2006年12月号の「SUPER CITY」

あれは遠い昔の話。

2008年8月8日を500日前に控えた頃、2006年冬。

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北京市内のフリーペーパー「SUPER CITY」から
取材を受けて、今後の目標などを話した。

このブログを読んでくださっている人の中にも
登場している人がちらほら。

その中で、「2008年8月8日には何をしている?」
という質問があったので、夢物語的に、

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「鳥の巣でビデオカメラを廻している」と回答した私。

そして、時は流れ、

"あの頃の未来"に立ったこの日・・・

鳥の巣、ではなかったけれど、
北京市内でビデオカメラを廻す仕事をしていた

未来予想確度、50%!?

ちなみに、そんな私の夢物語の100%で仕事していた
知人から、開幕式中に電話がかかってきた。

「鳥の巣の周辺は開幕式、何も見えないし聞こえないよ。
花火も見えない。モニター通してみていた方が余程いいよ」

とのこと。

会場そばの人には申し訳ないけれど、
50%で、あえて良かったのかもしれない。

この時「SUPER CITY」の取材は全部で51人。
何故か知り合いが多いので、
ふとみなさんの8月8日を拝見すると、当たっている人、
違う形になっている人、様々なので面白いです。

中には、北京を去られている人も数人・・・

うむ。

お次の未来予想図は何を描こうかな。

・・・

五輪はあと2週間あります。

日本選手の活躍を大いに期待!しています。

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【書評】『えみるの赤いランドセル』

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物心ついた頃に見た「週刊欽曜日」という番組で
一気にファンになり、未だに大好きな風見しんごさん。

その娘えみるさんが、1年前の1月、
突然の交通事故でこの世を去ってから、しんごさんは
各地へ交通安全運動で講演などをされるようになった。

ふと、日本へ帰った時に、書店でこの本を見かけて、
「私にできる、ささやかな貢献」と、即座に購入した。
私が購入する本の「印税」なんて微々たるものに過ぎないけど、
こういう形でも協力できればいいな、って思ったのです。

でも、一気に読んでしまったその本の展開は、
ただの「お涙頂戴」本ではなく、客観的に「小さな社会」が
反映されていたのでびっくり!!

まるで、自分の今の姿を映し出しているように、
その本を読んでしまいました。

そうか、人間というのはこんな小さな頃から周囲の友人や
近所の人たちとのかかわりで社会を学びながら大人になって
行くんだな。

そして子供から大人たちは学ぶことも多いんだってこと、
赤裸々に娘との思い出を語るその文面から
くっきりと描かれていました。

えみるちゃん、10年間チチとハハに色々教えてくれて
ありがとう。おかげで私も教えてもらうことができました。

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本を執筆するならば・・・

先に、他の人が書いた本をとにかく読み、
「書評」を書いてからにしようと思った。

なぜかというと、まずは先人の知恵を
自分の中でどれだけ咀嚼しているか、
それを上手にアウトプットできているかを
「文字」という形で確認
したいからだ。

そういう意味の文章整理能力があってこそ、
自身の「本」の執筆が始まるのではないか。

そもそも、まだ本を執筆する気もネタもないけど、
#今の時点では、
 「中国スッタモンダ・なんでこ~なるの!?」
 なんてものくらいしか書けないだろうし。

まず、日本へ帰ると、必ず何冊か本を買う私。
今回購入した本は以下の7冊。

①鈍感力(渡辺純一)
②死神の精度(伊坂幸太郎)
③えみるの赤いランドセル(風見しんご)
④99.9%は仮説(竹内薫)
⑤環境保護活動はどこが間違っているのか?(槌田敦)
⑥中国問題の「内幕」(清水美和)
⑦会社の絞め殺し学(弘中勝)

で、まず最初に読了したのが

デビュー当時から大好きな風見しんごさんの
長女・えみるさんが事故で亡くなったのは1年前の1月。

それから、交通安全活動を続けるしんごさんに、
ちょっとでも「印税」で協力しようと購入したのだけど、
・・・これ、ただの「お涙ちょうだい」ではありません。
いい話、もらいまくりです!!

読み終わったので、早速書評を・・・
というところですが、今回はすぐに書評を書きません。

ちょうど帰国した13日に読んだ、
⑦の著者・弘中さんのメルマガ「発想源」のタイトルが

「口耳四寸の学」
 耳で聞いたことをすぐに四寸先の口に出すような
 学問のやり方は、あまりに浅すぎて、
 七尺もある全身にとっては何の向上も無い。

ということ。
一瞬、ドキッとした・・・

改めて、ここはじっくり腰をすえて
情報をインプットし、上手にアウトプットするようにします。

書評(レビュー)が勉強になる・ならないも自分次第。

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【読書】恋しい秋に『さよなら、ビビアン』

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『さよなら、ビビアン(原著:告別微安
 著者:アニーベイベー 翻訳:泉京鹿)』

手に取った瞬間から、引き込まれるような豊かな表現力に惹かれ、一気に読んでしまいました。

「現代中国を読む」なんて意味においても参考書になるかもしれないので、ここでつらつらと感想を書いてみたいと思います。

まず、私が読むとストーリーは、共感しまくりです(;;)

上海を舞台にしたラブストーリーなのですが、
読みながら、反省・共感・涙に心を捕らわれました。
30代も2年を過ぎているのに、まだ人間として
完成にはほど遠い私。まだまだ勉強することが多い子供なんですね。

で、これは、ただの恋物語を読むのではなく、
現代中国の若者像を垣間見るっていう風に読むと
客観的に今の中国を感じ取る一つのツールになるかも。
インターネットを使った背景をはじめ、
その生活風景や行動、言動などなど、具体的です。

そして、引き込まれた表現力に感服!

