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『東京ビデオフェスティバル2014』の表彰式へin蒲田

2014年1月18日。

「かぐや姫」の高畑勲監督、巨匠・大林宣彦監督
と映像界の有名人が審査委員として名を連ねる、
市民メディアのコンテスト
東京ビデオフェスティバル2014に行ってきました。

3年前に優秀作品賞を受賞してから、
表彰式には足を運んでいるのですが、
今年は中国語の学校の後に駆け付けたので、
既に公開審査のまっただ中でした。

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公開審査、の風景です。

審査委員の皆さん、応募者&来場者の前で
賞の選考をするのですが、本人達の前にも関わらず、
真剣な語り合いの場になってしまってました。

その中で最終的に“これを大賞作品にしましょう”とまとまるけど、
そのライブ感がまた透明性たっぷりで、楽しかったです。

今年、応募された作品は国内外から172作品。
うち、10作品が優秀賞に、そして20作品が佳作に選ばれ、
この中から大賞、サポーター賞、筑紫哲也賞が選ばれます。

そして、審査筒抜けの中で決まった(笑)ビデオ大賞は、
埼玉県の高校生による作品でした。

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高畑監督から副賞の盾を受け取っています。

余談ですが、高校生も大人も、映像に携わる人は、
このコンクールに参加する意義があると思います。
老若男女の市民が、それぞれの観点で作品を作り、
同じ土俵で競いつつ、その演出や映像など細かく、
大林監督など映像界の巨匠に指摘して頂けるのです。

私も、3年前に受賞した作品については、
大林監督から直にお話をいただいた上、その後、
監督の作品で映像が使用される、有り難い経験もしました。

市民が、利益を求めずに「これ、伝えたい!」という
一途な思いでつくる作品
には、ある意味、
仕事で映像に携わる人と違う味わいがあります。
かつ、それが結果として、
「これ、マスメディアに出してもいいのでは!?」
と思うものもたくさんあります。

今日は改めて、“一途に”
伝えたいものを伝える一市民のみなさんの
行動力とモチベーションに、刺激をいただきました。

【東京ビデオフェスティバル2014サイト】
http://tvf2010.org/top2014.html

【大賞作品(他の作品も右にリンク)】

http://www.youtube.com/watch?v=W4Vq-Dab3tE&feature=youtu.be

『きっと世界は素晴らしい』
女子高生は直感で一人の男子高校生の言動が気になっている。
彼には充実感がないのだろ­うか、放課後、屋上でうっぷんを
晴らすかのように絶叫を始める。
彼女も気付いて駆け上­がり絶叫を始め、二人に安堵感が漂う。
枠にとらわれないドキュメンタリーのような自然­体の演出と
クローズアップが新鮮。

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モザンビークの“プラ子ちゃん”を総理大臣が紹介!!

たまにこのブログでも紹介する、
モザンビークで、女性の自立支援に頑張る
元渋谷109の店員 “プラ子ちゃん”こと栗山さやかさん。

先日、アフリカを訪問した安倍総理大臣が、
アフリカ最後の訪問国・エチオピアで14日、
総括のスピーチを行い、彼女のことを取り上げました!

【ご参考:政府インターネットテレビ】
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg9153.html

(リンク動画、15分30秒~くらいから登場します)。

【演説の全文は、こちらです】
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2014/0114speech.html

海外の話題については、マスコミが伝える時は、
大企業の進出やビジネスの視点が定番で、
プラ子ちゃんのように個人で活動を行う人については
なかなか取りあげられないのが現状です。

そうした中、国家を支える人が彼女の仕事に気づき、
注目してくれたことは、素直に嬉しいと思います。

プラ子ちゃんの活躍、これからも期待します!

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pencilプラ子ちゃん紹介部分を引用pencil

ここからは、アフリカにとってと同様、
日本にとっても、成長を続けるため最も大切な課題をお話します。
女性の力を、いかに活用できるか、です。
日本経済は、女性が輝きながら働くこと抜きに、成長できません。
「アベノミクス」は、「ウィメノミクス」を抜きには、成功しない。
日本にとって女性の活用は、ラクシュアリーなどでなく、ネセシティです。

同じことは、アフリカの将来について言えるのではないでしょうか。
生活を切り盛りし、将来を予測して、リスクをマネージしてきたのは、
アフリカにあっては、もっぱら母であり、妻である、女性だったと聞き及びます。
女性に知識を与え、潜在能力を開花させ、その地位を向上させることは、
アフリカ社会、アフリカ産業の発展・高度化に、まっすぐつながる道だと信じます。

つとにこのことを実践している、日本の若い女性がいました。
モザンビークの貧しく衛生状態の悪い街で、女性たちに、
生きて行くうえで必須の知識を伝える栗山さやかさんです。
「ありがとう、みんな」という意味の、「アシャンテママ」という名前の
NPOを、栗山さんはたった1人で始めました。

