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日本シリーズの観戦方法(2012年巨人‐日本ハム:一般観戦編)

母校が伝統校ということもあり、高校野球を毎年注目している私。
プロ野球に関しても、物心ついた時から毎年注目しております。

そんな幼少時、北海道札幌市出身の親から聞かされていたのは…。
「北海道でプロ野球というと、年に一度の円山球場での巨人戦だった」

そんな訳で我が家は家族そろって巨人ファン。
特に、埼玉に住んでいた幼少の頃は毎年後楽園球場へ巨人戦観戦、
シーズンオフには巨人ファン感謝デーに行くことが我が家の風物詩でした。

一方、時が流れて2004年。故郷北海道に、期待のプロ野球チームがやってきます。
それが、巨人と共に東京ドームを本拠地としていた日本ハム
札幌ドームに本拠地を移し、当初はメジャー帰りの新庄選手も入ったことで、
野球好きの道民を大いに沸かせてくれました。

そしてシーズン9年目の今、毎年トップ争いに君臨していることや、
有力スター選手の活躍もあって、道産子達に日本ハムはすっかり
「北海道のチーム」として定着してくれたと思います。

私も、遠方ながらパリーグでは日本ハムを応援しています。

前置きはさておき。

そんな今年、嬉しいことに日本シリーズはリーグ優勝チーム同士、つまり
「読売巨人軍」「日本ハム」の対戦になりました。
当然私としては、このカードを一番待ち望んでいました。

セリーグのクライマックスシリーズで巨人が勝ち、進出を決めた瞬間から、
「よし、今年は一度でもいいから観よう!」という思いを強めていました。

3年前も同じカードで日本シリーズとなったのですが、当時私は北京在住。
偶然、CSの時に帰国していたものの、思えばこういう苦い経験をしていました・・・。
あの年の巨人は強すぎました。
【日本にて2】プロ野球"クライマックスシリーズ"観戦!!(2009年10月25日)

という訳で、今度は日本シリーズの観戦にチャレンジ。
どうやったら購入できるのか?と考えあぐねることしきり…でしたが、
意外とあっさり取れたので、参考までに記録に残しておきます。

ここから先に記す日付は、2012年の例です。
ちなみに日本シリーズの日程は、10月27日(土)~11月4日(日)でした。

「日本シリーズ・チケット購入までの道」

①チケット購入はおなじみのサイト「e+(イープラス)」か、「ぴあ」
その他、コンビニのローソン・ファミリーマート・サークルKサンクスでも、
店内の端末で購入することができました。世の中便利になりました。
昔は、現地やチケットショップまで足を運ばないと購入できなかったのに。

②上記サイト&コンビニでの申し込みは、すべて平等に日程が決まっています。
先行予約が、17日~19日とCS決定前。一般購入はサイトが25日、コンビニが26日。
日本シリーズの開幕が27日だから、かなり寸前の購入になります。

パリーグは多少早かったものの、セリーグは最終戦までもつれたため、
かなりの人が一般予約にかけたのではないかと思います。
するとまず、購入は25日からの一般販売にかけることになりますが…

自分自身の予定から、27日の1戦目しか時間が取れないと判断。
寸前のことなので、本当に取れるかわかりませんが、チャレンジです。

③以下は、私がチケット購入に至るまでをハイライトで。
25日10時:ネットでの予約開始。殺到しているせいか、当分繋がらず…
25日午後~夕方:やっとサイトが開けるようになると、立ち見席以外売り切れの「×」
立ち見でもいいけど、できれば席でゆっくり観たい。この日は断念。

気を取り直して、26日のコンビニ予約で売れ残りがないか、再チャレンジ。

26日10時:コンビニの端末前にスタンバイ。端末を開くと…
「え?結構あるじゃん!」というほど、空席がちらほら。
ネット裏周辺のS席・外野指定周辺以外は空席ありの「○」か残席わずかの「△」
思わず、「せっかくの記念だし・・・」と、1階内野指定席(A席)を購入。
7000円は通常より高かったですが、ゆっくり観戦できる上に盛り上がれそうです。

コンビニの端末で予約をして、そのままレジでチケットを受け取りました。

26日午後:念のため、売れ残りのチケットがないかサイトで確認すると、
時間をおいて再び開くと、「×」だった所が「△」になったり変動が激しいです。
で、外野指定周辺の「B指定席」にも空席が!こっちの方が安い。
しかし、数十分後に再度開くと、再び全席「×」になっていて、諦めがつきました(はい)。

