「星期日漢語角」7周年!-日中話し合いの場、続いた350回

「日中間の相互理解・友好交流を促進するためにも、
お互いが話し合う場所を持つことーが大事」。

そんな思いから、2007年8月西池袋公園で始まった
市井の日本人、中国人による草の根交流会「星期日漢語角」

この8月で満7年350回を迎えました。
その間、日本・中国の交流を主として始めた会も、
世界10カ国の人、日本の著名な方も参加した上、
池袋以外の日本国内、そして中国にまで広まったそうです。

300回を迎えた去年も、NHK朝日新聞などで取り上げられました。
http://duan.exblog.jp/19405545/

8月3日、この7周年を記念して特別交流会が開催されました。

主催者である段躍中さんは、中国での新聞記者を経て
日本へ渡り、日本僑報社を立ち上げました。
以来、日中相互理解を深めるきっかけづくりになる
数々の本を出版してきた人です。

いわゆる「文字を通じて日中相互理解を図る」ことを
長年実践されてきた方で、きょうもこの出版社から
本を出された方々が、次々と挨拶をされたのですが…

私にとってはサプライズなゲストの方々でした。

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最初に、華道家の宮崎蕗苳(ふき)さん。
孫文の盟友・宮崎滔天のお孫さんに当たる方で、
母親は14年NHKで放映中の連続テレビ小説「花子とアン」
村岡花子の生涯の親友、歌人の柳原白蓮。

宮崎滔天は、かの毛沢東さんが、
唯一日本人に手紙を出した人であると言われ、
今回、その直筆の手紙を公開してくださいました。

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毛さんが、「滔天さんに会いたいよお!」
という思いを綴った手紙だそうです。。。

いま、思えばこの頃の人たちは、
まさに日中関係を拓いた、
「井戸を掘る人」の方々だった一面もあるのですね…。

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そして、次にご登壇いただいたゲストは、
NHKなどでおなじみの旅人・関口知宏さん

鉄道シリーズ『関口知宏の中国鉄道大紀行』など、
中国の隅々を旅してわかったことを披露。

諸々の体験談から感じる「喜怒哀楽」について、新著の
『「ことづくりの国」日本へ――そのための「喜怒哀楽」世界地図』
にまとめられ、その出版秘話を語ってくださいました。

その中で感じたのは、やはり
「日本は“安心”を求め与えすぎている」ということ。

たとえば中国の山奥へ旅した時、
もしこれが日本だったら、お客さんの所へ着くと
「暑かったでしょう、お茶でもどうぞ」
などと言って、ほっと安心する“おもてなし”をしてくれます。

しかし、中国のそこでは逆に、
「よく来た!家の裏に絶景があるから観に行こうよ」
と言って、疲れているお客さんの気持ちなど余所に(?)
危険な崖を、よじ登らせたと言います。

疲れている関口さん、
「もし、絶景に着いたら疲れも忘れるくらい嬉しいのか」
という期待を込めて到達するのですが、
よく見たら、案内した中国の人の方が喜んでいたとか…。

こういう時点で、日本と中国の
“おもてなし”は本質が違うこと、そして中国の方が
「アグレッシブ」であることがわかってきます。

でも、むしろ世界を見渡すと、
日本ほど消極的なおもてなしをする国はないそうです。

関口さんは2020年の東京オリンピックの時を懸念していました。
「日本人が提供する“おもてなし”って“癒し”なんですよね。
 でも世界のお客さんは、アグレッシブに色々動きたいという。
 そこで、日本人が提供する“おもてなし”が、
 世界との間で“ずれ”を生まなければいいのだけど」。

そう言われてみると、中国の人は本当にアグレッシブ。
人をもてなす時も距離感無視で近づいてくるし、

今回の会も、段さんが寸前に企画して司会も前日依頼、
挨拶をしてもらう人に至っては、その場でご指名という(汗)
アグレッシブというか、積極的な展開すぎました。

その後、NHKで中国について明快に解説されている
加藤青延解説委員が関口さんについて解説されました。

「私は30年中国と付き合ってきたけど、
 関口さんの話を聞いたら、改めて自分は
 まだ全然わかっていないと思った(!?)」と開口一番。

「北京に特派員で駐在していた時、関口さんのように
 廻らなければ中国はわからないと思ったもので、
 中央の発表を原稿にしていても中国は分からないから
 旅に出させてください!って懇願したのだけど、無理でした」

