光に動き回らず、あたりが暗い時はホテル待機とする。
6.できるだけ、日本語を使って日本人であることをアピールする。
  (反日デモ時代の北京ではありえない・・・)

さあ、これで準備万端!!

と、言っているそばで、予約した飛行機チケットの「調整」が相次ぐ!

飛行機のチケットは普段、「e-long」という
航空券・ホテル予約サイト
を利用しているが、ネットは変化が早い。

7日戻りの敦煌⇒北京は、
予約を考えた翌日に昼の便の表記が消え、
夜の蘭州経由便
で帰ることになった。

1日の北京⇒ウルムチは、数日前に急遽時間調整。
携帯のショートメッセージに「ごめんなさい、調整が入りました」の文字。
たいていこの「調整」は「キャンセル」を意味するので、
慌ててe-longに電話をして確認すると、
「8時05分発だったものが7時45分に"調整"になりました」

なんだ・・・本当の調整か、ほっ。

と、言っているそばから
4日のカシュガル⇒ウルムチ便も"調整"が!?
こちらも、出発時間が10分早まっただけだった。ひやひや。

中国語は本当に大雑把。
「調整」が、「キャンセル」なのか「本当の調整」なのか、
判断に苦しむので、電話確認が必要になる。

語学力が鍛えられるからいいけど・・・

さて、次は火車のチケットだが・・・

ウルムチ駅に電話で聞いたところ、
なんと、今は北京駅でも購入できるそうだ!!

さっそく北京駅へ行ってみると・・・あったあった。

「ウルムチ、上海、西安、・・・」などなどから
出発する切符を受けてくれるカウンターを発見。

予め記載していた車次(列車番号)と日程を告げると、
カウンターのお兄さんは丹念に調べてくれたが、「没有」。
 ありゃ? 「ここじゃだめですか?」と聞くと、

「ファー没有」  ふぁー・・・?

中国語は本当に大雑把。
「没有」が、「売り切れ」なのか「ここで扱っていない」なのか、
はたまた「まだ発行できる期間じゃない」なのか、
判断に苦しむので、結局ウルムチ駅でトライすることになった。

危険かどうか以前の問題でスッタモンダ。
これだけ振り回されたら、すっかり一般的な中国旅気分である。

さて、ここまで周到に準備をし、心構えもできた。
出来ないものは、諦めた。
いよいよ後は荷造りをするだけだ・・・

・・・

今まで旅した中国の中で、一番周到に準備をした。
それでも、行ってみないと、見えないものや聞こえないものが
多い場所でもあると思っている。それを見てきたい。

情報収集と、準備、そして安全への配慮。
これでもし、自分の身に何かが起きたら、それこそ
「運が悪かった」と自分に言える、そのくらい周到になった。

これで準備は整った。
という訳で、いざ出陣!!

あ、お金を下ろしていなかった(汗)


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また旅に出る・・・私が中国旅を続ける理由

Kokkyou1
氷の河の向こうには・・北朝鮮(2006年1月)


「なぜ海外に出ないといけないんですか?」

たくさんの旅行本を出版している旅行ライターへの、
学生による質問に、大人たちは言葉を詰まらせた。

それを聞いた私の本音としては、
「なんでそんな質問が出てくるのだろう?」と、
いわゆる「鳩が豆鉄砲をくらった」ような感覚を覚えたのである。

かつての登山家・ジョージマロリーの名言と言われる言葉、

「なぜあなたはエベレストに挑戦するのですか?」

という質問に対するたった一言の回答。

「そこに山があるからだ」

は、今でも忘れられない。

この言葉に、迫り来る大山脈に恐れをなしつつも勇気を奮い
立ち向かう自分の姿を重ねて、山へ行こうと発起したものだ。

今の時代、

「なぜ海外に出ないといけないんですか?」

という質問に対して、

「そこに異国の人々や文化があるからだ」

と言っても、若者の心を駆り立てることはできないのだろうか。

逆に私は、

「なぜ、海外に目を向けたらいけないんですか?」
「なぜ、海外に出ないんですか?」

という質問をぶつけてみたくもなるが、それも若者に響くだろうか。

いや、年末年始に行った海南島で同行させてもらった
日本人少女の言葉が、すごく的を射ていた。

彼女は、海南島のお婆ちゃん「アポ」を
2006年頃から定期的に尋ねるようになったのだけど、

「海南島へ来るようになってから、私、強くなった」

と言った。

強くなった、という表現には色んな要素があるけれど、
私はこういうことではないかと思う。

・・・

法務省のデータを聞くと、20~29歳の海外出国率は右肩下がり
1998年には全体の26.2%を占めていたのが、
2008年には16.4%にまで下がっているそうで、
特に男性に限った統計では、2008年で11.2%まで激減している。
(法務省「白書・統計/出入国管理」出典)

これを教えてくれた旅行ライターさんは、
「今の若者達は"ルーティーン主義"に陥っている」と分析した。
要するに、今ここにある生活を脱することに恐れている、と。

たった1日、ネットができないだけでも、携帯電話でメールが
打てなくても、不安に駆られる若者達に、そんな日常を瓦解する
「海外旅行」という選択をすることは、恐ろしいことなのだろう。

つまり、日常生活から脱すること、今ある現状から外れること、
毎日、何度も同じスタイルを繰り返すことから、未知の世界や
新しいものに挑戦すること、自分の概念にないものに触れ合うこと
そこにある戸惑いや不安、恐怖・・・

こうしたことに立ち向かうことに、恐れをなしているのかもしれない。

海南島を訪れる彼女は、年に5回も6回も、
毎日の生活から逸脱し、海南島名物のビーチを堪能するでもなく
椰子の木の山林を廻り、急斜面をバイクの後部座席に乗って移動し
いつくるかわからない幌馬車を待ち、夜になると農家に泊まる。

日本にいれば、あったかいお風呂に布団があるのに・・だ。

それ以上に、異国で生きる人たちとの触れあい、
違う価値観やスタイルを発見することが何よりも変え難い
大切な経験であり、日本という国に生まれ育ったからこそ
行なうべきという信念なのかもしれない。

そんな信念を踏み台にして、彼女は「強くなった」のだろう。

・・・

「可愛い子には旅をさせろ」

とはよく言った諺である。

日本にいれば、これ以上豊かな暮らしは無い。
しかし、その型から抜けない人が得る「もの」の量はどうか、
人間としての「幅」は、どのくらい広がるだろうか。

旅をすることで色んな価値観を見、経験して、
自分の中に蓄積していくことで、人生に膨らみが出てくるのではないか。

私の場合、仕事で遠くへ行く上に、周囲に旅好きが多いせいか、
お誘いや付き合いを受ける動機でも、頻繁に旅に出る。

そこで経験したスッタモンダの内容や量は、日本にいたら
ありえない話ばかりであるが、おかげでこの4年間で訪れた、
中国の31省直轄市自治区行政区には、
いろいろと勉強させられ、自分を一回り以上大きくさせた。

そして、私は今日から「32」番目の旅に出る

そこは今まで旅した中国の中で、一番周到に準備をした。
それでも、行ってみないと、見えないものや聞こえないものが
多い場所でもあると思っている。それを見てきたい。

情報収集と、準備、そして安全への配慮。
これでもし、自分の身に何かが起きたら、それこそ
「運が悪かった」と自分に言える、そのくらい周到になった。

それでは、
無事北京に帰ってきたら、4月8日にブログを更新します。

自分への・・・一路平安!!

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