以下、想定ですが・・・

結構変動が激しいのは、複数の場所で一斉に販売をしているため、
それぞれのシステムで、購入予約押さえ→発券、までの間に
時折タイムラグが生じて入り乱れてしまうのかと思います。
それが、一定の時間で調整されるのでは、と思うのですが、
逆に言うと、短時間で調整できるシステムも素晴らしいものかもしれません。

結論としては、発売開始時間に慌てなくても、
外野指定席以外は席を選ばなければ、タイミング次第で比較的容易に
前の日でも予約できることが判明しました。
来年からも参考にできるのではないかと思います。

※ただし、日本シリーズ開始後は7戦目まで完売状態です(10月28日時点)。

・・・

さてさて当日。

10月27日、東京ドーム。20番ゲートから入場。
この日発表で、観客者数は44981人だったようです。
個人的に、ここで試合を観たのは8年ぶりだったので、色々な変化を感じました。
巨人の監督はその頃も原辰徳監督でしたが(2003年)・・。

両方応援するとはいえ、この日私が座ったのがどちらの席かは
以下の文面と写真で、推測してください。といいつつ、すぐにバレるか・・・。

試合準備中。5時45分。

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はーい、ぼく、ジャイアンツのマスコットキャラクター・ジャビット♪
1991年に登場して20年を超えているんだけど、昨年20周年記念に、
ちょっとイケメンにイメージチェンジしてくれたジャビットも登場したり、
時代と共に変化してるんだよ~。東京ドームでは、僕が常に試合進行を
エスコートしているんだよ!8年ぶりの人は知らないかもね♪

それでは試合を見てみましょう♪

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試合前に「君が代」の斉唱。日本の野球はこうであれ!だね。

そして、6時10分、試合開始…4回から、すごいことに。

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ヒット連発!この日先発野手は全員安打!

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満塁!

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3点ホームラン+2点タイムリーを打ったボウカー。
歓声に応えます。

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得点時のタオル回し!

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回す!

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回す!

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うわ~、すごいですね!
この試合、なんと8点も取ってしまいました~♪

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終わってみると、8-1…?
9回に一発ホームラン打たれちゃったみたいです。
だけど、8点も開いていた差はひっくり返らなかったようです。

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巨人・原監督「今夜はわが軍に軍配が上がりましたけど、
まだ始まったばかりなので、明日はまた新しい1戦として
気を引き締めていきたいと思います」

日本ハムも、今夜の1戦ですべてが終わった訳ではないと思っているはず。
このまま4戦目~7戦目、どこまで続くかわかりませんが、
楽しませてもらいたいと思います・・・

・・・

1階内野指定席で試合を観たのは初めてですが、選んで正解でした。
自分のペースでお弁当食べたり写真撮ったりしながらも、
タオル回しやバンザイに近場で参加できるという、絶好の席でした。

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巨人選手のプロデュースしたお弁当。これは小笠原選手(左)。
宮崎の肉巻き団子・北海道のザンギ・沖縄のゴーヤチャンプルー・
北海道ジャガイモのコロッケ…なんだかんだいって、巨人が
北海道に縁のあることを感じさせます(気のせい?小笠原選手)

試合後、勝利の美酒(右)。
セリーグ優勝した時に、プランタン銀座でセールしていた880円のワイン。
でも、奥にはパリーグ優勝セールで買った日本ハムのベーコンにソーセージ。
日本一になった暁にも、お互いセールをするのでしょうね…

東京ドームのサイトに詳細が・・・
http://www.tokyo-dome.co.jp/dome/

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「2012東京・中国映画週間」-『女優』映画&舞台挨拶を見てきました

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(10月20日 『2012東京・中国映画週間』での『女優』舞台挨拶)

敏感に揺れ動く日中国交正常化40周年です。
昨日も、朝まで生テレビで日中関係の行方について色々議論されていました。

そんな秋―各地で様々な交流イベントが中止になる中、
皆さんの努力あって10月は中国映画祭が立て続けに実現しました!

1つは、6日から11月16日まで、40日間も開催される
『中国映画の全貌2012』(会場:新宿K'sシネマ)
http://www.ks-cinema.com/movie/chinesefilm2012/

スケジュール見るだけでも「おおお!」となるほどのラインナップ。
http://www.ks-cinema.com/movie/chinesefilm2012/schedule.html中国・香港の映画を46本もお披露目する大判振る舞いな映画祭です。

中国の現代史を描いた作品が多く、勉強になりそうです。
仕事の調整つけて、平日でも時間に余裕あり次第見に行きたいです。

そして2つ目は、冒頭の写真ですが、20日から25日まで開催される
『2012東京・中国映画週間』(会場:ヒューマントラストシネマ渋谷)
http://cjiff.net/

