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暴動事件後の新疆ウイグル自治区へ行く!!その心境は・・・

所用で「新疆ウイグル自治区」へ行くことになった。

「新疆ウイグル自治区」といえば、
09年7月に発生した暴動事件の影響が心配されている地域。

「行く」と言ったはいいが、
そんなに気軽に言ってしまって、良かったのだろうか。

だが、ここは私がまだ行ったことのない中国の省(自治区)。
更には、ひょっとすると仕事で6月には新疆へ行く可能性もある。

事前に、この時期に様子を見にいってくる価値はあるだろう。

結局「行く」ことに決めた。自分で「行く」と決断したのだから、
自分で身を守り、安全に帰ってくるよう体制を作らねばならない。

今回の旅は周到に周到を重ねた。
まず、当時の暴動事件に関するニュースを丹念に調べ、
知人情報などを頼りにした、予定ルートについての情報は以下。

・ウルムチは、暴動が一番報じられた場所。特に危ないのは南。
・カシュガルも、ウイグル族の多い地域。
・トルファンは、暴動直後に旅行した日本人の友人から
 「全然大丈夫だったよ。田舎だから」と言われた。

そこでウルムチは経由程度で即効トルファンに向かう、
カシュガルは、無理に遠出せず日が沈んでいる時は出ない、
日程は、4月1日~4日の4日間で、
その後は、甘粛省(敦煌・嘉峪関)退散移動することにする。

これでいいだろう。

ツアーは組まず、フライト・ホテルの手配は自分で。
現地情報も中国にいると口コミでさえ手に入るので、
ひとまずの予防線を張っておこう、と情報収集を徹底。

そこで集まった新疆ウイグル自治区情報は、以下。

1.インターネットは使えない。
2.ただし、3月になったころから、携帯のSMSは1人1日20通までOKに。
3.国内電話はOK、国際電話はNG。
4.ウルムチ駅に電話をかけたら、なんとも無い様子だった。
5.街中は、厳戒態勢が敷かれているが、かえって安全という見方あり。
6.観光地は、客数が少ないのでかえって良いという見方あり。
7.「日本人」はOK、漢民族に見られなければ良いといわれている。

これを踏まえて、以下のような手配をした。

1.ホテルは街中のちょっと高級系ホテルを選んだ。
2.いざという時に連絡の取れるウルムチ在住ウイグル人政府の人を
  友人から紹介してもらった(ありがとうございます!)
3.国内保険に入る。(海外旅行保険が切れていた・・・汗)。
4.ウルムチ⇒嘉峪関のチケットは、
  ウルムチ駅へ行かなくてすむよう北京駅で買えるか挑戦。
5.あまり観光に動き回らず、あたりが暗い時はホテル待機とする。
6.できるだけ、日本語を使って日本人であることをアピールする。
  (反日デモ時代の北京ではありえない・・・)

さあ、これで準備万端!!

と、言っているそばで、予約した飛行機チケットの「調整」が相次ぐ!

飛行機のチケットは普段、「e-long」という
航空券・ホテル予約サイト
を利用しているが、ネットは変化が早い。

7日戻りの敦煌⇒北京は、
予約を考えた翌日に昼の便の表記が消え、
夜の蘭州経由便
で帰ることになった。

1日の北京⇒ウルムチは、数日前に急遽時間調整。
携帯のショートメッセージに「ごめんなさい、調整が入りました」の文字。
たいていこの「調整」は「キャンセル」を意味するので、
慌ててe-longに電話をして確認すると、
「8時05分発だったものが7時45分に"調整"になりました」

なんだ・・・本当の調整か、ほっ。

と、言っているそばから
4日のカシュガル⇒ウルムチ便も"調整"が!?
こちらも、出発時間が10分早まっただけだった。ひやひや。

中国語は本当に大雑把。
「調整」が、「キャンセル」なのか「本当の調整」なのか、
判断に苦しむので、電話確認が必要になる。

語学力が鍛えられるからいいけど・・・

さて、次は火車のチケットだが・・・

ウルムチ駅に電話で聞いたところ、
なんと、今は北京駅でも購入できるそうだ!!

さっそく北京駅へ行ってみると・・・あったあった。

「ウルムチ、上海、西安、・・・」などなどから
出発する切符を受けてくれるカウンターを発見。

予め記載していた車次(列車番号)と日程を告げると、
カウンターのお兄さんは丹念に調べてくれたが、「没有」。
 ありゃ? 「ここじゃだめですか?」と聞くと、

「ファー没有」  ふぁー・・・?

中国語は本当に大雑把。
「没有」が、「売り切れ」なのか「ここで扱っていない」なのか、
はたまた「まだ発行できる期間じゃない」なのか、
判断に苦しむので、結局ウルムチ駅でトライすることになった。

危険かどうか以前の問題でスッタモンダ。
これだけ振り回されたら、すっかり一般的な中国旅気分である。

さて、ここまで周到に準備をし、心構えもできた。
出来ないものは、諦めた。
いよいよ後は荷造りをするだけだ・・・

・・・

今まで旅した中国の中で、一番周到に準備をした。
それでも、行ってみないと、見えないものや聞こえないものが
多い場所でもあると思っている。それを見てきたい。

情報収集と、準備、そして安全への配慮。
これでもし、自分の身に何かが起きたら、それこそ
「運が悪かった」と自分に言える、そのくらい周到になった。

これで準備は整った。
という訳で、いざ出陣!!

あ、お金を下ろしていなかった(汗)


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