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"飛んだり跳ねたり"の欽ちゃんが引退!?舞台観賞で大爆笑

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明治座で、欽ちゃんこと萩本欽一さんの舞台、
『欽ちゃん奮闘公演 THE LAST ほめんな ほれんな とめんな』
を鑑賞してきました。多忙な中でしたが、
「この日は絶対休みにするぞ!」と誓った甲斐あって?
無事、見に行くことができました。

というのも、欽ちゃんは今回で舞台を引退すると発表していたのです。
子供の頃から大好きだった欽ちゃんですが、気が付くと御年72歳。
「やめたいのではなく、やれないの」と明かしていました。

舞台は全シーンぶっ続けで笑わせ、最後だけほろっとくる最高傑作。
主役の田中美佐子さん&的場浩司さんに加え、風見しんごさん、
はしのえみさん、山口良一さん、西山浩司さん、小倉久寛さんなど、
往年の"欽ちゃんファミリー"が揃う豪華キャスターでした。

フィギュアスケートの規定(ジャンプ●回、ステップ、スピン、など)
のように、欽ちゃんの舞台は「お決まり」がある気がします。
欽は「なんでそーなるの!?」とジャンプを1舞台に必ず1回、
しんごさんは「僕、笑っちゃいます~」を言う、など…
もちろん、その瞬間に「お決まり」で沸く観客の層…すごいです。

そして、最後に欽ちゃんがカーテンコール。
今回の舞台で引退する思いを語りました。

「飛んだり跳ねたりしてるのが欽ちゃんというイメージがある、
けど今はもう動けない、でもあくまでも飛んだり跳ねたりしている
欽ちゃんのイメージのまま終わらせたい、だから終わりにします」

その話を聞いた瞬間、
25年前に大好きだったテレビ番組『欽きらリン530!!』で、
当時10代~20代だったCHA-CHAやパワーズと一緒に、
スタジオを飛んだり跳ねたりしていた欽ちゃんの姿が脳裏に浮かび、
(聞くと、田中美佐子さんがお笑いを始めたのもこの番組からとか)
長い月日が流れてしまったことに、ちょっとほろりとさせられました。

…と思った瞬間、ちょっとだけ欽ちゃん走りをやってくれて、
思わず手を叩いてしまいましたが(笑)。

ちなみに、他の出演者達の舞台挨拶では、
「毎日"変更届け"が来る。来ないと思ったら、口頭で言われた」
「本番で違うアドリブが飛んできた」など、驚愕の話がボンボン…
そうでなくても、舞台は毎回アドリブが入り少しずつ違うので、
もう一回、見に行きたい…かも、しれない。うう。悩むな~。

・・・

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と、思っていたので、
後日、もう一度観に行ってしまいました。

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1回目は「1階席5列目真ん中」というすごい席だったのですが、
今回は敢えて「3階席1列目右側」。同じ舞台でも、印象が違います。
出演者は遠かったけど、舞台の奥行きが深いこと、
その奥行きも利用していたこと、舞台セットのからくり?が
ちょっとだけ見えたりして、それはそれで面白かったです。

「舞台初めて」というプロレスラーの佐々木健介さんが、
いきなり欽ちゃんにアドリブを投げられ、返事に窮して、
何度もダメだしされ、リアルな「お笑い」になっていたような、
1回目と違うシーンも随所ありました。

そしてまた、舞台あいさつ…

「佐々木君とぶつかり合うシーン、本当なら2回やりたかったけど
出来なくて、さっさと引っ込んじゃったんだよね」とまたも
70代の現実を明かす欽ちゃん。やはりほろっと寂しくさせました。

…と思った瞬間、またも欽ちゃん走りをやってくれて、
思わず手を叩いてしまいましたが(笑)。

欽ちゃん、ちょっとでも飛んだり跳ねたりできるうちは、
「やめないで~!」というセリフを私も叫ばせて頂きます。

舞台は30日で千秋楽。
頑張れ欽ちゃん!頑張れ出演者の皆さん!

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お土産は「欽ちゃん饅頭」
こしあんで甘さ控えめ、お茶やコーヒーに合います。
賞味期限があるのが勿体ない程の可愛いパッケージです。

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『テレビに映る中国の97%は嘘である』取材を通した中国の深層が面白い!


