« 夏・山口から~祝!世界遺産登録の「松下村塾」「萩城下町」 | Main | 夏・広島から~戦後70年の原爆ドームと世界遺産めぐりまとめ »

夏・島根から~世界遺産登録8年の貫禄!?石見(いわみ)銀山

Iwami2

2007年に世界遺産登録された島根県の石見(いわみ)銀山。

山口県の萩から1両ワンマン列車の山陰本線に乗り、
益田で快速ライナーに乗り継いで島根県の大田市へ。
東萩6:23-7:34益田7:44-9:28で大田市駅に到着。
すぐあとの9:38発の石見銀山行きバスに乗車とアクセスは便利。

バス停にいる時からガイドさんが地図を配ってくれて、希望観光地を告げると、
「間歩(銀鉱)を見るなら、疲れないないうちに行った方がいいから、
大森というバス停で下りて先に行って、その後色々回った方がいいですよ」
と、アドバイスをくれました。助かりました。

Dscf7833

大森のバス停には10時過ぎに到着。
これまたタイミング良く「10時30分に出発するガイドがあります」との声。
何も聞かないでスタスタ突き抜けてしまうよりも、見聞を深めながら
みんなで歩くのも楽しいかな、と申し込む。ワンコイン500円。

Dscf7844

参加者9人中、かなりの時間ガイドさんにくっついて、
話を聞きながら歩いていました(すみません)
※もちろんガイドさんは、要所要所では集めたり
声を張り上げて、全員に聞こえるように説明しておりました。

石見銀山遺跡が世界遺産に登録された理由は、
1.銀生産を取り巻く往時の生産・流通・防衛の遺構が良好に残され、
2.周囲の自然と一体となった優れた文化的景観を形成していること、
3.生産された銀は海外にも輸出され、16・17世紀東アジアの
 政治・経済・文化の交流に大きな影響を与えたという3点にあります。

島根県のHPより http://www.pref.shimane.lg.jp/sekaiisan/

Dscf7884

ガイドさんから話を聞きながらのんびり歩き、写真を撮ること2時間。
その間にある石垣は、当時すべて住居だったと言います。
当時の人口は20万人もいたとか!?驚きですね。

Dscf7928 Dscf7940

そしてついに、目標の「龍源寺間歩」へ到着。
洞窟の中は、当時のノミで打った痕がいっぱい!
中は年間通じて15度前後、夏は涼しく冬は暖かいそうです。

ここでガイドさんのツアーは解散となり、各自自由に下りていきます。
私は、途中で省略された「清水精錬所跡地」をじっくり探索。

Dscf7891

下から。

Dscf8011

横から。

ここまで登ってみると、後ろに「選鉱所跡0.4キロ」と言う文字。
400メートルなら行けるかな…と思い行って見ることに。

Dscf8020

が、もう到達していいはず…と言うところであと200メートル。
行けども行けども到達せず。

Dscf8034

400メートル「登る」だったのかもしれません…ここは意地を張って到達。
疲れました~。でも、上からの眺めは良かったです。

Dscf8042
あ、これは最初の「清水精錬所跡」の上からの眺めです。

Dscf8082

その後、大森代官所までバスに乗って歴史的な街並みを見て、
大田市駅に引き返して行きました。

Dscf8077

石見銀山といえば「銀細工」なのか、銀を売っている店もちらほら。
でも、現在の石見銀山では銀を採掘しないので、どこの銀なのか?

            

世界遺産登録されてから8年。こうしたガイドは70人ほど。
登録当初は観光客もどっと押し寄せ対応に忙しく、
街中には大型バスなども連日来て住民の反感もあったという。

その中で、どうすれば共存できるのか住民と話し合った結果、
「歩いて楽しむ観光地」としてのスタンスを掲げ、
そのための歩道の整備を行い、移動は徒歩か自転車のみに。

Dscf7840

電信柱の地中化も進め、それが完成した登録4年頃から、
かなり落ち着いた形で観光地として安定するようになったという。

もちろん、自然と登録ブームは去り、観光客は減ったけれど、
歩道の途中にあった大森小学校の子どもは増えているという。
町が企業を誘致し、企業もそこに「子育て世代」の方を配属。
結果、廃校・合併が漂った小学校は現在安泰という。

生活する人と観光地との共存。参考になりました。

031505

同じ産業遺産として去年登録されたのが、群馬県の「富岡製糸場」。
http://koma.cocolog-nifty.com/emmy/2014/04/post-f2ef.html

こちらも製糸場前の道路は狭く、駐車場の数も足りない。
もちろん、石見銀山に比べれば狭い範囲の遺産だし、
登録前に訪れた時よりは、町の整備も進んでいるだろうけど、
いまごろ、どうなっているだろうか…
8年先輩の石見銀山は参考になることが多かったと思います。

ただ、最寄りの都市であるはずの大田市には申し訳ないけど、
今度訪れる時は、石見銀山の中にある宿か、出雲にします。

1、2軒あるホテルには申し訳ないけど、店がなければ、お金を落とす術がない…。
空腹を満たす術もなかったので、電車に乗って出雲に出向き、
出雲そばと温泉を堪能して引き返す、効率の悪さを痛感しました。

でも・・・

Dscf8099_2
電車は可愛かったし

Dscf8107_4
出雲そばはおいしかったです

|

« 夏・山口から~祝!世界遺産登録の「松下村塾」「萩城下町」 | Main | 夏・広島から~戦後70年の原爆ドームと世界遺産めぐりまとめ »

日本国内旅行」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 夏・山口から~祝!世界遺産登録の「松下村塾」「萩城下町」 | Main | 夏・広島から~戦後70年の原爆ドームと世界遺産めぐりまとめ »