« 中秋節快楽!~日本の満月と北京で買った"ウサギさん"月餅 | Main | 震災後の東北観光-世界遺産登録:岩手・平泉(2) »

震災後の東北観光-世界遺産登録:岩手・平泉(1)

Img_72191

秋、東北から-

東日本大震災以来、特段被害を受けた訳でもないのに
大きなダメージを受けている分野が、「観光」。
特に東北は観光業で経済を成り立たせている観光地も多く、
今回の震災による観光客激減は大きな痛手となった。

特に、同じ県内に、実際の被害を受けた被災地もある
岩手・宮城・福島の東北3県の観光地は、復興に必要な
経済力としても頼りにせざるを得ないかもしれないのに…である。

なんとか、観光地にお客さんを戻したい―

そんな6月26日、岩手県平泉がユネスコから「世界文化遺産」としての
登録が認められ、日本で16か所目、文化遺産では12か所目という
世界文化遺産となったという、なんともめでたいニュースが飛び込んだ。

まずは嬉しい!そして
「これで、岩手にも観光客がたくさん来て、経済も盛り上がるかな」
という期待が寄せられるだろう…が、私はこれにあまり期待していなかった。
控えめな日本人、すぐに観光という気分になれないだろう。
観光地も、そんじゃそこらじゃ回復しないという見方をした。

ましてや、日本国内での「世界遺産」への位置づけは、
観光客の増加と、すぐさま直結するような考え方をしてこなった気がする。

ここ近年でボコボコ「世界遺産」を量産してきた中国は、
登録された途端、観光整備を行い、人口の多さからも
大量の人間が押し寄せる「完っ璧なる観光地」と化してしまうのだが、
日本は世界遺産になったからといっても、捉え方が違う…という印象。

特に、交通手段の不便な場所なども、すぐに観光客を増やすでもなく、
自然遺産なら「自然保護」文化遺産なら「文化保護」を目的とし、
逆に観光客を制限する場所もあったりする。
日本は、「貴重な遺産を大切に伝承していく」というユネスコの思想に
非常に忠実かつ、それこそ日本の美徳のように唄う気がするのだ。

だから、世界遺産登録されたからといっても、すぐに経済が盛り上がったり
町全体で「世界遺産でーす!」と大げさな看板など立てていることはないだろう。

平泉も、その優美な建築物や歴史を大切にすることも目的にありそうなので、
現地に行っても、そんな大々的に宣伝している訳ではないのではないか…
まずは、そんな中でもめでたい話。現地へ行ってみよう。

私はその場所に臨んだ…

Img_71631

思い切り、「世界遺産でーす!」と言っていた…

どうやら、駅舎を改修しているらしく、10月末にはこの看板は外すそうです。

(続く)

|

« 中秋節快楽!~日本の満月と北京で買った"ウサギさん"月餅 | Main | 震災後の東北観光-世界遺産登録:岩手・平泉(2) »

日本国内旅行」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/91857/52798842

Listed below are links to weblogs that reference 震災後の東北観光-世界遺産登録:岩手・平泉(1):

« 中秋節快楽!~日本の満月と北京で買った"ウサギさん"月餅 | Main | 震災後の東北観光-世界遺産登録:岩手・平泉(2) »