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中国のお正月で新年会in南三陸町

お正月休みあけの4日。

日中の市民ビデオサークル「東京視点」の仲間と共に、
被災地へボランティアへ行ってきました。

目指すは、宮城県・南三陸町

この「ホテル観洋」というホテルの一室を借りて、
地元の被災した家庭の子供達に勉強を教える
「TERACO(テラコ)」を訪問し、そこの子供たちと
「中国のお正月」を楽しんでもらおうという企画です。

メンバー8人、朝6時に東京都内で待ち合わせ、
ハイエースに色んな「中国のお正月」グッズを積んで、出発!

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ぼんやりしているのは、スカイツリー・・・です。
ご来光を拝みながら、東北道を一直線に北へ、北へ。

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福島県と宮城県の間の吹雪にもめげず、北へ、北へ。

こうして6時間ちょっと…目的地の「ホテル観洋」は晴れてました。

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ホテルから、奇麗な海が見えます。
この海が、皆さんの生活を奪ったことなど考えられないくらいに…。

ホテルの一室にある「TERACO」。
受験を前に控えた受験生から、今後が楽しみな?小学1年生まで
たくさんの子供達がここで勉強をしています。

この子供たちとテーブルを囲んで、
「中国のお正月を過ごそう」イベントのスタート!

まずは参加する子達の名前を漢字で書いて、
そこにピンイン(中国の発音)を、ローマ字とカタカナで表記。
自己紹介では、中国読みで自分の名前を言ってもらいました。
(それにしても、私もピンインを書いたのですが、結構間違っていて
ネイティブのメンバーに書き直してもらいました・・・いかんいかん)

そして持参した「中国のお正月グッズ」ですが、
中国のお正月といえば…花火に爆竹! いや、だめだめだめ。
餃子! も、ホテルの部屋なので、匂いがこもるからNGとのこと。
など、中国では当たり前にできたことができない日本を痛感です。

が、こういうアイテムがありました!
今回、ハイエースに積んで持って来たものは…これだ(1.2.3)!

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「湯圓(Tang Yuan)」という餡入りのお団子。
地方によって違いますが、北京に住んでいた私は
満月になる15日目の「元宵」にこのお団子を食べていました。

Zhongguojie1

そして「中国結(Zhong guo jie)」(写真はイメージ)
一本の縄でここまでの飾りを作るお守り…いやもう芸術作品です。

更に私が持ってきたのは、北京時代に撮影した映像。
毎年北京で春節の大晦日を過ごす時にはカメラを回していました、
本場中国のお正月です!
このすさまじさ、映像だけでは子供達も
あっけに取られて理解できていなかった様子…でした。

この映像を上映しました。
http://www.daijob.com/images/uploads/videos/beijingtown080218.wmv

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そして、漢字クイズ!「熊猫」これなーんだ?
なかなか「パンダ」という回答に辿りつかないのがまた楽しい。
そうだよね、日本人にはわからないのが当たり前ですね。
景品は、パンダのぬいぐるみでした。

ちなみに、私が手にしている「越南(Yue nan)」は、
中国と国境を接する「ある国の名前」です。さて何でしょ~うか?

こういうクイズは、結構くらいついてくれました。
中国語を目に耳にすることって、珍しいですから、ね・・・。

最後に、受験生の子たちがいることから、
絵馬に願い事を書いて、預かってきました。

それを代表のKさんが後日、東京は太宰府天満宮の兄弟神社にあたる
「亀戸天神」に持参し、宮司さんにお願いして祈祷してもらいました。

Img_7968_resize Img_7951_resize

(追記)すると後日・・・
その中で、大学受験を控えてい子から連絡があって、
なんと!大学に合格したとのこと!今、被災した家庭の人たちは
金銭的にも苦しい状況にあり、浪人などできないプレッシャーも
大きかったと思います。おめでとう!本当に良かったです。

・・・

イベントが終わった後、ある子供のお母さんが迎えに来た折に、
「うちの仮設住宅に来てください」とのお誘いをいただいたので、
皆でハイエースに乗って、お邪魔させていただきました。

ホテル観洋から車で10分、高台に上ったところに、
その仮設住宅の並びがありました。海からは結構遠い印象です。

中は、部屋2つと一連の家の機能がついていました。
壁が厚くて外気の寒さは入ってきませんが、実は当初、
壁も窓も寒冷地仕様になっていなかったために改修工事も施したとか。
現地の建設業者なら、寒冷地仕様を知っているはずなのに・・・
段取りをした会社が東京など遠方の業者さんだったということです。

おいおいおい・・・。

震災が起きてから9カ月以上…
財産や貴重な品々、そして大事な人を亡くしただけでなく、
その後もこうした避難や仮設住宅、更に放射能・・・など、
色々な方面で翻弄されてきた子供たち。その心境を思うと
本当に「神様」は何をしているのだろう?と思ってしまいます。