彼女が開く、保健や妊娠についての講習会に出た女性は、1回につき、
1つスタンプをもらえます。20個貯まると、例えば蚊帳一張りと交換できる。
もしかすると、東京で、女性ファッション店に勤めていたとき、
似た手法を目にしていたのかもしれません。

日本政府は、栗山さんがたった一人で続ける仕事に、負けてはいられません。

女性に十分な教育と研修、農業技術習得の機会を与え、
村落コミュニティの意思決定に、参画できる手助けをしたいと思います。
女子生徒の就学率を、増やす一助になりたいと思います。
助産師や、看護師を増やして、妊娠から出産、子育て、栄養管理まで、
ユニバーサル・ヘルス・カバレッジを広めたい。そして、
日本が進めてきた「人間の安全保障」の精神を、伝えていきたいと思います。

アフリカ女性が輝くとき、アフリカは、必ずや、光り輝きます。
その一助となることが、私たちにとって、
アフリカ外交の眼目なのだと、強調したいと思います。

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こちらはプラ子ちゃんのブログです。
http://purako.jugem.jp/ 

一度ブログを読んで、

この本を手にとって、

なんにもないけどやってみた――
 プラ子のアフリカボランティア日記 (岩波ジュニア新書)


想像して頂けると幸いです。

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春運(春節の帰省ラッシュ)の思い出…

中国などアジア数カ国では、
元旦よりもメインのお正月・春節)がやってきます。

2014年の春節は、1月31日。そして毎年2週間前から、
中国大陸では帰省ラッシュ(春運)が始まります。
中国の人たちの、帰省への執着(情熱!?)は、すごいです。

報道によると今年の帰省ラッシュは、
春節の1週間+その前後2週間の5週間で、
のべ36億人が中国大陸を移動すると
言われています。
この数字、過去最高なのだとか。

中国の人口の3倍、日本の人口の30倍ですか!?

ともあれ、私が中国に住んでいた頃も、
これほど多いかわかりませんが、
駅もバスターミナルも、目的地を急ぐ人達で、
ごったがえし、すさまじい切符争いが繰り広げられていました。

今は、ネットが発達してきたので、一部は
ネットでチケットも購入できるようですが、
私の経験していた頃は、直接駅やバスターミナルの窓口で
購入するしか方法はありませんでした。

そして、お金がなかったり、切符獲得競争に
敗れた人は、「無座(席なし・立ち乗り)」を手に、
今度は余っているスペース取り(もしくは、ちゃんと確保できた
人の席を奪うか、“ハンケツ”交渉するか)に走ります。

強くなければ生きられない修羅場を味わったものです。
(そこまでして、彼らを帰省へと駆り立てるのは何でしょう…)。

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その修羅場で、思い出したことがひとつありました。
それは母がまだ、若い頃・・・(無縁坂とは違います)。

母「まだ小学生だった頃ね、列車で銭函まで海水浴へ行くと
  父さん(つまり私の祖父)が子供たちを列車の窓から
  中に放り込んで、席取りさせたものだったんだよ」
私「へー、その頃子供じゃなくて良かったあ」 →むごい子供
母「昔は大変だったんだよー、なんでも」 →遠い目

その瞬間、私の頭の中には幼い頃の母や叔父たち、
そして他の家庭の子供たちが、親の手によって
窓からポイポイ放り込まれていく光景が浮かんだものである・・・。

ま、この話は所詮、第1次ベビーブーム後の昭和30年代である上、
舞台もキタ田舎・札幌という所なので、
赤くてでっかいタワーが建つような東京などではありえなかったろうし、
この時代にこの風景を見ることはもうできないだろう。

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と、思っていた・・・

が!

私は現代世界にありながら、
この光景を中国で見てしまったのである!!

それは、2007年の春運はじめの頃。

杭州駅でのこと。南京行きの列車が到着し扉が開くやいなや、
「無座の席とり争い」が始まりました。

列をなしているにも関わらず入り口に殺到する大群、
その大群に加わらず窓から荷物を放り込む人々に交じり、
自分自身を窓から突っ込んでゆく若い女性の姿を・・・!