同じ時期に開催される「東京国際映画祭(TIFF)」
プログラムとして認定されている映画祭で、
こちらは、中国の「恋愛系&現代社会」を集めています。

東京国際映画祭の会場は六本木ヒルズだけど、こちらは渋谷。
初日の20日、最終上映だった『女優』には監督&出演者の舞台挨拶が。
『女優』 http://www.jyoyu-kodansha.com/

映画祭の中で唯一の日中合作映画、監督は日本人の寺西一浩監督。
ストーリーは、日本で女優を目指し上海から来日、
幼い頃別れた日本人の母親を探す、女優の卵が主人公の物語。
映画のタイトルも『女優』、映画の舞台でもある女優の撮る
映画のタイトルも『女優』というユニークな二重構造の作品。

突っ込みどころもいくつかあり…(ここでは割愛しますが)
「芸能界って大変だな~」という印象が先だってしまい、
日中を知りあう、という視点でもあまり感想を語れないのが残念。

でしたが、映画内容全体で言うと、涙をいっぱい流しました。
ヒューマンドラマ、という視点で楽しめる作品だと思います。
また、中国で人気を博した日本映画『君よ憤怒の河を渉れ』(中国名「追捕」)
のヒロイン・中野良子さん
も登場、中国で上映してもヒットしそうですね。

書籍も出ていました。


そんな映画館で偶然、隣に座られた女性の方と映画が始まる前に
お話をする機会があり、そこでまた一つ、考えさせられました…

女性「中国の映画、興味あるんですか?」
Emmy「そうですね、昔、中国に住んでいたので」
女性「あら、どちらに?」
Emmy「北京です」
女性「そうね、お若いですものね」
Emmy「!?(この方も中国に住んでいた方と確信し…)
   どちらに住んでいらしたのですか?」
女性「奉天(今の瀋陽)と、ハルビンに住んでいたんですよ」

いや~、すごく若く見えたので驚きましたが、
年齢を伺うとおそらく70代、幼少時代に中国から引き揚げた
漫画家のちばてつやさんや森田拳次さんと同年代の方でした。
日本へ戻って60年以上の月日が流れ、それでも
中国語を忘れないように、と勉強されているとのこと。脱帽です。

映画の制作に携わった方もそうですが、
日本には、中国と日本を繋ぐ行動をされている方もたくさんいます。
みなさんの努力が集まって、日中関係も良くなることを願うばかりです。

今回、無事映画祭は開催しましたが、いくつかの作品が上映中止、
中国側の監督やゲストも来日できず、中止になるイベントも…
『2012 東京/沖縄・中国映画週間』イベント(一部)内容変更の知らせ

いつか、何の障壁もなく映画祭が開催される時が来ることを願っています。

いずれの中国映画も、過去の、そして今の中国を知る上でも
貴重なコンテンツだと思っています。
こういう時期だからこそ、相手を理解できるような映画鑑賞、
楽しみたいと思います。果たして何本見られるのか…。

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“「プラ子旅する。」応援企画第7弾 プラっとさんぽ”に行ってきました in 秋川渓谷

2012年10月14日。
秋の空気を感じる東京の一日。

東京の郊外にある「秋川渓谷」”お散歩”に行ってきました。

この会の目的は…寄付。

アフリカ・モザンビークで現地の女性・子供の自立支援を行う
「プラ子ちゃん」こと栗山さやかさんを応援支援する「プラッとさんぽ」。

中国時代からのお姉さん的存在?よーこさんの呼びかけで
数年前から始まっていたのですが、北京に住んでいたり仕事などで
都合が合わず、今回が初めての参加でした。

みんなで集まって、楽しく散歩しながら参加費を彼女への寄付に、
という独特なアイディア。参加者も楽しめました。
でもこれは…もはや散歩の域を超えて冒険!?という旅になりました。

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JR武蔵五日市駅からスタート。
しばらく歩くと、こんな高台から街を一望できます。
上り坂が急だったので、この時点で結構ヘロヘロでした。

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それでも更に山を登っていきます…
駅を出て2時間かけて、目的地の鍾乳洞へ到着。
本当の目的はこの先の大滝だったのだけど、時間の都合で断念。

で・・・

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鍾乳洞の中は狭い暗い怖い岩の穴!でも立派な鍾乳洞です。
自分としては、前の日にも富士山五胡の西湖で
同じような鍾乳洞をくぐって来たからイメージできたけど、
ほとんどの人はキラキラひかる「青の洞窟」をイメージしていたらしく、
がっかりだったご様子…。ヘルメット、あって良かったです。

洞くつ探検?が終わると、小型バスに我々30名と
他の観光客がどんどん乗ってきて、ギュウギュウ詰め。

「いや~北京のバスを思い出すな~」と一人懐かしんでいたのですが、
日本でずっと暮らしている皆さんにとってはかなり辛かったと思います。

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最後に、そんな皆の疲れを、駅の近くでとった夕飯が癒してくれました。
寿庵忠左衛門 http://tabelog.com/tokyo/A1330/A133001/13016375/
これがなければ、当日のうちに疲れを取ることはできなかったかも・・・でした。

電車で自宅から2時間かけ、2時間歩き、また2時間かけて帰る
ハードなお散歩だったけど、楽しかったです。
散歩の距離も16キロ!?とくれば、立派なものです?