小説家を目指す訳ではないけれど(なに言うか・・)
技巧としての「文章表現力」に引き込まれました。
「原作(中国語)はどんな表現しているの!?」と
思わず本屋へ駆け込み、原書を購入。
いやはや、こちらの表現力もかなり面白いです。

そして・・・

「読書の秋」とはよく言うものです。
寒さと共に人恋しくなるこの季節は、
本を踊る文字たちが、自分や友人の心を
客観的に写す鏡のように、心の中に染み込んできます。

原書を求めて訪れた本屋には、この著者・アニーベイベー(安[女尼]宝貝)女史の作品が目立つ所にいっぱい詰まれていました。

「告別微安」も50万部を超えたベストセラー作品なのだとか。

秋の夜長にお勧めの一冊です。

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【読書】私、6月に中国を出ます

もしこの話が本当に起こる話だったら、ですが…

夢中になって読了してしまいました。

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『虎を鎖でつなげ』落合信彦著

ジャーナリストさながらの取材力で、
世界中の戦争関係・国際関係・中国の国政を
具体的にかつリアルに書き下ろした未来劇。

その未来劇とは・・中国による台湾侵攻。
※これ、ブログには書けないね。

話を簡単に説明すると・・
水面下で起こっていた国内大分裂によって政権存続の
危機に直面した中国共産党。これまでは「日本」などを
敵に仕立てることで国民をまとめてきたが、
もはやそのカードでは国民の目をだませなくなってきた。

となると最後の切り札は・・・台湾。

しかしこの計画を書いた書類が密かに米国諜報員の手に渡る。
米国は、プロの傭兵部隊集団を雇って中国の台湾侵攻を
事前に、暗黙のうちに阻止するよう依頼するが・・(続く)

・・・

いや本当に、本当の話のようだったので目が離せず、
あっという間に読み終わってしまうほどでした。

世界中の戦争は、沢山のビジネスと政治が介入している、
けど、その舞台裏、一番奥深くて危険なところには、
誰の耳目にも触れない「傭兵」が忍者のごとく活躍する。

著者がジャーナリストなので
これを戦場のジャーナリスト業にたとえると、

テレビ局の特派員=政府や国の軍隊
テレビ局が雇う制作会社=中継ぎのビジネスマン
制作会社が雇うフリージャーナリスト=傭兵

である。

以前、戦場へ取材に赴いた知人は同じことを言った。
「俺達は所詮、この業界の傭兵なのさ」と・・・・

本を通して、妙にその言葉が重なって見えた。

こんなサイトまであった
http://www.shueisha.co.jp/ochiai/tiger/

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転校~野ブタ。をプロデュースはホラーである!

昨日

万里の長城から帰ってきて疲れているはずだったのに、
借りていた『野ブタ。をプロデュース』を一気に読破した。

・・・怖くて眠れなくなった(寝不足)

明るい作品に見えるけど、これはホラーです。

・・・

いや、私にはホラー以上に怖い作品だと思った。
人間関係が、些細なことでガラガラと簡単に崩れ、
いじめや無視のきっかけなんて、あちこちにウヨウヨしてる。
この社会はそんなもんだ・・と。

そんなことを考えて、今日は会社で敏感になる始末。

で、この本を読んでもっと複雑になったのが、
作品の中の重要なポイントとして登場してくる・・

「転校」

崩れた人間関係を立て直す手段として転校を選ぶのか?
いじめなどの苦痛から逃げるために転校を選ぶのか?
でも、転校してもその人自身が変わらなければ
根本的な問題は解決しないのではないか?とか
いろんな言葉が頭の中をグルグル・・・
物語の結末には、そんな後味の悪い怖さが残った。

自分が小さい頃、不可抗力の転校を何度か体験したので、尚更
「転校はそんな風に使うもんじゃない!」と反論も覚えた。

まあ、物語は物語として、
現実問題、学校で社会で苦痛を味わい、
環境を変えれば自分も変わるだろうという発想は、
一番の「逃げ」の手段なのか?といえばそうでもない。

一番の逃げは、そこから逃げ出す勇気もなく、
自殺してしまうことだ。それが私の結論だ。

昨今の日本のテレビでは、遺書を残して自殺する中学生の
ニュースが連日放送されているけど、
どうして「学校を休む」「学校を変える」などの手段を
相談できずに「自殺」の道を選んでしまったのだろうか。

そこに、どうして他人は手を差し伸べられないのだろうか。
子供が自殺を選ぶなんて、相当苦痛だったに違いないのに。

・・・

こういう日に限って、夜誰にも会う用事がなかった。
なぜか孤独感が募ってしまい、本を貸してくれた人に
「野ブタ、怖かった」と携帯メール。

さりげなくメールしたつもりなのに、そんな空気を読んで
くれたのか、その人は電話をかけてきて「どうしたの?」
なぜか内心ほっとした。
ああ、たぶん私は人に相談する勇気は持てるだろう、と。

それにしても、本当に怖かった・・・

明日、あることを迎えるからなおさらセンチだったのかも。

えー・・・

お勧めの一冊です。これも私の結論。

Nobuta

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