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2020年五輪 開催都市は東京に!これからの“7年間”と、更なる未来へ

地球の反対側・アルゼンチンのブエノスアイレスで開催された
国際オリンピック委員会(IOC)総会。 IOCのロゲ会長が、
「2020年のオリンピック・パラリンピックを開催する都市は…」
と言って見せたそのカードに書かれていた文字は、

Photo
(東京の開催都市決定を示すIOCのロゲ会長7日ブエノスアイレス(ロイター)

「TOKYO!」

そう、ついに実現したのです!日本時間の9月8日午前5時過ぎ。
1964年以来56年ぶりの東京オリンピック・パラリンピック、
冬も合わせて4度目の、日本での開催が決まった瞬間でした

(NHKの動画ニュース)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130908/k10014372361000.html

結果として「圧勝だった(ロゲ会長)」
投票は、1回目で 東京:42 イスタンブール:26 マドリード:26
ここで、“除外都市”を決める再投票が行われ、
イスタンブール:49 マドリード:45 でマドリードが落選。
最終投票で、東京:60 イスタンブール:36 で決定したのでした。

ここで中国の国営メディアはそろって、なんと1回目の投票を
イスタンブールとマドリードの除外決定投票を最終決戦と勘違いしたらしく、
「日本は落ちた、イスタンブールが勝った」と誤報するハプニング。

新華社・CCTV・それに吊られて誤報した地方紙の様子↓。

Xinhua

http://kinbricksnow.com/archives/51871138.html

確かに、あのアナウンスはややこしいけど、
よく聞いていたら、分かったはず…何をそんなに焦ったのか?

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正直、今回の五輪招致は東京に有利だったと思います。

まず、対立候補が2都市のみ。

トルコのイスタンブールはイスラム圏初の開催と期待されたけど、
そのイスラム教徒たちによる対立が近隣諸国で激化し、
隣国シリアでは、群馬県の人口に匹敵する200万人が難民として
国境を超え、トルコへの影響もあるとの懸念が…。

スペインのマドリードは、欧州票を集めそうな気もしましたが、
その欧州は、92年に同じ国のバルセロナが開催したばかり。
それからも、2004年アテネ、2012年ロンドンで開催していて
2024年にはパリが立候補するとの話。
また、スペイン国内では失業率が30%近いなど厳しい経済状況で、
国内から「反オリンピックデモ」が起こるなど寸前になって、
市民の支持に陰りが出ていたことも理由の一つにあったようです。

日本のトーキョーも、福島第一原発事故による
放射性物質汚染問題がありました。
前日、当日と海外メディアや審査員の質問もそこに集中したけど、
翻せば、問題はそれくらいだ、ということの裏返しだったのかも…。

マドリードは3回目、イスタンブールに至っては5回目の候補、
数だけの執念ならば東京は負けていた…と思いますが、
再度、時代が味方をしてくれる時を待つということになります…。

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選ばれたとはいえ、東京も課題はたくさんあります。
五輪との付き合いは「7年後」ではなく「7年間」です。
会場整備、世界中のお客さんのお出迎え準備、など、
五輪に関係することだけでなく、日本経済の立て直し、
災害対策、などの「基礎体力」づくりも必要でしょう。

そしてなにより、世界中の人が、
「日本へ行こう」「日本ってどういう国?」と考えると同時に、
再び被災地のことを脳裏に浮かべるでしょう

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(2008年8月8日。北京五輪開幕式の日のジャパンハウスin北京。
 異国で著名な方にたくさんお会いするというワクワク感一杯でした)。

私が北京で味わった2008年の北京五輪。
開催が決まった2001年、
反対の声を上げる中国国民は少なからずいました。
「まだ発展途上国で、しかも経済格差が広がっている時に、
五輪なんて国家の夢だ!そんなのにお金を使えるか!?」と。