など、振り返る楽しい一面も。
NHKの特派員さんも、時間を見つけては是非、
関口さんと一緒に旅に出られると、報道にも深みが増しそうですね。

関口さん、楽しい話をありがとうございました。
段さん、ここ数年厳しい状況が続いている日中関係ですが、
7年と言わずに10年、20年とこの交流会を続けていただき、
未来が明るいものになるように、
みんなで力を合わせていければと思います。

関口知宏さんの「ことづくりの国」日本へ――そのための「喜怒哀楽」世界地図


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『在中日本人108人のそれでも私たちが中国に住む理由』~あの反日デモからまもなく1年~

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中国100都市で発生したという、
2012年9月の反日デモ激化から1年…。

私は帰国して2年。この間北京生活自体の変化こそ味わわなかったものの、
日中関係の険悪な雰囲気は、私にとっても案じるところが少なくありません。
一方、在日本・在中国で、お世話になったはずの知日派の中国人でさえ、
この問題では譲らない(ように見えた)発言、在日本の日本人からは激しい
嫌中発言が飛び、「仲良くしてきたはずの中国」との関係悪化には、
「このままでは良くない」と不安を募らせていました。

あれからまもなく1年――。
昨年秋ほどではないけど、中国全土を吹き荒れた嵐は完全に過ぎ去らず、
テレビでは連日日本を非難するニュース、タクシーは乗車拒否、
店員が日本人客を面罵するなど、日本人への嫌悪は時折見られるようです。

日本は「8月6日、9日、15日」と、戦争を振り返る日が
8月に集中しています。元々、日本にとってこの日は、
「二度と戦争のない日本&世界」を誓う日になっています。

が、今年も中国メディアからは、曲解も含めて
日本の右翼化?を憂い抗議する報道が出てきました。
「戦争をしない」と誓うはずの日が、
皮肉にも争いの火種になってしまっている昨今が悲しいです


何事も、戦争報道、こうした争いを伝えていく目的は、
「二度と同じことを繰り返さないためにどうするか」と考えることですよね。

そうした思いを込め、当時から今に至る1年間を
中国で過ごした日本人はどういう思いを抱いてきたのか…

「それでも中国に住む」選択をした108人日本人が、
同志で集まり、1冊の本を作り上げました。

昨年のようなことは起こしてほしくない&起こしたくない。
そんな思いを込めつつ、読んでみようと思います。

以下、紹介文の引用です…。

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―― 『在中日本人108人のそれでも私たちが中国に住む理由』 ――


2012年9月の反日デモ激化から1年が過ぎました。

反日デモでは過激な映像が流れ、中国に対し 「怖い」 という印象を持つ
日本人は少なくありません。一方、中国に暮らす日本人のもとには、
家族や友人からの心配する声も続々と届いたことと思います。

でも、ニュースに流れる中国と、自分が実際に暮らす中国とのギャップに
戸惑った経験も少なくないのではないでしょうか。

中国に暮らす日本人の思いは、実際のところ、どうなのか。

こんな疑問からこの春、中国在住の日本人8人による取材、編集チームが
立ち上がり、在住日本人の声を集めるプロジェクトがスタートしました。
人から人へ、伝手をたどって集めた声は18都市から108人になりました。
北京や上海はもちろん、北は瀋陽から南は海南島まで。 沿海部の青島、
杭州から内陸の銀川まで。
その活躍する領域は、日系企業駐在員、日本語教師、自営業、
ジャーナリスト、主婦、ファッションブロガー、アーティスト、外交官など。
年齢は高校生から70代までになりました。そのまわりには、
中国人の同僚、取引先、友達や家族、隣近所の人などがいます。

中国で、中国の人たちと隣り合わせながら生きている日本人たちは、
反日デモから1年、いったいどんな風に中国をみたのか──。

そこには、中国を知るためのヒント、中国人とのミュニケーション術、
中国に生きる知恵など、在中日本人ならではの貴重な言葉が満載。
反日デモから1年、新たな日中の未来に思いを馳せたい今秋、
ぜひ、持っていたい1冊です。

【寄稿者例】 (敬称略)
○ デモで破壊されたが従業員が1人も辞めなかった青島イオン・小野宏志
○ 元漫才師の型破り日本語教師・笈川幸司
○ 抗日戦争ドラマの日本人俳優役で有名になった俳優・矢野浩二
○ 中国人に人気のファッションブロガー・TOKYO PANDA
○ 2013年木村伊兵衛写真賞を受賞した写真家・菊地智子……など。

