北京再訪(雑記)その3―加油!!日本のお店in北京
今回の宿は、迷うことなく
懐かしのディスカバリーユースホステルへ。
「北京で唯一日本語が通じる安宿・ディスカバリー」
http://discovery-youth-hostel.com/
オーナーは生粋の日本道産子・なんべんさん。
北海道観光を推進する事務所も作られていたうえ、
今は夏休みとあってお客さんも満室状態。
スタッフ達が対応しきれないことに、すぐ駆け寄り、
堪能な中国語でテキパキと仕切り回り、お忙しそうでした・・・
そんな中に設けられた憩いの場「なんべんカフェ」は
常に中国語や英語やスペイン語?日本語など、
いろんな国の人が会話する声で満ちていました。
そんな「なんべんカフェ」に置かれていた植物。
これは私が北京を去る時に置かせて頂いたもの。
おお!元気だったか…
前は思い切り伸ばしていた葉を切り取り、
あちこちの鉢植えに繁殖させておりました・・・
(我が家にいた頃の写真を発見!!)
ドミトリーを予約したのですが、今回の相部屋は全員中国人。
早寝(でも、遅起き…)の皆さんで、私が毎晩夜遊びして帰ると、
部屋は真っ暗、全員夢の中で、電気を付けずに寝支度をするも、
扉の開閉で起こしてしまい、申し訳ない気持ちに…
ちょい悪日本娘をお許しください。
そんなちょい悪日本娘、初日はここでチェックイン早々済ませると
すぐさま、拾いにくかったタクシーに飛び乗って
北京日本人学校のバスケットボールチームの元へ…
メンバーに預けていたバッシュを引き取ると、
そのバッシュを履いて、そのまま練習に参加(をい)。
終わると、いつもどおりに夕飯。そこに懐かしさは…ゼロ。
あっと言う間に一年前の感覚に戻ってました(汗)
そんなバスケットボールのメンバーで華僑のリン君が、
五道口にお店を始めたので陣中見舞いがてら訪問しました。
その名も「2nd place」。
白を基調とした清潔なデザイン。
このカフェ&バーを、普段の生活の「2nd」的な立場にしたいという
コンセプトの元、交流の場所として利用していただきたいとのこと。
貸切・イベントなど各種パーティーにも最適なスペースです。
【お店紹介】2nd place
住所:北京市海淀区華清嘉園7号1602C
携帯:15611952928
E-mail:2ndplace.beijing@gmail.com
震災復興コンサートや、読書会、などイベントも既に行われたそうです。
老舗の漫画喫茶『B3』の真上なので、
留学生や長く北京にいる人には分かりやすいと思います。
窓からの景色は抜群です。
…
バスケットボールのメンバーでもう一人、
お店を開店した人がいたので、これまた陣中見舞いへ。
本人も「マイナーでしょ」というように、穴場のビル・万通中心に
3月から仮オープンした「本一」という日本料理店です。
以前は、Etower(数ロ馬ビル)に「吟」という居酒屋を営み、
それなりに繁盛していたのに、新しいステップを踏むためリニューアル。
店主・Mさんにサヨリの一夜干しをいただき、お話。
中国という国のビジネスは、一攫千金をCatching Dreamとするきらいが
あるけど、Mさんは、儲けは次のステップにすぎないとの考え。
「金儲けが目的になっちゃうと、つまんないでしょ。
それよりも、毎日毎日お客さんにどう喜んでいただけるかを考るから、
明日も頑張ろう、そのまた明日も頑張ろう、って毎日思うよね」
これぞ日本の商売人の心。中国でそのスタイルを維持する姿勢に感服。
日本にいたら、当たり前といえば当たり前の話ですが、
これがなかなか難しいものです。新しいお店にも期待です。
【お店紹介】本一
住所:北京市朝陽区万通中心C座2階の飲食フロア
電話:010-5907-3568
…
そして、北京でどうしても食べたかった懐かしの味が、これ!
『神奇的杏仁豆腐』
店長でカメラマンのRさんが2005年ごろに開発した、
他の人にはなかなか真似できない逸品です。
杏仁豆腐やパスタや珈琲を作るカメラマンのRさんですが、
ここ数年は舞台も作って人気を博しています。
2010年2月~3月に初公演をした「珈琲店的太太(珈琲店の奥さん)」は
2011年4月に再公演。これまた多くのお客さんを動員しました。
そして、新しいこともまた始めている模様…公開が楽しみです。
2010年に観に行った時のブログ
http://koma.cocolog-nifty.com/emmy/2010/02/post-eafe.html
【お店紹介】Cafe il sole
住所:朝陽区麦子店36号龍宝大廈1F
電話:010-6592‐5141
・・・
皆さん、異国でお店を持つということは、相当の覚悟だったと思います。
それだけでも尊敬ですが…
日本の「おもてなしの心」を中国の人たちに伝え、
中国の人と仲良くなるきっかけになっていただき、
日本と中国をいい形で繋ぐ人たちになってくれています。
私も、日本では空気のように当たり前に受けていたサービス。
中国に来ると、改めて考えさせられます。
みなさん、これからも応援しています。