東京五輪にいたっても、立候補した時から、
「被災地や原発の問題が解決していないのに、
五輪なんてやってる場合か!」という声も多く聞かれます。

でも、私は
「五輪開催が、復興や原発問題を推し進める力になる」
と考えます。

世界のメディアが日本の行く末を監視するようになり、
たとえ日本が原発に関する報道を隠しても暴くでしょうし、
「エコで快適なオリンピック」を実現&アピールするためにも、
原発に変わるエネルギーの開発は進んで行くと思います。

そして、この7年の間、少なくとも市民の気分は五輪に向けて
自然と高揚していくでしょう。景気も盛り上がっていくでしょう。
そのお金が、復興に有効的に使われるようになる他、
エネルギー開発費、都市のバリアフリー化に注がれれば、
五輪以外の目的でも、世界中の人が出張が留学、旅行で
日本に来てくれるようになると思います。

インフラが整いつつある被災地は、サッカーの予選会場や
外国選手の最終調整場として、足を運んでもらう。
見に来てもらう場所になれば政府も動き、
来てくれた人達も、その様子を自国に伝えてくれるでしょう。

是非、海外メディアが質問を投げ続けた原発問題・
放射性汚染水問題・被災地の復興も含め、五輪を通じて
今よりもっと良い街になるように加速していければと思います。

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最後に。この7年間、
たぶん日本は景気・気分共に盛り上がっていくと思いますが、
その上で、もう1点今から考えておかなければならないことが。

7年後の五輪が終わった後のことですね
団塊世代は既に引退していて労働人口は減少。
五輪が終わって経済を刺激するものがなくなった時、
その反動で景気が下落しなければと思うのです。
ギリシャはアテネ五輪後に破たんしています。

やみくもに「アベノミクス」だ「五輪だ」と突き進まず、
バランスの取れた盛り上がりができるようにと願うばかりです。

私は…もっと中国語を勉強して、英語も話せるようにして、
外国の人達を「お・も・て・な・し」出来るようにと思います。
※仕事でも、関わりたいですね…。

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(左:2013年9月、渋谷駅地下鉄の連絡通路。認知を広げるのに活躍?)
(右:涙をのんだ前回招致活動の手ぬぐい。今年はこれで涙を拭かなくて済んだ)。


【関連記事】2016年五輪開催地がリオデジャネイロに決まった理由
http://koma.cocolog-nifty.com/emmy/2009/10/post-980c.html

うわ…一昔前の記事に感じる。
あれから4年、新興国は軒並み経済不況のただ中。

ブラジルも今、リアル安・物価上昇に加え、
会場建設資金に賄賂が発生しているなどで反政府デモが起き、
2014年のワールドカップ・2016年のオリンピックさえも、
世界から不安視されているとか…。

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2020年オリンピック・パラリンピック開催地決定を前に、徒然と…(2013年9月6日)

2008年に、北京で世界中の歓声とホスト国の活気と国家の気迫を感じ、
2009年に、デンマークで苦汁をなめた招致の人達の話に悔しさを感じた…

リベンジをかけた今回の、
「今、ニッポンにはこの夢の力が必要だ」
というキャッチコピーに、かなり共鳴を受けた次第です。

震災以降、どうも反発をいただくことが多いスポーツの話題。
それでも私は曲げません。
2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催には賛成です
震災後の今、本当にやってみる価値はあると思いますよ。

私が何を言おうと、何が起きようとも、
ついに週末、2020年オリンピック・パラリンピックの開催地が決まります。

震災後の日本を世界の人に見てもらう
震災直後、ある人から教えていただいた、パラリンピック選手の佐藤真海さん

実家のある気仙沼のために、震災後から色々頑張っていらっしゃいました。
その彼女が今回、五輪招致の最終プレゼンテーターとしてブエノスアイレスに。
「私にしかできないプレゼンをする」と今日のテレビでコメントしていました。

http://sankei.jp.msn.com/sports/news/130823/oth13082320290008-n1.htm

今日、あちこちのメディアがクローズアップしたのは「福島の汚染水問題」。
それはそれで大事だし、7年後までも取り組んでいってもらいたい話ですが、
この期に及んで、そこを一斉に取り上げる必要もないでしょ。