☆寄稿のほか、楽しいコラム、在中日本人写真家、フォトジャーナリスト7人による
中国をテーマとする渾身の作品群も掲載。 中国の魅力あふれる1冊です。

■ 『在中日本人108人のそれでも私たちが中国に住む理由』 
在中日本人108人プロジェクト【編】  阪急コミュニケーションズ【刊】 
2013年8月30日【発売】
A5判・並製/248頁(巻頭8Pカラー)/ISBN978-4-484-13230-3/C0030
定価:本体1800円+税

☆阪急コミュニケーションズ書籍編集部 フェイスブック上のページ
https://www.facebook.com/hancombooks/events#!/events/559047217494170/

☆アマゾンでのご購入は
在中日本人108人のそれでも私たちが中国に住む理由

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日本はまもなく読書の秋。この本を共に、
中国への思いを、もう一度馳せてみてください。

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つれづれなるままに“日中関係”を(闲聊中日关系)

虽然很长但很值得读文章。今天是“终战纪念日”。
長いけど、読んで価値のある文章です。終戦記念日に。


闲聊中日关系
http://club.kdnet.net/dispbbs.asp?boardid=1&id=9418836

中国の中にも、冷静に日中関係を見ている人がいるものですね…。

日本語訳が間に合っていません…すみません。
中国語が読める方は中国語でそのまま、
日本語が読める方は、文字面で一定のご理解を…。

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”誤解”と”温度差”―歴史めぐる諍いは知識ではない

”誤解”と”温度差”

そうした「知識」以前の問題―心の認識にずれが生じ、
それが常に日中の諍いを生んでいるのかな…と、
思ったことが立て続けにあったので徒然と。

BBC中国語版に掲載された、
ブロガー安田峰俊さんの記事が炎上していると聞き、開いてみた…。
反日デモに関して「90年代以降」の人達に尋ねた記事だが、
本当だ、すごいコメントが並んでいる。

http://www.bbc.co.uk/zhongwen/simp/world/2012/10/121001_japan_china_author.shtml

内容は、微博に並ぶような罵詈雑言と違って、
英語もできる人が多く、きちんとした批判文が多いです。

しかし、そこに驚く言葉も散見されます。たとえば…
「二战后,历任的日本主政者都推行愚民的爱国教育,完全否定对邻国们的侵略」
(第二次大戦後、歴任の日本の政治指導者は愚かな愛国教育を行ってきた。
隣国の侵略については完全に否定してきた)


えええーっ!? 中国の子供達って、そ、そんな!?
「日本人がどういう教育を受けているか」って所まで教わるんですか?

そういえば中国に住んでいた頃、中国の友人に
「日本人は”正しい歴史”を学んでいないですよね」と言われ、
何を基準にして”正しい歴史”って言うのかなーー?と不思議に思ったことが何度か。
それってひょっとして、こう教わっていたからなのでしょうか?

もし、中国の皆さんがこれを大前提にした上で、
今まで歴史問題を語りあっていたとしたら、
それは根本的に話がかみ合わない訳です。
もちろん、侵略の歴史と今の領土に関しては繋げて考えませんので、
その辺はすれ違いがあることを承知の上で言います。

それにしても…逆に中国の愛国教育が中国の子供たちに染み込ませてきた
”誤解”は解けるような時が来ればと願うばかりです。

そして今日、NHKの「日中外交はこうして始まった」の再放送を見ました。

http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0930/

中国人スタッフも交えて作られた番組で、周恩来と田中角栄・大平正芳外相を分析。
極めて客観的に作られていたと思います。

司会は、NHKで中国といえば!の鎌倉アナ。彼女が最後に言った、
「中国の友人はすごく日本文化を好きになってくれている。
でも、歴史のことになると急に態度が豹変して発言も激しくなるところを何度か体験した」

これは、前述のことを含め、私も同じ体験をしたので同感だった。

で、そういう経験をするたびにふと思った。

日本人の場合、この一連で何が足りないかを考えると、それはおそらく、
中国の人たちほど、自らの歴史について”情熱をもって”学んで来なかった
あまり重要科目として扱ってこなかったところではないだろうか。

中国の人にいろいろ”誤解”されていることもあるだろうけど、
誤解を解くこと、ここはこう学んできた、と説き伏せることができない。
互いの認識には相違があって、決着をつけることなんてできないこと…
こうした歴史に対する心の”温度差”があること、自覚しなければと思う。