さらなる詳細は、よーこさんのブログで。爆笑、です。
http://blog.sakanoue.com/archives/51745465.html

また、タイミングが合えば参加したいと思います。
でも人気があって抽選で当たらないと参加できないほどなので、
次回参加できるのは、いつになることやら・・・。

プラ子ちゃん(栗山さやかさん)と、よーこさん(坂之上洋子さん)の著書をご紹介。

  


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”誤解”と”温度差”―歴史めぐる諍いは知識ではない

”誤解”と”温度差”

そうした「知識」以前の問題―心の認識にずれが生じ、
それが常に日中の諍いを生んでいるのかな…と、
思ったことが立て続けにあったので徒然と。

BBC中国語版に掲載された、
ブロガー安田峰俊さんの記事が炎上していると聞き、開いてみた…。
反日デモに関して「90年代以降」の人達に尋ねた記事だが、
本当だ、すごいコメントが並んでいる。

http://www.bbc.co.uk/zhongwen/simp/world/2012/10/121001_japan_china_author.shtml

内容は、微博に並ぶような罵詈雑言と違って、
英語もできる人が多く、きちんとした批判文が多いです。

しかし、そこに驚く言葉も散見されます。たとえば…
「二战后,历任的日本主政者都推行愚民的爱国教育,完全否定对邻国们的侵略」
(第二次大戦後、歴任の日本の政治指導者は愚かな愛国教育を行ってきた。
隣国の侵略については完全に否定してきた)


えええーっ!? 中国の子供達って、そ、そんな!?
「日本人がどういう教育を受けているか」って所まで教わるんですか?

そういえば中国に住んでいた頃、中国の友人に
「日本人は”正しい歴史”を学んでいないですよね」と言われ、
何を基準にして”正しい歴史”って言うのかなーー?と不思議に思ったことが何度か。
それってひょっとして、こう教わっていたからなのでしょうか?

もし、中国の皆さんがこれを大前提にした上で、
今まで歴史問題を語りあっていたとしたら、
それは根本的に話がかみ合わない訳です。
もちろん、侵略の歴史と今の領土に関しては繋げて考えませんので、
その辺はすれ違いがあることを承知の上で言います。

それにしても…逆に中国の愛国教育が中国の子供たちに染み込ませてきた
”誤解”は解けるような時が来ればと願うばかりです。

そして今日、NHKの「日中外交はこうして始まった」の再放送を見ました。

http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0930/

中国人スタッフも交えて作られた番組で、周恩来と田中角栄・大平正芳外相を分析。
極めて客観的に作られていたと思います。

司会は、NHKで中国といえば!の鎌倉アナ。彼女が最後に言った、
「中国の友人はすごく日本文化を好きになってくれている。
でも、歴史のことになると急に態度が豹変して発言も激しくなるところを何度か体験した」

これは、前述のことを含め、私も同じ体験をしたので同感だった。

で、そういう経験をするたびにふと思った。

日本人の場合、この一連で何が足りないかを考えると、それはおそらく、
中国の人たちほど、自らの歴史について”情熱をもって”学んで来なかった
あまり重要科目として扱ってこなかったところではないだろうか。

中国の人にいろいろ”誤解”されていることもあるだろうけど、
誤解を解くこと、ここはこう学んできた、と説き伏せることができない。
互いの認識には相違があって、決着をつけることなんてできないこと…
こうした歴史に対する心の”温度差”があること、自覚しなければと思う。

BBCに書き込んだ人たち、情熱持ちながらも文面はきわめて冷静な印象です。
日本人は冷静すぎるので、逆に、ここまで詳細に主張できるように、
もっとしっかり”自国の歴史”を学んでいく必要はあるかもしれません。
愛国教育ではなく、反中教育でもなく、もっとフラットに、ね。

きっちりと中国の人達に反論できるような情報を蓄えた上で、
日本への情熱を秘めつつも、冷静さを保ちながら、
妥協点を探っていくのが、理想なのかもしれませんが・・・

(今の日本+今の中国)÷2 的な情熱度合い
&バランスの取れた知識と情報。

やっぱり子どものころから身につけていないと、これは難しいのかも。

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