こうした部分ばかりを報じて、
ただでさえネガティブになりやすい日本国民の士気をここで落とすよりも、
「五輪を通じて世界中の人達に見てもらい、震災復興にもつながって欲しい」
と前向きに頑張る人を応援したいと思います

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今回、候補地として立候補しているのは日本・東京の他に、
トルコのイスタンブールとスペインのマドリード

トルコは政情不安、スペインは経済不安を抱え、日本は放射能不安(2013年現在)。
おそらく、ブエノスアイレスでは3カ国とも厳しい質問を受けていることでしょう。

どこも、
「それを乗り越えて、7年後に奮起する。だから、我が地で開催したい」
そんな意を決して、立候補しているのだと思います。
そういう意味で評価は五分だと私は思います。
勝つとしたら「開催へ向けた国家や国民の意志の強さ」ではないでしょうか。
私が投票する人間だったら、そこを評価基準に入れると思います。

冷静に「18年の冬季が韓国で、20年もアジアというのはありえない」
と見る人もいますが、欧州は既に夏冬並んで開催した経験もあるし、
欧州中心の五輪の利権と注目を、少しでもアジアに持ってくることができるか、
日本はそんな意味で、世界から試されている気もします。

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2009年、2016年の五輪がリオデジャネイロに決まった瞬間。
どことなく感じた虚無感…今度は味わいたくないけど、
冷静に行方を見守るしかないですね。

http://koma.cocolog-nifty.com/emmy/2009/10/post-980c.html

ブラジルは今、リアル安にインフラ問題、物価高などで
暴動が起きているという報道もあるけれど(2013年夏現在)
2014年のワールドカップ・2016年の五輪、会場の建設や
ホスト国としてのインフラ・治安問題などは…?
こちらも、冷静に行方を見守るしかないですね。

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「大群馬(グンマー)展」~東京のど真ん中・渋谷ヒカリエで開催!

ここ数年、日本のある県が変わった注目を集めています。
今日はそれを確認しに、東京の真ん中・渋谷という街を訪れました。

渋谷ヒカリエの8階には初めて行ったのですが、
アートギャラリーやイベントスペースが並んでいて、
ちょっとしたイベントや展示会、ミニギャラリーなど、
若手の未来を後押ししてくれそうなスペースになっていてビックリ。

白いキャンパスがいくつも並んでいるみたいで。。。
なんだか、ワクワクする空間でした。

そして、そんな片隅に置かれていた一つのキャンパスには、
こんな異質な?作品が描かれていました。

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その名も 「大群馬(グンマー)展」

グンマー・・・?

群馬県は、気が付いたころから何故か「グンマー」という
ニックネームがつくようになり、ネット上でいわゆる「ネタ」にされています。
ネタ、というのは、皆が会話を楽しむための「ネタ」というのでしょうか。

たとえば、もとより群馬県はさしたる特徴がないことから
日本の中でも知名度が低く、それがゆえにのネット上では
「群馬県=どんな土地かわからない=未開の地」とされ、
群馬県庁が藁ぶき屋根だったり、群馬県民がアフリカの原住民だったり、
隣の栃木県民と槍を持って県境で戦争をしているとか言われ放題、
どこかから引っ張ってきたような写真付きで笑いのネタにされているのです。
※Twitterなどで「グンマー」で検索するとわかるかもしれません。

そんなグンマー…もとい群馬ですが、群馬県民にとっては愛しき故郷。
群馬県出身のクリエイターの皆さんが結集して、こうした揶揄も
自分たちのネタにして、今回の群馬展を開かれたようです。

※主催者の方に伺うと、
『群馬のおきて グンマーを楽しむための52のおきて』
という本を出版したから」だそうですが…。

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35㎡ほどの空間に、所狭しと群馬にちなんだアート作品の数々。
結構、人が訪れていて、更に空間をせまく感じさせたのですが、
まるで昔の煥乎堂(かんこどう)を彷彿させる懐かしさでした。