BBCに書き込んだ人たち、情熱持ちながらも文面はきわめて冷静な印象です。
日本人は冷静すぎるので、逆に、ここまで詳細に主張できるように、
もっとしっかり”自国の歴史”を学んでいく必要はあるかもしれません。
愛国教育ではなく、反中教育でもなく、もっとフラットに、ね。

きっちりと中国の人達に反論できるような情報を蓄えた上で、
日本への情熱を秘めつつも、冷静さを保ちながら、
妥協点を探っていくのが、理想なのかもしれませんが・・・

(今の日本+今の中国)÷2 的な情熱度合い
&バランスの取れた知識と情報。

やっぱり子どものころから身につけていないと、これは難しいのかも。

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名古屋市長の"南京事件はなかった"発言をかばう?中国語の新聞を考える

これは2月20日に最初に報じられたニュースだけど、
じわじわと波紋を呼んで話が広がって来ているので、
3月6日現在でまだ盛り上がった状態が続いています。

・・・

河村・名古屋市長:「南京事件というのはなかった」と発言
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120220k0000e040165000c.html

このことについて、先日、中国仲間と会食した時のこと…。

メンバーの1人が、在日華人向けの新聞(中国語)で
働く記者の方で、新聞を一部いただいたのですが、
その中で大きく取り上げられていたのが、この記事。

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... もっぱら、河村氏を責める論調かと思ったけれど、
このタイトルが「南京が"名古屋にNoと言う"のはおかしい」。

そして、詳細に以下のことを伝えていた。

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『戦争終結当時、自身の父親が南京にいたという河村氏は、
"当時の事件から8年しか経っていなかったのに、南京の
人は私の父親に対して非常に優しく接してくれた"と強調。
もし、大虐殺事件があったなら、南京市民は父親に優しく
接することはできなかったのでは、と話した。』

だから「南京事件はなかった」のだ、と…。

もともと、今年は日中国交正常化40周年であること、
胡錦涛政権から習近平政権へ変わろうとしている時期。
事を荒立てないようにしたいとの中国の思いもあるけど、

ひとまず、日中友好ムードに水を差した河村氏を
中国のメディアが、なんとかフォローしてくれているような
気もしなくもない、雰囲気を感じました。

今回はどことなく、日本の方が、
ちょっと事を荒立てて考えが先走っている所もあります…

しかも、日本人は見も知らぬことを、それなりに報道が自由
だからというだけで「正しい」とし、それだけを鵜呑みにし
知ったかぶりする傾向がある。

それはとてつもなく怖いことではないでしょうか。

・・・

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そういう話で4時間も盛り上がった我々。
池袋北口のいわゆる「リトル・チャイナ」で北京ダックを舌鼓。
でも、やっぱり丸ごとアヒルさんを持ってくる北京の
ダック屋さんに比べると、味気なかった鴨…(笑)。

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これは、いけふくろう(汗)

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「厠所在哪儿?」は使ってはいけない!(特に女性)

今日の話は、中国語をあまり知らない人向け、かも。
今後の中国語学習者、中国移住者のために、
あまりにもどうにかしたいので、アップしました。

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今週の週刊ダイヤモンドの「中国語」特集に載っていた、
中国語を覚える当て言葉に職場で読んで大ウケ!
「新人、拝托了(バイトら)よろしくね」とか秀逸です!
...
でも…その中でひとつ疑問が。
なんでまだ「厠所在哪儿?」があるんだろう?

これは10年前、テレビNHK中国語講座で、
「絶対使います」と言われて難しい発音も覚えたのに、
結局、1回使った時に笑われて以来使わなかった言葉です。

これ、日本語では「便所どこですかー?」に当たるので、
女性が使ったら笑われるのは当然です…

ちなみに、よく使っていた「トイレ」は「洗手間(Xi Shou Jian)」 
これ、ミスターチルドレンの「シーソーゲーム♪」のサビを
唄えば通じます。あのリズムで「しーしょうじぇーん♪」

中国語を知らない人も、中国大陸でトイレに困った時、
大きな声で唄いましょう♪はい、「しーしょうじぇーん♪」

PS.…誰か、NHK中国語講座の相原先生とお知り合いの方がいたら、
もう「厠所」は使える中国語じゃないって助言して頂けませんか(笑)
この写真にある一覧の著者も、相原先生みたいなのです…

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中国のお正月で新年会in南三陸町

お正月休みあけの4日。

日中の市民ビデオサークル「東京視点」の仲間と共に、
被災地へボランティアへ行ってきました。

目指すは、宮城県・南三陸町

この「ホテル観洋」というホテルの一室を借りて、
地元の被災した家庭の子供達に勉強を教える
「TERACO(テラコ)」を訪問し、そこの子供たちと
「中国のお正月」を楽しんでもらおうという企画です。

メンバー8人、朝6時に東京都内で待ち合わせ、
ハイエースに色んな「中国のお正月」グッズを積んで、出発!