テレビに映る中国の97%は嘘である (講談社プラスアルファ新書)

北京時代にお世話になったテレビ東京・小林史憲元特派員の新著
テレビに映る中国の97%は嘘である

ご本人を知っていることもあって文面から情景が浮かんでしまい、
読んではついついのめり込み…一気に読了しました。

中国の当局による取材中の拘束回数21回!?それでも凹まず、
拘束された場所へまた戻って取材を続けるというタフさに敬服!

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余談ですが…

私も拘束されたことはありますが、その時は、警察で取り締まられた恐怖に、
二度とそこへ戻りたくなくなるくらい凹んだものです…。
(拘束される時は大抵1人だったので、心細さも加わって…でしたが)。

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※ちなみに、私が拘束された1つは、四川大地震の被災地。
瓦礫が残っている所を撮った後、帰ろうとしたら
ふいに大柄の私服のおっさん6人くらいに囲まれた。
オオカミと羊の気分でめちゃくちゃ怖かった…(言いすぎ?)。

拘束は「されるだろうな~」と思う時に来ると痛くないのですが、
「されないだろう」と思っている時に来るとめちゃくちゃ痛いです。

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その分、小林さんはじめテレビ東京の取材チームが、
そんな恐怖の拘束にも負けず果敢に中国に挑んだ6つの話題は、
日本人にとって興味深かった話を色々と浮き彫りにしてくれました。

反日デモ、超金持ち農村、ニセモノ・賄賂問題、
チベット問題、毒ギョーザ事件、北朝鮮との国境…

著書は、日本で関心高い話題に加え、
中国社会の内実に迫った話も、取材体験を交え詳細に綴っています。

まずは助走となる第1章から、
反日デモ報道のエピソードで笑いと共感を与えてくれます。
取材終わりに油断して「とんかつ食べましょう」と
日本のメディア仲間に日本語で話してしまい、
中国人のデモ隊に日本人だとばれてボコボコにされ、
現場に居合わせた日本メディアの餌食?になってしまったエピソード。

「猿も木から落ちる」ような笑いを交えてその時の臨場感を語り、
最後は尖閣問題に関する意見を挙げて〆る。その意見は私も同感。
という感じで序章から心を掴まれ、最後まで一気に読んでしまいました。

そうした6つのエピソードの中で、
私が一番印象深かったのは、毒ギョーザ事件の犯人取材でした。
中国当局が犯人を発表し、日本メディアが先を争うように実家へ。
実家の父親のインタビューを撮るために、地元紙や地方政府にも
協力を得て探し当てると…日本の某新聞に先を越されていた。

しかしこの話、根本的なところで私はまだあの犯人が、
本当に犯人なのかどうか信じ切れていない所があります。
まさに中国は嘘だらけで、当局としては事件を早く葬りたいために、
彼が冤罪・犯人として立てられた人物かもしれないからです。

結局、小林さんの話からも、確信はできませんでした。
ですが、この話で重要なのは犯人が本物かどうか、ではないんですね。

重要で興味深かったのは、
当局の発表による「犯人」と言われた人の実家まで訪れたことで、
彼が育った村が限界集落の貧困村であるという現状を見たこと。

そこに当局が発表した犯人のシナリオと合わせることで、
「中国政府はこのシナリオを立ててこの犯人を出したことで、逆に
中国社会に潜む闇を露呈してしまった」と結論が出たことでした。

「あーあ、中国墓穴掘ったな~」という思いに至ったのですが、
それは同時に、日本メディアの取材というものから、
「中国取材は何が大事か?中国取材でやるべきことは何か?」
ということを、改めて考えさせられた気がしました。

中国メディアは国家の宣伝機関で有る以上、
ここまで追求できるかどうかわかりません。

中国の報道で、何が真実かは、正直わからない。
でも、何を伝えることが大事か、を自身の意思で考え、
行動することが、日本メディアにはできるのだと思いました

どんな話題でも、連日日本のお茶の間に登場するテレビや新聞、
インターネットから、少しでも中国の話題に触れたことのある人
(ほぼ100%だと思いますが)は、この本をお薦めします。

私は渋谷駅直結の書店を入った入口で平積みになっていたので
即座に購入しました。


テレビに映る中国の97%は嘘である (講談社プラスアルファ新書)

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