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群馬県にまつわる「だるま」「下仁田ネギ」などをモチーフにした
諸々の作品や「新・上毛カルタ」まで・・・
(主催者曰く「従来の上毛かるたは情報が古いので、平成版・上毛カルタ
ある群馬県民が作った」とのことです。
でも、やっぱり従来のかるたに親しんだ身にはしっくりこないかも…。

唐突で、個人的な話ですが、
そもそも私は根っからの群馬県民ではありません。

幼少4年を前橋、中学・高校・大学を高崎で過ごしたとはいえ、
生まれは岩手、両親の故郷は北海道であるがゆえに、
ちょっと古い体質が抜けない群馬では10年経ってもよそ者意識が抜けず。

極めつけは、大学4年の就職試験で受けた
群馬県某社最終面接での、最初の質問…それは「両親の出生地は?」

その瞬間、(さよならぐんま)が脳裏をよぎりました。(当然、落ちました)。

当初はあまり誇れなかった群馬県ですが、去ること10数年。
両親やきょうだいが未だ群馬にいることに加え、
あまりにも全国からネタにされ、ぐんまちゃんブームFaviconが起こり、
昨年は母校が久しぶりに甲子園に出場するなど、
あれほど避けていた群馬県に、再び向き合う機会が増えました。

すると自然と思いがかわり、至った結論が、
「特徴ないのが群馬の特徴でいいんでないかい?」
→語尾、北海道弁ですが。

焼きまんじゅうもネギもこんにゃくもキャベツも水沢うどんも空っ風も、
だるまも雷も新島襄も堀越二郎も富岡製糸も日本一高い夏の気温
も、
本当に小さなものですが、そんな小ネタで楽しみましょうよ、ということ。

今回の大群馬展も、そんな人たちの結晶なのかもしれませんね。

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展示会で販売されていた
『群馬のおきて グンマーを楽しむための52のおきて』

読んでみると、中身はほとんど、
「群馬県民には常識だけど、県外の人には一向にわからない」
というネタでびっしりでした。

まず、
『おきて01 贈り物ならやっぱり「スズラン」 
そう来ますか~!?と一瞬でオオウケ。

群馬県では知らない人はいないほどの有名デパートで、
確かに高級感&ブランド感があるのです。
が、そんなスズランが賑わうのは「北海道展」など他県の
イベントが開催される時
・・・という悲しいオチに泣けました。

書籍を購入した時に、「旅がらす」と群馬県の風景「生写真」を
おまけでいただきました。生写真に写っている風景を、
どこかのタイミングで探しに行きたいと思います。

日本全国絵ハガキの旅、みたいに・・・
とと、これは北海道のローカル番組の企画だ。

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最後に、この展示会は、各ブログなどのネットに掲載されていた

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『群馬のおきて~グンマーを楽しむための52のおきて~』
出版記念グループ展  「大群馬(グンマー)展」

日時:8月31日(土)~9月1日(日) 12:00~19:00

出展者:
北村ヂン(ライター&イラストレーター・群馬県前橋市出身)
乙幡啓子(工作家・雑貨企画製作業・ライター・群馬県桐生市出身)
よしだともふみ(テクノ手芸部・群馬県高崎市出身)
吉田俊明(トゥギャッター代表・群馬県太田市出身)
とみこはん(消しゴム版画家・群馬県渋川市出身)
『ゾンビデオ』の村上賢司監督、
「ぐんまのやぼう」のRucKyGAMESさんも出展。

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というお知らせを観て行ったのですが…
ご覧のとおり場所が書いていなかったので、探すのに一苦労しました。
「ヒカリエ」まではわかったけど、ヒカリエのどこ?ヒカリエまで行って、
受付のお姉さんに聞いても、お姉さんがイベント表チェックするまで知らなかったり…。
その辺の「ゆるさFavicon」も群馬らしいというかなんというか…。

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