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ぼんやりしているのは、スカイツリー・・・です。
ご来光を拝みながら、東北道を一直線に北へ、北へ。

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福島県と宮城県の間の吹雪にもめげず、北へ、北へ。

こうして6時間ちょっと…目的地の「ホテル観洋」は晴れてました。

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ホテルから、奇麗な海が見えます。
この海が、皆さんの生活を奪ったことなど考えられないくらいに…。

ホテルの一室にある「TERACO」。
受験を前に控えた受験生から、今後が楽しみな?小学1年生まで
たくさんの子供達がここで勉強をしています。

この子供たちとテーブルを囲んで、
「中国のお正月を過ごそう」イベントのスタート!

まずは参加する子達の名前を漢字で書いて、
そこにピンイン(中国の発音)を、ローマ字とカタカナで表記。
自己紹介では、中国読みで自分の名前を言ってもらいました。
(それにしても、私もピンインを書いたのですが、結構間違っていて
ネイティブのメンバーに書き直してもらいました・・・いかんいかん)

そして持参した「中国のお正月グッズ」ですが、
中国のお正月といえば…花火に爆竹! いや、だめだめだめ。
餃子! も、ホテルの部屋なので、匂いがこもるからNGとのこと。
など、中国では当たり前にできたことができない日本を痛感です。

が、こういうアイテムがありました!
今回、ハイエースに積んで持って来たものは…これだ(1.2.3)!

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「湯圓(Tang Yuan)」という餡入りのお団子。
地方によって違いますが、北京に住んでいた私は
満月になる15日目の「元宵」にこのお団子を食べていました。

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そして「中国結(Zhong guo jie)」(写真はイメージ)
一本の縄でここまでの飾りを作るお守り…いやもう芸術作品です。

更に私が持ってきたのは、北京時代に撮影した映像。
毎年北京で春節の大晦日を過ごす時にはカメラを回していました、
本場中国のお正月です!
このすさまじさ、映像だけでは子供達も
あっけに取られて理解できていなかった様子…でした。

この映像を上映しました。
http://www.daijob.com/images/uploads/videos/beijingtown080218.wmv

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そして、漢字クイズ!「熊猫」これなーんだ?
なかなか「パンダ」という回答に辿りつかないのがまた楽しい。
そうだよね、日本人にはわからないのが当たり前ですね。
景品は、パンダのぬいぐるみでした。

ちなみに、私が手にしている「越南(Yue nan)」は、
中国と国境を接する「ある国の名前」です。さて何でしょ~うか?

こういうクイズは、結構くらいついてくれました。
中国語を目に耳にすることって、珍しいですから、ね・・・。

最後に、受験生の子たちがいることから、
絵馬に願い事を書いて、預かってきました。

それを代表のKさんが後日、東京は太宰府天満宮の兄弟神社にあたる
「亀戸天神」に持参し、宮司さんにお願いして祈祷してもらいました。

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(追記)すると後日・・・
その中で、大学受験を控えてい子から連絡があって、
なんと!大学に合格したとのこと!今、被災した家庭の人たちは
金銭的にも苦しい状況にあり、浪人などできないプレッシャーも
大きかったと思います。おめでとう!本当に良かったです。

・・・

イベントが終わった後、ある子供のお母さんが迎えに来た折に、
「うちの仮設住宅に来てください」とのお誘いをいただいたので、
皆でハイエースに乗って、お邪魔させていただきました。

ホテル観洋から車で10分、高台に上ったところに、
その仮設住宅の並びがありました。海からは結構遠い印象です。

中は、部屋2つと一連の家の機能がついていました。
壁が厚くて外気の寒さは入ってきませんが、実は当初、
壁も窓も寒冷地仕様になっていなかったために改修工事も施したとか。
現地の建設業者なら、寒冷地仕様を知っているはずなのに・・・
段取りをした会社が東京など遠方の業者さんだったということです。

