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映画で振り返る2015年

今年観た映画を振り返る。

映画館で30本以上、映画祭を加えると50本以上観たけれど、
特に良かった作品を厳選して10本挙げるとすると…

「KANO(日本統治時代の台湾)」
「妻への家路(文化大革命の中国)」
「風に立つライオン(アフリカ少年兵)」
「唐山大地震(中国の2つの大地震)」
「沖縄うりずんの雨(監督が米国人)」
「ルンタ(チベットでの焼身自殺)」
「日本のいちばん長い日」
「さようなら(日本人が難民になる話)」
「それでも僕は帰る(シリア)」
「杉原千畝(リトアニア)」

今年は戦後70年に加え中東の難民問題などもあって、
戦争にまつわる映画を多く選んだ気がします。
厳選10作品からこぼれたけど、他にも良い映画を沢山観ました。

でも、いわゆるハリウッド映画で観たのは、
「アメリカンスナイパー」だけ(それも私にはいまいち合わず、、)

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28日の朝の番組で、タレントのフィフィさんが
最近の日本映画館と映画界について鋭く指摘していました。

http://news.livedoor.com/article/detail/11003660/

1)値段が高い(1800円でさえ高いのに更に値上げした映画がある)
2)銀幕とテレビの俳優が一緒(映画館まで行く必要がない)
3)商業映画に押され社会派映画が少ない(あるけど配給されない)

日本の映画界に、
1)映画に応じて値段を変える柔軟な料金体制、
2)吉永小百合さんや染谷将太さんなど銀幕俳優がその道を貫ける空気、
3)日本や世界で沢山作られている社会派映画を配給&公開するシステム、
が出来てくると良いのですが、私の知り合いには
(特に3で)頑張っている人もいるので応援して行きたいと思います。

ちなみに私が住んでいた頃の北京の映画館(08年前後)では、
映画代は30~80元(400~1000円)、
上映開始からの時間などで値段が違いました(今はどうかな?)。

で、中国は「売れる売れない」と共に社会派映画への検閲が厳しく、
正面から社会問題等に挑む人は国内上映を最初から放棄して制作し、
海外で上映している。

そんな中国映画を「日本」で沢山観ました。

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いろんな形で、世界にはテレビやマスコミが伝えきれないことを、
映画は伝えてくれている気がします。
テレビや新聞、本や映画、そしてネットと各メディアが共存して、
世の中の問題を解決していける来年にしたいものです。

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