夏・山口から~祝!世界遺産登録の「松下村塾」「萩城下町」
8月9日の「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」を訪問後、
鈍行と特急とバスを乗り継いで、「世界遺産めぐり」をしてきました。
まずは山口県の萩。
今年、世界遺産登録された「明治日本の産業革命遺産」23施設のうち、
ここ山口県萩市にある施設が、なんと5か所も登録されたというのです。
・萩反射炉 ・恵美須ヶ鼻造船所跡 ・大板山たたら製鉄遺跡
・萩城下町 ・松下村塾
今回は、その中の「萩城下町」と「松下村塾」へ。
新山口駅から萩行きの直行バスが出ていて便利でした。
1時間ゆられて到着したのは「明倫館」。
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」のドラマ館が期間限定で開館。
ドラマと世界遺産の効果が重なって、多くの人が訪れていました。
萩の城下町は色々見どころがあったので相当歩いたか。
重い荷物を担いでいたので、荷物が当たった腰の骨が痛くなりました。
高杉晋作の生家や銅像。木戸孝允の生家。
久坂玄瑞に、山県有朋の銅像。などなど…
多すぎです。
レンタサイクルが一杯あったけど、
萩城下町~松下村塾が歩いて各2、3キロ。
明倫館前に市内バスがあったけど30分に1本しかなく、
ちょうど出て行ってしまったところだったので、歩きました。
松下村塾には、ここで学んだ人たちの写真。
その周囲には吉田松陰が育ち、幽閉された家がありました。
やはり人一杯で、シャッターチャンスを捉えるのに時間がかかりました。
松下村塾からホテルまでも2キロ、
ホテルから萩城も2、3キロという微妙な距離。
結局、全部歩いて回りました。
歩き疲れたけど、萩城の近くに見えた海は綺麗でした。
夕日もいい感じで…遠くに見えました。
昔、ここで世の中を変えようと思った維新の者たちも、
この海を見て夢を描いたのでしょうか…
更に、市内には5つの場所が世界遺産登録されたのですが、
他の3か所については遠く離れていて、車がなければ行きにくい。
断念しましたが、東萩駅から北へ向かう電車に乗ると、
線路沿いに「萩反射炉」を見ることができました。
写真には収まりませんでしたが…(涙)
左端にちょっとだけ見えます(見えませんって?)
ちなみにこれが正面からの反射炉(すみません拝借です…)
山陰地方かつ世界遺産登録1年目にしては訪問しやすく、
見どころも多いので、お盆時期でなければオススメです。
一方で、街中の交通手段と宿泊には不便した一面も。
東萩駅近くのホテルに泊まったのですが、
周辺に食べる所が少なく、夜9時には閉店…ガストに救われました。
(そのためか、ガストは9時を廻ってもお客でいっぱいでした)。
人口の問題もあるので町の考え次第ですが、
観光客を受け入れるインフラ体制は今後の課題かと。
「維新のふるさと」、「一両ワンマン列車」
その東萩から翌日始発で島根県の益田、乗り換えて大田市へ。
世界遺産巡りの山陰旅は続きます。
途中で見える海の景色はまた絶景。
同時に、海べりに並ぶ家を見て一抹の不安も…
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