おいおいおい・・・。

震災が起きてから9カ月以上…
財産や貴重な品々、そして大事な人を亡くしただけでなく、
その後もこうした避難や仮設住宅、更に放射能・・・など、
色々な方面で翻弄されてきた子供たち。その心境を思うと
本当に「神様」は何をしているのだろう?と思ってしまいます。

中国結のお守りや、今日のイベントが、彼ら彼女らの力になって
くれると嬉しい限りです。

・・・

翌日。

実際に被災した場所を訪問しました。

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全員、その惨状はおろか、未だにそこに放置されていることに
言葉を失いました。敢えて残しておこうというのでしょうが
その計画すら、見えず。ただただそこに祈りをささげるしかできませんでした。

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震災。

…って、私にとってどういう存在なのだろう。

ここ最近、中国四川省大地震、ニュージーランド大地震、と、
立て続けに多くの死者を出す「大地震」なるものが私をかすめ、
ついにこの日本で、予測するに難かった「津波」「原発」が
新しい地震のカテゴリーに入ってきて。

一日も早い復興を…とは、未だに放置された現場を見ながら、
では、簡単に言うことはできないでしょう。

この現状を、できるだけ冷静に、でも他人事でないこととして
受け止めていく心のバランスが求められ、結構東京の私達も
心に見えない負担を感じた1年だったと思います。

日本中の皆さんが、一日も早く震災前の心境に戻って行けるよう、
祈ります。


≪おまけ≫

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写真は、震災後発足した南三陸町のFMみなさん(80.7Mhz)スタジオ。
今年3月31日までの期間限定プロジェクトだそうですが、延長しないかな・・・。
スタジオといっても、体育センターの廊下を改造した簡素なものですが、
ここから流れる情報や音楽に、避難所や町の皆さんは心を温められたと思います。

お疲れさまです。

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中国と日本“歴史”の差―“正しい歴史”の基準は?

前回の続き…

映画『1911』でちょっと気になったこと。

孫さんを応援しようと、海外の実業家がたくさんの支援を
送ったことが描かれた中、それがすべて欧米で、
日本からの援助については一切触れられていなかった話。

今でも日本が中国に対して行った「良いこと」は
中国メディアでなかなか伝えられないように(一部ありますが)
たとえ過去の歴史に触れた映画であっても、
「日本の支援もあって、国の土台ができた」
とは、絶対に描けないのでしょう。

こうした形で中国人に歴史が伝わることで、現在の日中関係に
少なからず変な軋轢が生じ、認識のすれ違いが起きるのは辛いです。
中国人が気づかず日本に悪いイメージしか抱かないこと、
日本人が気づかず「こんなに助けたのに、なんで中国は
日本が何もやっていないって言うんだよ!」と憤慨すること、
双方で溝が出来たままの平行線ができてしまうんですよね…。

最近、またも歴史認識について考えさせられることがあったので、
少しだけ追記です。

・・・

今、ここに生きている誰もが知らないような、
生まれる前のはるか昔に起きたことが"歴史"の大半です。
そんな、はるか昔のことについて、私たちは
「正しい」「正しくない」をどうやって判断できるのでしょうか?

先日、日本に住んで長い中国人の人と、あまり触れない
「歴史教育」について、ちょっと触れてしまいました。

「昔、日本語を勉強する学生に「日本人は“正しい歴史”を
学ばないですよね」と言われたけど、本当にそう思う?」

と質問したのです。

すると、日本に住んで長い彼女からも「そう思う」と回答。
しかしその理由を問うと、ちょっとずれていきました。

「中国人の学生は、分厚い歴史教科書で膨大な量の歴史を
覚えさせられます。それを一字一句全部覚えなければ、
大学受験に受からない。中国5000年の歴史を覚えるためには、
そんな分厚い歴史教科書が6冊もあって、大変なんですよ。」

つまり、その学習量に比べれば日本人はそれだけの“量”を
学んでいないでしょ、だから正しい歴史を知らないでしょ、と?