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かあさん、僕は今、杭州にいます・・・
杭州で、かあさんの思い出に出会うことができました・・・

そんなノスタルジックな手紙が、遠く離れた異国の地にある
心のポストに、密かに投函されたのでした。

注:銭函【ぜに-ばこ】
北海道札幌市と小樽市の間にある海辺の町。
私はこの話を聞いた時、この街には銭が一杯詰まった箱が
豊富にあるリッチな街だと思っていたが・・・違うようである。

今は、どうなんだろう…中国旧正月の風景。
帰省ラッシュと爆竹は、健在だと思いますが…


※爆竹の音が大きいので、ご注意ください。

でも逆に、こうした光景が中国からなくなっていたら、
むしろ寂しいかもしれない・・・

と勝手な郷愁を覚える春運の出来事でした。

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新田義貞は何故歴史に名高いのか?~新田神社で初詣~

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『歴史に名高い新田義貞』

「上毛カルタ」の「れ」の札でおなじみの新田義貞さん。
群馬県にいる人なら小学生でも知っている有名人だけど、
「歴史の何で名高いのか?」について知る人は少ない…だろう。

そこで今年の初詣は、 「新田神社」へ。
ネットで調べても、この神社と義貞が繋がる記述が出てこず、
疑わしかったのですが…桐生・太田方面で「新田」と言う場所が
義貞さんとまったく無縁なはずはないので、
「行って見れば、なにかわかるでしょ」という気持ちで出発!

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※そのかなり近くには、「お」の札でおなじみの「呑龍様」
=「太田金山子育て呑龍」(本名「大光院」)というお寺も
あったのですが、元旦はかなり混むとの話を受けて、次点に。

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しかしこの新田神社。
入口の看板には、一応記述があったものの、
さらに大きく書かれていたのが「金山城跡」の看板。

しかも、登れば登るほど、「新田神社」の「に」の字もなくなってくる…。

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完璧に城跡求める登山コースに。それもそのはず、
ここ金山の標高は240メートル近くある、立派な山なのです。

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延々続く、石畳。
大きな石を積んで、その隙間に小石を挟んで強度を高める
「穴太(あのう)積み」という手法で、綺麗な石垣が施されています。
本当に、神社というよりも城址という山道。
途中にある馬場や池、石垣や堀切には様々な工夫が…
よく、こんな山の中に作れたものだ、昔の人は賢かったんですね。

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と感心しながら、元旦だというのに汗だくで登り続ける…。
こんな初詣、初めてだ。

そこに「新田神社」なるお社が本当にあるのか、分からなくなってきます。
本当に、城跡=神社なのだろうか…と疑いながら歩くこと入口から15分。

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「金山の大ケヤキ」が登場!!
すると、その手前と、奥には鳥居が出てきた!!

ああ、本当に神社があった!
感慨深く、ケヤキの鳥居をくぐりぬける。

ゴール!

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「実城」と呼ばれるこの「金山城の跡地は、
確かに「新田神社」だったのでした。

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お城からは、桐生や太田、遠くは上毛三山の榛名や赤城まで見えて、
「群馬のマチュピチュ!?」(日本のマチュピチュ・竹田城にちなんで)
を彷彿とさせる壮大な景色が。

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金山城は義貞の3代後にあたる岩松家純(いわまつ いえずみ)
建てたと言われ、その後、どんな武将が来ても落とされなかった
「難攻不落」の城として有名となったそうです。
そして明治維新後、新田家の子孫によって神社が建てられたそうです。

そして、新田義貞が歴史に名高い理由も判明。

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「鎌倉幕府を倒したことで歴史に名高い人」だったそうです。
それは、名高いわけですね。

と、思って上毛カルタの「れ」の読み札を調べると、
裏にはこう書かれていたようです。

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【新田義貞】 後醍醐天皇が鎌倉幕府を倒された時、
上野では新田義貞が一族と共にこれに加わり、
鎌倉に討ち入った事は歴史上に有名である。

上毛カルタの読み札は、表は文字以上の情報をかけない。
札を裏返してまで丹念に読まなければ、
上毛の勉強にはならないことを痛感しました。

そろそろ、姪(9歳)に「上毛カルタ」を買い与えて、
読み札の裏まで読んでお勉強しなければならない…
と、再確認する初詣でした。

おみくじを引いたら「大吉」。
かつ、新田神社らしい「勝守」も入手しました。
これで今年は良いことありそうです。

お守りを売っていた人の話によると、
ここでは、「新田義貞研究会」なる会も活動しているそうです。

群馬の誇る、歴史に名高い武将さんをとことん研究する人たち…
どんな研究をしているのか、気になるところです。

【プチ情報】
神社名:新田神社(にったじんじゃ)
鎮座地:群馬県太田市金山町40-44

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ちなみに今年の正月の小噺。

horse県高崎市では、お正月に「ダルマ」を買い、
片目に目を入れて願をかけ、年末に成就したら両目を入れて、
翌年の初詣(Or1月6~7日のダルマ市)で納める風習があります。

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私もさっそく少林山達磨寺で、去年のダルマを納め、
駅前のお店で今年の「うまダルマ」を2つ購入

あのー…

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右側の「うまダルマ」、どこに目を入れたらよいのでしょうか…。

なにはともあれ、今年もよろしくお願いします。

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