中国結のお守りや、今日のイベントが、彼ら彼女らの力になって
くれると嬉しい限りです。

・・・

翌日。

実際に被災した場所を訪問しました。

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全員、その惨状はおろか、未だにそこに放置されていることに
言葉を失いました。敢えて残しておこうというのでしょうが
その計画すら、見えず。ただただそこに祈りをささげるしかできませんでした。

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震災。

…って、私にとってどういう存在なのだろう。

ここ最近、中国四川省大地震、ニュージーランド大地震、と、
立て続けに多くの死者を出す「大地震」なるものが私をかすめ、
ついにこの日本で、予測するに難かった「津波」「原発」が
新しい地震のカテゴリーに入ってきて。

一日も早い復興を…とは、未だに放置された現場を見ながら、
では、簡単に言うことはできないでしょう。

この現状を、できるだけ冷静に、でも他人事でないこととして
受け止めていく心のバランスが求められ、結構東京の私達も
心に見えない負担を感じた1年だったと思います。

日本中の皆さんが、一日も早く震災前の心境に戻って行けるよう、
祈ります。


≪おまけ≫

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写真は、震災後発足した南三陸町のFMみなさん(80.7Mhz)スタジオ。
今年3月31日までの期間限定プロジェクトだそうですが、延長しないかな・・・。
スタジオといっても、体育センターの廊下を改造した簡素なものですが、
ここから流れる情報や音楽に、避難所や町の皆さんは心を温められたと思います。

お疲れさまです。

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Comments

はじめまして。

3月11日に日本人有志で北京において震災一周年追悼イベントを開催します。
写真展のコーナーに南三陸町の写真を使わせて頂けないでしょうか?
被災地の今の姿がわかる写真が、海外では手に入りにくいのです。

無理ということでしたら、理解いたしますので、お気になさらないで下さい。

ご検討頂き、メールにてご一報頂けますと有り難いです。
ココログは北京から開かないかもしれないので、コメント欄にご回答頂いても、こちらから確認できないので。

宜しくお願いします。

Posted by: いくた | February 17, 2012 at 02:33 AM

いくたさま

返信が遅れてごめんなさい。
メールアドレスの記載がないので、返答できません。
もし、このブログを再び見ることができましたら、
メールアドレスを教えてください。

Posted by: emmy | February 20, 2012 at 10:41 PM

Emmy様
はじめまして。昨年12月より広州に単身赴任し3月から北京で暮らします。北京の情報を探していてEmmyさんのブログをみつけました。私は震災時、仙台におり、今も仙台に家族がおります。Emmyさんやお仲間が被災地へボランティアへ・・・ありがとうございます。仕事とはいえ復興いまだ見えない故郷を離れ自分は何もできないと思っていましたが、Emmyさん達のような方々に支えられてると思うとうれしく、コメントさせて頂きました。
いくた様
3月11日は、北京には行けませんが、イベントの成功を祈ってます。

Posted by: kazi7 | February 24, 2012 at 01:27 AM

ご回答有り難うございました。

お返事がすぐにできず、申し訳ありませんでした。
お陰さまで、3月11日の追悼イベントには多くのご来場を賜り、地震発生時間に合わせて会場全員で黙祷も捧げました。

微力ですが、今後も継続した支援をイベントやその他の活動で北京より発信して行く予定です。今後、また別の機会でご協力を頂けると有り難いです。

被災地訪問や日本での支援活動の情報も楽しみにしています。

ブログにて私達の活動報告をさせて頂いてます。
http://momchina.jugem.jp/

kazi7さま、温かな応援の言葉、有り難うございます。
北京の日系情報誌に告知等させて頂いてますので,今後のイベントなどにも是非お越し下さい。
北京にも被災地に心を寄せる在留邦人、中国人、他の外国人が多くいらっしゃいます。少しでも、被災地の方々のお役に立てれば幸いです。

Posted by: いくた | March 30, 2012 at 04:30 PM

先日より、以前のブログに不都合が発生してしまい、新しいURLに引っ越ししました。

よければ、震災支援活動の様子や、北京での育児情報をこちらよりご覧下さい。

Action Mom Chinaスタッフブログ
http://a-momchina.jugem.jp/

次回の震災支援イベント

子供と赤ちゃんの服、育児用品、おもちゃ、絵本のフリマを開催。

日時:2012年4月24日(火)11:00ー14:00
場所:ファミリア朝外SOHO(北京市内の室内キッズ施設)
収益は震災支援団体への義捐金とさせて頂きます。

Posted by: いくた | April 12, 2012 at 05:00 PM

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