…私が聞きたかったのは“量”ではなく、
それが“正しい歴史か”か、ということだったのですが…。

その労力をあの場所で否定するのはお門違いだし、
それを問題にする訳ではなかったので、なんとなく流して、
突っ込みはしなかったのですが、やはり何か釈然としません。

つまり例えば、その膨大な量の教科書で事実と違うことを
学生たちに叩き込んでいたとしたら、あるいは隠していたら、
そして、その記録の中から重要な要素が抜けていたとしたら、
そして、その抜けた部分が実は“正しい”事実だったとしたら…
その分厚い教科書で学んだ中国●億人の学生は、
「自分はすごい量の歴史を知っている、だから正しいんだ」
という勘違い
をしながら“正しい歴史”と学ぶのでしょう。

上記の時点で、日中の認識がずれていることを実感したのですが、
では、私だったら“正しい歴史”とはどういうものかというと…

今の資料は、どの国のどんな資料も“100%正しいものはない”
というのが正直なところです。

そんな中、記憶に残る言葉がありました。違う映画ですが、
「ステキな金縛り」という映画の中で、歴史学者が
「その歴史の資料が間違っていたら、書き直さなければならない
と主張する場面があります。

歴史は常に研究し続け、もし今まで伝えられてきたものが
間違っていたとしたら、“正しい”と判明した方に修正することが、
歴史資料の正しい記録の仕方だと思います。
だから、歴史学者という学者や考古学などの学部があるのです。
そうやって、徐々に“正しい方向”に近づけて行くことが、
最大限出来得る“歴史”の正しい捉え方かな、と思うのです。

正直な話、私は学生時代、あまり歴史を勉強してなかったので
(公立大学の受験では、社会科で「地理」を選ぶと「歴史」は
必要なかったこともあり…地理はバッ“チリ”?ですが^^;)

その分、歴史教科書の年号や登場人物などに修正があれば、
すぐに脳味噌箱の歴史知識を新しく入れ替える余地があるから
こういうことを考えるのかもしれません。

地理なんて、気候変動や災害で簡単に記録は変わるし、
分裂や合併などで国名も自治体名も数も変わるし、
都市の人口みたいな数字モノなんて、常に修正されてますから。

歴史だって、変わって当然です。むしろ、動かない歴史資料を
全部頭に叩き込ませるよりも、一定の所まで教えたら、
後は子どもたちの興味や好奇心にまかせて、自分で調べ続けて
いくスタイルを取った方が、柔軟に歴史に親しんでもらい、
正しい歴史を追及していく姿勢を持てるような気もしますがね。

歴史をロクに学ばなかった私は、実際に中国に住んでから、
中国のあちこちを旅して、そこに展示されている歴史資料を観て、
「あ、中国ではこういう風に伝えているんだー」と覚えて、
それから日本で歴史資料を買うようになったものです。
まだまだ浅いけど、興味こそ物を吸収するきっかけなんですね。

個人的な見解ですが、興味を持って常に学び続けて行くこと、
それが結果として“正しい歴史教育”にはなるのかなと思います

長い時間、どんっと与えられた教科書で歴史を
覚えさせられてきた中国人の子供たちが、これまで一所懸命
叩き込まれた知識を「はい、今日から変わります」と言われ、
頑張って覚えてきた知識を覆すのは難しいでしょう。
ま、これも愛国教育・反日教育(敢えて)のテクニックでしょうか?

・・・結論・・・

いずれにしても、修正を繰り返す作業を行ううちに、
日中お互いが共通していた認識も資料に取り入れられることも
出てくるだろうし、近づいていくことも(遠ざかることも)あります。

常に「この歴史資料、どうなんよ?」とお互いに検討し続けていけば、
そのうち認識のずれも、軋轢も、少なくなっていくのでは
ないかと思うのですが、いかがでしょうか?

・・・

それにしても…

『1911』で、日本の寄付行為が一切伝えられなかったこと。

こういうのを見ると、果たして日本も、歴史歴史において、
本当に自国の歴史を曲げないで国民に伝えているのか?

…と、考えさせられます。


≪前回のエントリー≫
映画『1911』観賞―辛亥革命?建国?100年後の「孫文」さんを考える
http://koma.cocolog-nifty.com/emmy/2011/11/1911100-1d00.html

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「HASHI」~絵画イラスト展&写真展開催中! Cafe il soleへ行ってきた

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AAA(アートアラクアジア)が定期的に開催する
「旅する展示会」が、北京にやってきました。

テーマは、「HASHI~日本の食卓」

開催日時 7月1日(木)~10日(土)
開催場所 Caffe il Sole(カフェ イルソーレ)
       北京市朝陽区麦子店36号龍宝大廈1F
*バスでは、「安家楼」か「棗営北路」から歩いて行けます。

