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映画『唐山大地震』―中国の2つの大震災を繋ぐ

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映画『唐山大地震』を観賞。
舞台は1976年、中国河北省・唐山市で起きた「唐山大地震」です。

当初は、2011年3月26日に日本公開の予定だったけど、
直前に起きた東日本大震災を受けて延期。
4年越しとなった3月14日に、少数の短観映画館で公開されました。

映画は1976年の唐山大地震から2008年の四川大地震までを繋いでいます。
唐山に暮らす4人家族の暮らしが一変した震災。
父は死に、双子の姉弟は瓦礫の下敷きに…。
どちらか1人しか助けられない、と迫られた母親が選んだのは「息子を助けて…」
しかし母と息子が去ってから、姉も救出され、
救援に来ていた人民解放軍の夫婦に育てられる。
そこから始まる、姉と弟、別々の32年の人生。

死者24万人、負傷者も合わせると40万人という甚大な震災だけに、
「なくもない」と思わせる家族の数奇な運命、復興していく唐山の風景、
受験戦争やステイタスなどに子供たちが翻弄されていく
80年、90年代の中国社会も上手に織り交ぜていく。
そしてしっかり涙も誘い、もうひとつの大震災で話を締める…。

テンポや話の流れ方すべて見ても、
「さすが、馮小剛監督!」と思わせる2時間15分でした。

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空気は悪かったけど…(2010年3月)。

そんな唐山へ、私は2010年に行ったことがありますが、
綺麗に整備された中心部は、北京以上の繁栄を感じたほどでした。

町の人から、
「地震ですべて更地になったから、一気に計画立てて再建できたんです」 
と聞いて、「なるほど…」と思ったことを覚えています。

しかし、きょう観た映画のエンドロールに、ふと、唐山郊外にある
「曹妃甸」の文字を見た瞬間、今は影を潜めたけど、
「影子銀行(シャドーバンキング)」の影響を受けて
「ゴーストタウン」が、この地域にあると聞いたことを思い出し…

「中国は今も、変わり続けているんだな」と、再認識させられました。

東京では2館、今週からは1館に減ってしまったけど(2015年4月4日時点)、
お客さんもそこそこ入っていたし、もっとたくさんの映画館で
上映してくれてもいいのでは?と思わせる作品でした。

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映画『唐山大地震』公式サイト
http://tozan-movie.com/

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河北省唐山市探訪―日本語でくつろげるバー『Lee'sBar』へ行ってきた
http://koma.cocolog-nifty.com/emmy/2010/03/post-cb25.html

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