« モザンビークで頑張るプラ子ちゃんに会いました@東京 | Main | 映画『唐山大地震』―中国の2つの大震災を繋ぐ »

『老北京の胡同(フートン)』-胡同“愛”たっぷりの一冊!

Tada02

老北京の胡同: 開発と喪失、ささやかな抵抗の記録を読了。
面白くて、一気に読んでしまいました。

一言で言えば、著者で北京・胡同に暮らす多田麻美さんの、
胡同“愛”がたっぷり詰まった、真骨頂ともいえる一冊です。

北京市内の、伝統的な民家の建ち並ぶ細い路地・胡同。
自らの胡同暮らしの経験談と共に描く胡同暮らしの人達との交流。
路地で見かける食・趣味・置物ひとつとっても詳しく、
胡同の名前の由来や、それにまつわる言い伝えや物語まで紹介。

そして近代化と共に進む開発で次々と壊されていく胡同と、
抵抗・保存の声を挙げる人達の攻防が絡み合って描かれる歴史…。

廃墟となった胡同すら「美しい」と表現する。

胡同をめぐってこんなに深堀りできるなんて…
多田さんはおそらく、
世界でただ一人の「日本人・胡同ジャーナリスト」でしょう。

いや、本当に、この本の世界に引き込まれました。

私も北京に住んでいた時はこの胡同をぷらぷら歩いて、
古き良き北京(老北京)を楽しんでいたものですが、
この本を読んだら、また北京に行って胡同を歩きたくなりました。

昔歩いた、あの胡同、この胡同、まだ壊されていなければいいけど…。

P1090878
(前海~后海周辺の胡同、ちょっと崩されていた所も…:2006年)。

         

と、思ってこのブログを辿ってみると、結構私も胡同について書いていますね…(^^;
一部、過去記事をご紹介。胡同のころ、色々調べて考えていたんだな…

■2006年8月12日 「胡同について考えたりする」
“お客さん”の質問も、結構学習のチャンスになるんですね…。
http://koma.cocolog-nifty.com/emmy/2006/08/post_3974.html

■2006年9月3日 「胡同の中にある雑貨屋さん『Zakka』を訪問」
今はなき胡同の雑貨屋さん、可愛かったな…
http://koma.cocolog-nifty.com/emmy/2006/09/post_1fbb.html

■2008年1月7日 「北京市内の「穴場」グルメ-胡同の北京ダック」
北京暮らしを始めた05年に行って以来のファン。まだあればいいけど…
http://koma.cocolog-nifty.com/emmy/2008/01/post_047c.html

■2009年4月7日 「変わり行く胡同の街「南鑼鼓巷」in北京」
こちらも今はなき「ARUYO」、この胡同は変化が激しいです
http://koma.cocolog-nifty.com/emmy/2009/04/in-b05b.html

■2010年4月29日 「北京風"隠れ家胡同"レストラン「滇客滇来」で雲南料理」
さっきググってみたら、まだ繁盛しているようでした(2015年)
http://koma.cocolog-nifty.com/emmy/2010/04/post-f5d2.html

|

« モザンビークで頑張るプラ子ちゃんに会いました@東京 | Main | 映画『唐山大地震』―中国の2つの大震災を繋ぐ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 『老北京の胡同(フートン)』-胡同“愛”たっぷりの一冊!:

« モザンビークで頑張るプラ子ちゃんに会いました@東京 | Main | 映画『唐山大地震』―中国の2つの大震災を繋ぐ »