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『在中日本人108人のそれでも私たちが中国に住む理由』~あの反日デモからまもなく1年~

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中国100都市で発生したという、
2012年9月の反日デモ激化から1年…。

私は帰国して2年。この間北京生活自体の変化こそ味わわなかったものの、
日中関係の険悪な雰囲気は、私にとっても案じるところが少なくありません。
一方、在日本・在中国で、お世話になったはずの知日派の中国人でさえ、
この問題では譲らない(ように見えた)発言、在日本の日本人からは激しい
嫌中発言が飛び、「仲良くしてきたはずの中国」との関係悪化には、
「このままでは良くない」と不安を募らせていました。

あれからまもなく1年――。
昨年秋ほどではないけど、中国全土を吹き荒れた嵐は完全に過ぎ去らず、
テレビでは連日日本を非難するニュース、タクシーは乗車拒否、
店員が日本人客を面罵するなど、日本人への嫌悪は時折見られるようです。

日本は「8月6日、9日、15日」と、戦争を振り返る日が
8月に集中しています。元々、日本にとってこの日は、
「二度と戦争のない日本&世界」を誓う日になっています。

が、今年も中国メディアからは、曲解も含めて
日本の右翼化?を憂い抗議する報道が出てきました。
「戦争をしない」と誓うはずの日が、
皮肉にも争いの火種になってしまっている昨今が悲しいです


何事も、戦争報道、こうした争いを伝えていく目的は、
「二度と同じことを繰り返さないためにどうするか」と考えることですよね。

そうした思いを込め、当時から今に至る1年間を
中国で過ごした日本人はどういう思いを抱いてきたのか…

「それでも中国に住む」選択をした108人日本人が、
同志で集まり、1冊の本を作り上げました。

昨年のようなことは起こしてほしくない&起こしたくない。
そんな思いを込めつつ、読んでみようと思います。

以下、紹介文の引用です…。

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―― 『在中日本人108人のそれでも私たちが中国に住む理由』 ――


2012年9月の反日デモ激化から1年が過ぎました。

反日デモでは過激な映像が流れ、中国に対し 「怖い」 という印象を持つ
日本人は少なくありません。一方、中国に暮らす日本人のもとには、
家族や友人からの心配する声も続々と届いたことと思います。

でも、ニュースに流れる中国と、自分が実際に暮らす中国とのギャップに
戸惑った経験も少なくないのではないでしょうか。

中国に暮らす日本人の思いは、実際のところ、どうなのか。

こんな疑問からこの春、中国在住の日本人8人による取材、編集チームが
立ち上がり、在住日本人の声を集めるプロジェクトがスタートしました。
人から人へ、伝手をたどって集めた声は18都市から108人になりました。
北京や上海はもちろん、北は瀋陽から南は海南島まで。 沿海部の青島、
杭州から内陸の銀川まで。
その活躍する領域は、日系企業駐在員、日本語教師、自営業、
ジャーナリスト、主婦、ファッションブロガー、アーティスト、外交官など。
年齢は高校生から70代までになりました。そのまわりには、
中国人の同僚、取引先、友達や家族、隣近所の人などがいます。

中国で、中国の人たちと隣り合わせながら生きている日本人たちは、
反日デモから1年、いったいどんな風に中国をみたのか──。

そこには、中国を知るためのヒント、中国人とのミュニケーション術、
中国に生きる知恵など、在中日本人ならではの貴重な言葉が満載。
反日デモから1年、新たな日中の未来に思いを馳せたい今秋、
ぜひ、持っていたい1冊です。

【寄稿者例】 (敬称略)
○ デモで破壊されたが従業員が1人も辞めなかった青島イオン・小野宏志
○ 元漫才師の型破り日本語教師・笈川幸司
○ 抗日戦争ドラマの日本人俳優役で有名になった俳優・矢野浩二
○ 中国人に人気のファッションブロガー・TOKYO PANDA
○ 2013年木村伊兵衛写真賞を受賞した写真家・菊地智子……など。

☆寄稿のほか、楽しいコラム、在中日本人写真家、フォトジャーナリスト7人による
中国をテーマとする渾身の作品群も掲載。 中国の魅力あふれる1冊です。

■ 『在中日本人108人のそれでも私たちが中国に住む理由』 
在中日本人108人プロジェクト【編】  阪急コミュニケーションズ【刊】 
2013年8月30日【発売】
A5判・並製/248頁(巻頭8Pカラー)/ISBN978-4-484-13230-3/C0030
定価:本体1800円+税

☆阪急コミュニケーションズ書籍編集部 フェイスブック上のページ
https://www.facebook.com/hancombooks/events#!/events/559047217494170/

☆アマゾンでのご購入は
在中日本人108人のそれでも私たちが中国に住む理由

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日本はまもなく読書の秋。この本を共に、
中国への思いを、もう一度馳せてみてください。

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つれづれなるままに“日中関係”を(闲聊中日关系)

虽然很长但很值得读文章。今天是“终战纪念日”。
長いけど、読んで価値のある文章です。終戦記念日に。


闲聊中日关系
http://club.kdnet.net/dispbbs.asp?boardid=1&id=9418836

中国の中にも、冷静に日中関係を見ている人がいるものですね…。

日本語訳が間に合っていません…すみません。
中国語が読める方は中国語でそのまま、
日本語が読める方は、文字面で一定のご理解を…。

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「終戦のエンペラー」-“米国人目線”の戦後日本。

「終戦のエンペラー」を観てきた。

1945年8月― マッカーサーと共に訪日した
米国兵目線の、終戦直後の日本での物語。
昔から有名な、マッカーサーと天皇陛下が並んだ写真。
あの写真を撮影した舞台裏を観た気分だった。

しかし、映画の視点は新鮮。
自らの国が日本を焼き尽くしながら、
その惨状にショックを受ける主人公に、
「米国人もこういう目線で、戦争をみていたんだ」と驚き、

「エンペラー=天皇陛下」に 戦争責任があるか否かの調査が、
証言や証拠だけ探すような形で進められたゆえに、
日本人特有の「言葉にない表現」に翻弄されてもがく主人公に笑い、

「ああ、これが米国人目線の太平洋戦争、
 そして、日本なのか…」
と考えさせられました。

しかし、
調査に対し、ああいう結論を出す主人公には、
同じ日本人の私でさえ「ほんまかいな?」と。
68年前の日本人と今の日本人は、
きっと違うんだろうな…ということも感じたりしました。

あれから68年。
日本は色んな意味で大きく変わり、
ある意味で、68年前に戻る可能性を秘めています。

8月を前に観るには、良い映画でした。
ちょっと、今の日本を考えてみたくなります。

http://www.emperor-movie.jp/

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