会場には、20点ほどの写真が掲載。
これ、値段がついているものは購入することができます。

・・・

ちょうど店長&珈琲店的太太たちスタッフがいたのでおしゃべり。
次のお芝居「喜劇学院」の準備に盛り上がってました。
ので、こちらも宣伝。

公演:喜劇学院

日程:7月9日(金)~11日(日)今回は3日間だけ!
時間:いずれも20:00~
場所:繁星戏剧村贰剧场
    西城区宣武門内大街妙手胡同64号
    地下鉄宣武門駅から2号線~A2(西北東出口)、4号線~E西(北出口)
チケット:150、100、50(学生)と、ペアチケットあり
チケット販売専用電話(日本語): 150-1117-5642

北京にいる人たち、よろしくお願いします。

・・・

Hi3g0119

この日、新メニューの「カレー」(試作)が登場。
具が大きい、日本の味?でした。

Hi3g0118

写真展「HASHI」
テーマ:日本の食卓
会場:Caffe il Sole(カフェ イルソーレ)
朝陽区麦子店36号龍宝大廈1F
電話:6592-5141

同時に、以下の場所でも開催しています。

絵画・イラスト展「HASHI」
テーマ:日本のお母さん
場所:文鳥珈琲(文鳥カフェさん)
会場:東城区前圓恩寺胡同14号
電話:8402-1138

企画・開催
AAA(アート・アラク・アジア)

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4月1日から「アメブロ」でもブログを始めることにいたしました。

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大陸浪人のススメ ~迷宮旅社別館~ の安田峰俊さんを囲んでin北京

「“第2次朝鮮戦争への地ならし?” 北朝鮮国境警備隊、
中国人銃撃で死者3名への中国軍事掲示板の反応」

から、

「日本の女子高生の制服を買っちまいましてね…。フヒヒw」

まで、

中国ネット界を日本語で紹介するなら右に出る人がいない、
というほど、中国の「ヲタ」世界を詳細に紹介するブログ。

大陸浪人のススメ ~迷宮旅社別館~
http://blog.goo.ne.jp/dongyingwenren

が、毎日20000アクセスを越える人気の
ノンフィクションライターの安田峰俊さんが来燕しました。
今回、幹事のしゃおりんさんにお誘いいただき、
鼓楼大街の「老北京」ホテル「竹園賓館」で、
おいしく楽しく、ひとときを過ごさせていただきました。

Img_1256
注:この料理は2010年2月16日に撮影したものです。

・・・

このブログに基づいた1冊
『中国人の本音 中華ネット掲示板を読んでみた』
が出版されたので、実物も拝読させていただきました。

安田さんは、大学時代から中国を主とする東洋史を専攻。
大学院でも中国研究を続け、サラリーマン、
研究者などに従事している間も、「2チャンネル」を熟読?し
今の一冊ができる基礎をつくられたそうです。

この、著書の背景には、安田さんの「独特」な経歴が
エッセンスとして隠れていますが・・・

これだけでも「自伝」が書けそうです。

・・・

今回集まったのは、安田さんがまさに書き下ろす
「中国ヲタ界」にリアルに?君臨するアニメ系団体の
幹事学生さんお二人と、日本の大学院生お二人、

そして、安田さんと同年代で、つい先日のニュースを
予期していたかのようなGoodTiming!的な一冊を
出版された、北京でIT企業を経営される山本達郎くん。

彼の一冊、タイトルを見るだけで「おっ!」と思うはず。
『中国巨大ECサイト タオバオの正体 (ワニブックスPLUS新書)』

「タオバオといえば、ヤフーとの提携」
ですが、ご本人がこの本を書き始めたのはニュースの前。
まさに、先見の明!? ヒットの予感です。

幹事のしゃおりんさん含め、非常に特徴のある優れた
方々と一緒になって、私が一番「・・・?」な存在。

ですが、私もいつかは本を書きたいな・・・と、
ひそかに計画を立てているところなので
(おっと、あまり言うと現実にならないので、ここまで)
実際に本を書かれた人たちとお話ができてよかった。

安田さん、
また、楽しい中日ヲタ交流の場をo(*^▽^*)o

1006301
安田さん(真ん中右より)と山本さん(その左)には
ご自身の著書を持っていただきました(*^ー゚)bグッジョブ!!
(写真は、しゃおりんさん提供)

今回参加された、本を出版された方~。

 

そして、しゃおりんさん。

お店紹介:竹園賓館レストラン
住所:旧鼓楼大街小石橋24号
電話:010-5852-0088

行き方は、かつての例をご参照♪
koma.cocolog-nifty.com/emmy/2010/02/post-3536.html


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